LEON SAINTE-ROSE / cante LA MARTINIQUE

リオン・サント=ローズ、1934年生まれ、島の太鼓を叩き、ビギンを歌い、バンブー・フルートを吹くマルチニックの詩人。 1959年のフォール・ドゥ・フランス暴動に参加し投獄され、その後もマルチニック独立の理想を捨てず活動を続け、みたび投獄され教師の職を追われてからは、田舎に住まい庭を耕作する生活の中で、音楽家として生きて来た人です(2020年現在86歳)。 そ …

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LA PERFECTA / L’INOUBLIABLE PERFECTA TOUT BAGAIL PARER

マルチニックで言うところの “カダンス” (ヘイシャン・コンパやサルサの影響〜後にズークの波に飲み込まれてしまった観ありますが、ズークとはまったく違うそのビッグバンド・カリビアン・サウンド)系グループ筆頭、ペルフェクタの1978年4&5作目のアルバム・カップリング!CDでは初入荷になるかも知れません。 1.Tout Bagail Pa …

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WINNY KAONA / EN CONCERT A LA GUADELOUPE EN DUO AVEC MOUNE DE RIVEL

この作、重要ですね! ライヴです。グァドループの女性歌手、ウィニー・カオナが、マルチニック系フランス生まれのクレオール系女性歌手先達、ムーヌ・ド・リヴェル(1918-2014) を招いてのビギン・ショウ! リリース年は不明ですが、もしかしたら、ムーヌ・ド・リヴェルのラスト・レコーディングかも?サックスはエドゥアルド・ベノワ! って言うか、ビギンのライヴ、それ …

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PIPO GERTRUDE / SAVAN’ BLÉ-A

マラヴォワのヴォーカルですね、ラルフ・タマールが抜けた後釜として、トニー・シャスールとともに奮闘していました。>こちら BUNBONIさんによれば、93年のソロ・アルバム以来、とのこと(無断リンクいつもすみません!感謝!)。ふ〜ん、こっちも歳とりましたけど、そっちも歳取りましたねえ、という感じ? 1989年、マラヴォワ初来日の時、トニー・シャスールは26歳、 …

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HERVE CELCAL / COLOMBO

再々々入荷!人気盤です。 1975年マルチニーク出身の俊英ピアニスト、エルヴェ・セルカルの2018年のセカンド作。マルチニークの太鼓歌ベレに捧げられた13年の前作『Bel Air For Piano』に続き、カリブの風を帆に受けたクレオール・ジャズを展開しています。 ショパンの「マズルカ」に着想を得たり、ニューオーリンズのセカンド・ラインを取り入れたナンバー …

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LYNNSHA / OVER & OTHER

>★ ワイクリフ・ジョンやロード・コシティー、アドミラルTなどにフィーチャリングされ、2004年にソロ・デビューしたマルチニック出身のシンガー、リンシャ。2008年にソウル・R&Bアルバムをヒットさせた彼女の2019年作最新作は、ぐっとオーソドックスなズーク・ラヴから、キゾンバ〜クレオールR&B等々、そろそろ、というかとっくに大人? 歌で聴かせるフ …

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ORLANE / HORIZONS LIBRES

13年、16年、そして19年の本作、3年毎にきっちり新譜を届けてくれるズーク女性歌手オルレーン、この19年作は結構ふるってますね!何と言ってっも同じ『クレオールつながりか、インド洋はセガのハチロク・ビートを取り入れたズーク(と呼ぶ必要は既にないのかも知れませんが…)!ほか、ストリングスが印象的なシックな曲から、ブルージーなR&B風、ボサっぽいギタ …

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DEDE SAINT PRIX / MI BAGAY LA

出ました!デデ・サンプリの新作、またしても無断リンク陳謝&感謝!>こちらで「掛け値なしの最高傑作」!!(とあり、問い合わせ殺到)、当方の計画性なしのヤリクリ関係の問題で遅くなってしまいましたが、やっと入荷しましたよ!お待たせしました!とりあえず、その音楽的体力の埋蔵量では、66歳なれど、やっぱりナンバー1かなあ、と、前作で感じ入ってしまいましたが、プラス、練 …

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TAMBOURS CROISES / CHAPTER 1

既に “chapter 2” はご紹介済みですが、以前入荷しなかった “chapter 1” が初入荷しました!グァドループ、マルチニック、レユニオンから集まった パーカッション・マスターたちによるクレオール系パーカッション・アンサンブル白熱! 1. Consolé Ou Maman (Pa Pléré) (V …

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GUY VADELEUX / PÉZÉ VLOPÉ, MI LANMON-NEW !

>★ ギイ・ヴァドルー、マルチニックのビギン系トロンボーン奏者による1994年作アルバム、実に久しぶりに再入荷しています! 2010年代になっても充実作をリリースしていますが、結局一貫してマズルカ、そしてビギンを演奏する姿勢は80年代から変わらず、ジャケのデザイン同様、なんともノスタルジーに溢れたアルバム。とは言え、電気鍵盤&シンセ使いで、少しばかり装いを新 …

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MAX RANSAY / MONT BENIT

  カリの叔父でもあるヴェテラン歌手マックス・ランセイ(1942-2003)のリーダー・アルバム。もちろんカリがプロデューサーを務めています。で、音づくりはカリならでは、生音中心でマルチニックの伝統を汲んだもの。潮枯れて哀愁をふりまきながらもリズミカル、韻を踏みつつ跳ねるようなマックス叔父の声はまさにフレンチ・カリブの島唄!90年代にマラヴォワやカ …

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MAX CILLA / LA FLUTE DES MORNES Vol.2

マルチニックのバンブー・フルート奏者、マックス・シラ(1944年生まれ)、1981年の>ファーストから7年目にリリースされたセカンド・アルバムの復刻です。20世紀初めには廃れてしまったという島のバンブー・フルート・ミュージックの復興につとめた演奏家でした。自己名義作品としては今のところ、ファースト&セカンド、2作のLPを残しているだけですが、アーチー・シェッ …

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