90年代の東京を代表する曲「東京は夜の七時」をキューバン・サルサ・アレンジでカヴァー! これはスゴイ!圧倒的! 数多くの「東京は夜の七時」を聴きましたが、これは異色にして出色! スペイン語?サルサ・カヴァー?知り合いのDJが喜びそう、などと思いつつ聴いたら、 じぶんがいちばんハマりました。 いまいちばんアナログ・7インチ化が待たれる曲。 とにかく1度聴いてみ …
続きを読む90年代の東京を代表する曲「東京は夜の七時」をキューバン・サルサ・アレンジでカヴァー! これはスゴイ!圧倒的! 数多くの「東京は夜の七時」を聴きましたが、これは異色にして出色! スペイン語?サルサ・カヴァー?知り合いのDJが喜びそう、などと思いつつ聴いたら、 じぶんがいちばんハマりました。 いまいちばんアナログ・7インチ化が待たれる曲。 とにかく1度聴いてみ …
続きを読む2013年にティンバレス奏者ヤレリス・マルティーネス・チャベスを中心に結成された、キューバの新進女性ダンス・バンド、ムラータ・ソンの19年のアルバムです。マノリート・シモネーが音楽監督を担い、ティンバ的なアプローチに、カーニバル音楽コンガで味付けたオスカル・デ・レオンのヒット曲「リキティアンド(リキティ!)」や、ラテン・スタンダード「キエン・セラ」を交えたり …
続きを読む1 Si Me Quieres Conocer 2 Se Parece A Aquel 3 A La Italiana 4 Un Poquito Al Reves 5 Bailalo Hasta Afuera (La Machucadera) 6 Vecina Presteme El Cubo 7 Olvidala 8 El Barniz 9 Cuando …
続きを読むティンバレス奏者ソエ・フエンテスにより1989年に結成された、キューバの女性主体とするバンド、カネーラの30周年記念盤となる2019年作です。女性主体というのは、ベースのヒセルダと共にフエンテスきょうだいの一員であるバンドのサックス奏者で音楽監督を務めるヘススが男性だからですが、実質的女性グループということになるかと思います。キューバン・サルサ系をはじめ、ラ …
続きを読むイサック・デルガド・バンドなどで活躍した後、スペインに渡り、パコ・デ・ルシアのグループにも参加したベーシストのアライン・ペレス。キューバ録音の2020年作となります。ラテン・グラミーのサルサ・アルバム部門にもノミネートされた17年作『ADN』に続き、バイラブレなキューバン・サルサを全面的に展開した内容です。チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番の出だしを1曲目 …
続きを読む1980年代からキューバン・サルサを代表する歌手として活躍してきたイサック・デルガド。キューバに戻ってリリースした2016年のアルバム『メイド・イン・ハバナ』に次ぐ、19年作です。なんというか、抜群の安定感です。安定感といっても、けっして守りに入っているというのではなく、余裕たっぷりなエースの期待を裏切らない活躍というか、堂々とした横綱の立ち居振る舞いとでも …
続きを読む元エミリアーノ・サルバドールのグループ~エネヘー・ラ・バンダで、現キューバでナンバーワン・ベーシストといわれるフェリシアーノ・アランゴがディレクションを務めるエルマーノス・アランゴの2019年作。バンド名が示すように、ヴォーカル/パーカッションのエウヘニオをはじめ、フェリシアーノの男女きょうだいが結集したバンドです。ルンバやサンテリーアといったキューバのアフ …
続きを読むキューバのマタンサス州リモナール出身の歌手/作曲家ルシオ・ラ・ヌエスの2019年作です。タイトルからもうかがえるとおり、キューバのヨーロッパ系農民を中心とした田舎音楽グアヒーラをベースとするスタイルですが、ピアノやトランペットを含むコンフントをバックに、輪郭のしっかりとした歌声で、ソンやボレロ、クンビア、バチャータなどをこなし、コンテンポラリー・ソン系に連な …
続きを読む1980年代キューバで圧倒的な人気を誇ってきたレベ・イ・ス・チャランゴン。名物リーダー=エリオ・レベが、97年に交通事故でこの世を去った後、その遺志を継いだ息子率いる“2代目”チャランゴンの2019年リリース作です。アルバム・タイトル&アルバム冒頭タイトル曲の「ウエアー!」とは先代父レベからの名物、バンドを鼓舞する雄叫び的掛け声ですね。2019年の来日時にも …
続きを読む言わずと知れたキューバを代表するダンス・バンド、ロス・バン・バンによる2020年の50周年記念作! 幕開けはバン・バンの70年代のナンバーのヒット・メドレーで、「グアラレー」など時のヴィンテージな音作りを取り入れつつ現代に蘇らせています。以降も「アンダ、ベン・イ・ムエベテ」「エル・ブエイ・カンサオ」「サンドゥンゲーラ」「アスーカル」など過去のお馴染みレパート …
続きを読むアナカオーナ、アスーカル・ネグラ、エネヘー・ラ・バンダなどでの活動歴のあるキューバン・サルサ系の女性歌手モニカ・メサの2019年作。トロンバンガ系のグルーヴィなサウンドによるサルサ系はもちろん、カメラータ・ロメウによるストリングスを配したボレロ、スペインのロス・ジャキスを招いたフラメンコ要素、ロス・パピーネスをフィーチャーしてのルンバ、カーニバル音楽コンガ、 …
続きを読むティンバ~キューバン・サルサの重要人物の1人レオネル・リモンタ率いるアスーカル・ネグラの2019年作です。ティンバの雄バンボレオに結成当時から参加し、ハイラのテーマソングとのいえる名曲「私は誰のまねもしない(Yo no me parezco a nadie)」を作曲。その後そのハイラと共にアスーカル・ネグラを結成しました。ハイラがソロ活動の増加で脱退し、その …
続きを読むロス・コンパドレス兄弟とは姉/妹の関係に当たる、歌手カリダ・イエレスエロ。セリア・クルース系のどちらかというとグアラーチャやソンなどのアップ系をキューバ色たっぷりの味わいで歌い継いできた人でした。本作は、ドイツのENDIRECTOというレーベルから1998年にリリースされたアルバム『コン・サボール』のジャケット写真が用いられていますが、内容は別もの。同名曲「 …
続きを読む全盛期のロス・バン・バンのサウンドを支えたピアニスト兼作曲家兼アレンジャー、“プピ”ことセサル・ペドロソ率いるロス・ケ・ソン・ソン。2014年リリース作です。「現在のロス・バン・バンよりもよほどバン・バンっぽいサウンド」と言われてきた、直球一本槍ではない、腰に粘るグルーヴ感と親しみやすく口ずさみやすいメロディー・ラインがロス・ケ・ソン・ソンならではですね。ゲ …
続きを読むキューバ音楽の王道!?ヌエバ・ソンの立役者=アダルベルト・アルッバーレスとそのグループ”彼のソン”、新作が登場しました。ソンという音楽が本来備えている野性のグルーヴを、今に蘇らせようとする野心作です。あるいは、ソンに立ち帰った原点回帰作と言えるでしょうか。とはいえ、バラーダやフラメンコ風、あるいはサルサ的な味付けも忘れず、あくまでも現在のソンと …
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