73年結成のキューバン・サルサ・バンドのセカンド・アルバム。USファンクとキューバン・リズムを溶け合わせたドラムとパーカッションのコンビネーションは当時のキューバでしか聴けなかった独特のグルーヴ!ロス・バン・バン、JPTなど一連のアーティストと共通点も見受けられますので、当時リズムの革新を競い合っていたのでしょう。それを聴くためだけに買ってもソン無しですが、 …
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続きを読む73年結成のキューバン・サルサ・バンドのデビュー・アルバム。USファンクとキューバン・リズムを溶け合わせたドラムとパーカッションのコンビネーションは当時のキューバでしか聴けなかった独特のグルーヴ!ロス・バン・バン、JPTなど一連のアーティストと共通点も見受けられますので、当時リズムの革新を競い合っていたのでしょう。これを聴くためだけに買ってもソン無しですが、 …
続きを読むコンフント・ロス・ラティーノスは、人気バンド、コンフント・ロベルト・ファスでヴォーカルを担当していたオルランド・レジェスにより1972年に結成され1970年代に人気を博したグループです。時は、キューバの伝統的なリズムに新しい要素を取り入れ、特にカーニヴァル音楽的要素の強いニュー・リズムが次々に開発されヒットを重ねた時代。そんな時代を反映し、ロス・ラティーノス …
続きを読むコンフント・ロス・ラティーノスは、人気バンド、コンフント・ロベルト・ファスでヴォーカルを担当していたオルランド・レジェスにより1972年に結成され、1970年代に人気を博したグループです。時は、キューバの伝統的なリズムに新しい要素を取り入れ、特にカーニヴァル音楽的要素の強いニュー・リズムが次々に開発されヒットを重ねた時代。そんな時代を反映し、ロス・ラティーノ …
続きを読む1985年発表の10作目。「ラ・アバナ・シー」「セ・ムエレ・ラ・ティーア」、メレンゲ・ソンの「キエン・ビエン・テ・キエレ・テ・アラ・ジョラール」などを収録し、コンスタントにキューバでヒットを連発していた当時のバン・バン人気も、なるほど納得させる内容です。さらにフアンの右腕プピ・セサル・ペデロソの代表作の一つで独立後に再録音された『ブエナ・ヘンテ』も収録され双 …
続きを読む1982年発表の7作目。バン・バン人気を定着させていく、タイトル曲の「エル・バイレ・デル・ブエイ・カンサオ」などを含むヒット作です。中期バン・バンのスタイルが固まりはじめたころのアルバムで、多くの曲でチャンギートはキット・ドラムではなくティンバルを叩くようになりリズム・セクションはよりキューバ的なスタイルになっています。ペデロ・カルボ、イスラエル・サルディー …
続きを読む1980年発表の6作目。トロンボーンを導入し、中音域を強化したアンサンブルになってからの初アルバムです。大きな人気を獲得するその後のバン・バン・サウンドにぐっと近づいていますが、チャンギートはまだドラム・セットを叩き、エレキ・ギターの音なども聴くことができます。前作同様作曲とアレンジに後のNGラ・バンダのホセ・ルイス・コルテスが参加し重要な役割を果たしていま …
続きを読む1979年発表の5作目。一曲目のUSAのブラック・ミュージックのパロディーかと思えるような雄叫びに驚かされます、かなり凝った楽曲で後のNGラ・バンダのリーダー、ホセ・ルイス・コルテスが作曲を担当してます、チャンギートを始めリズム・セクションのソロ、ホセのフルート・ソロも印象的です。そして、とてもグルービーなプピ、セサル・ペデロソのナンバーも印象的。リーダーの …
続きを読むロス・バン・バンが1969年に吹き込んだ、記念すべきファースト・アルバム (Areito盤LP〜写真向かって右)。ロス・バン・バンは、オルケスタ・レベなどを経て独立したベーシストのフアン・フォルメルが結成し、良くも悪くも、チャランガ編成(フルート&ヴァイオリンを活かしたバンド編成)に、ビートルズをはじめとする欧米ポップからの影響が顕著なサウンドが特徴でした。 …
続きを読むロス・バン・バン、アダルベルト、エネヘーなどと並び1980年代からキューバン・サルサ(コンテンポラリー・ソン)をひっぱてきたひとり、大御所パチート・アロンソの2010年作が入荷しました。偉大な父親パチョ・アロンソから引き継いだバンドを発展させ、ソンや革命後のニュー・リズムを核とした骨太なキューバン・サルサを展開、今のシーンを引っ張っている多くの中心人物達がこ …
続きを読むキューバン・サルサ、なかでもハードコア&ファンキーなサルサであるティンバのオリジネイターでありトップ・グループであるチャランガ・アバネーラの2年ぶり新作です!本作は、リーダー=ダビ・カルサードとともに、稀代のプロデューサー、フアン・マヌエル・セルートが共同でプロデュース。2008年から加入のボーカル、ラサロ”ラチー”マヤは歴代のチャランゲロの中では異色で低め …
続きを読むイサック・デルガド2011年作です。前作がボレロ、バラード集でしたが、本作はキューバン・サルサを中心の作。プロデュースは、イサックがソロとして活動し始めキューバで人気絶頂だった90年代の作品の多くを手がけていた朋友アライン・ペレス(現在スペイン在のベーシスト)が本当に久しぶりに行っています。まさに原点回帰ということでしょう、サウンドはイサックの甘~いヴォーカ …
続きを読む★ルイス・バジェ&アフロ・キューバミーゴス / ジェマヤ・アフロ・スイート ルイス・バジェ率いる強力ラテン・ジャズグループ、ジェ&アフロ・キューバミーゴス待望の新作。キューバ、ハバナ生まれのルイス・バジェ、兄弟5人全員がミュージシャンという5人強台の末っ子。(3兄はキューバの人気歌手YUMURI、4兄MARACAは2003年グラミー賞、ベスト・サルサ・アルバ …
続きを読むキューバン・サルサ系を代表するバンド、エネヘー・ラ・バンダ。そのリーダー、ホセ・ルイス・コルテスは、イラケレ出身でそこを脱退後エネへーを立ち上げ、キューバ音楽界に一時代を築いた大アーティストです。そのバンド22周年を記念して企画された2枚組アルバムです。ティンバの元になったような突進系グルーヴ感一杯の曲から、バカテク全開のジャズまで、流石の内容。しかもホセ・ …
続きを読むティンバ~キューバン・サルサの重要人物の1人レオネル・リモンタ率いるアスーカル・ネグラの2011年新作です。あのティンバの雄バンボレオに結成当時から参加し、ハイラのテーマソングとのいえる名曲「私は誰のまねもしない(Yo no me parezco a nadie)」を作曲。その後そのハイラと共にアスーカル・ネグラを結成。ハイラは、ソロ活動が多くなったため脱退 …
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