THE DISORIENTALISTS / WHO WAS ESSAD BEY?

ジューイッシュ音楽のスター達が集結したスーパー・トリオが謎多きユダヤ系著作家の生涯に迫る バルカン・ビート・バンド、ロートフロントのリーダーであり様々な東欧/ロシア系コンピレーションの制作を手がけるウクライナ出身のDJ、ユーリ・グルズフィー。北米出身のクレツマー新世代の中心人物、ダニエル・カーン、そして紅一点のモルドヴァ出身の女優/歌手マリーナ・フレンク。こ …

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KOTTARASHKY & THE RAIN DOGS / CATS, DOGS & GHOSTS

新世代バルカン・ミュージックの人気バンド! ブルガリア出身の音楽家/作曲家コッタラシュキー率いるバンドが“ザ・レイン・ドッグズ”。新世代バルカン・ミュージックの代表格として名門レーベル“AsphaltTango”からアルバムを発表してきた彼らの最新作がこちら。ジャズやファンクのグルーヴを中心に、独自のバルカン音楽をここで探究しています。 ▽参考

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MUAMMER KETENCOGLU, SUMRU AGIRYURUYEN, AYTUNC NEVZAT MATRSCI, RAHMI GOCMEN / THE BALKAN JOURNEY

ブレナ・マクリモンは抜けてしまい、女性歌手は一人になってしまいましたが、その分、地味な味わいで、今作においても、バルカン~ギリシャに通じるトルコ系ルーツ・ミュージックを端正に聞かせる“アイデ・モリ”の07年作久々の再入荷です。本作では、アイデ・モリとは名乗らず、男声&アコーディオン/女声&マンドリン/クラリネット&サックス/男声&パーカッションと、それぞれ4 …

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KAL (2006)

バルカン・ジプシー・ファン注目! セルビアが誇るロックン・ロマ・バンド! セルビア共和国の首都、ベオグラード近郊で誕生したジプシー・バンドがカル。バルカンのジプシー音楽やバルカン・ブルースといった音楽に、ロックンロールのスタイルを取り込み、さらに21世紀らしいダンス・フロア仕様のアーバン・サウンドを作り上げました。ちなみに“カル”とはジプシーたち …

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VA FAN FAHRE / AL WA’ DEBT

05年デビュー・アルバム、ベルギーの大所帯クレズマー=バルカン=アラビック生音系ミクスチュアー・バンド、ヴァ・ファンファーレ2010年の3作目〜ヴォーカルはモロッコ系女声、アイシャ・ハスケル! 1 Monopoly Inc. Disclosure 1:52 2 Nighttrain To Beirut 4:34 3 Akwa Melly Fat 4:57 4 …

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FINZI MOSAIQUE ENSEMBLE / BALKAN MEDITERRANEEN GIPSY

ギター&ウード奏者のジル・フィンジ率いる8人組 フィンジ・モザイク・アンサンブル のデビュー・アルバム2012年作(そのモザイクというのはメンバーのルーツや音楽性のモザイクを意味するんでしょう)。トニー・ガトリフ監督に見いだされたというカタロニア出身の紅一点、ヌイラ・ロビラ・サラートの爽やかかつ艶やかな歌声が何と言っても魅力的です。が、バルカン〜トルコ〜イベ …

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AMIRA MEDUNJANIN / SILK & STONE

☆アミーラ/絹と石 サライェヴォの歌姫ふたたび〜バルカン半島の複雑な歴史とメランコリー! 2011年にリリースされた前作が高く評価されたアミーラ(・メジュニャニン)。彼女は故国ボスニア・ヘルツェゴヴィナの都市歌謡であるセブダ(あるいはセブダリンカ)の歌手だ。この音楽は、かつてこの土地を支配したオスマン帝国のイスラームの音楽文化と、バルカンのフォーク・ミュージ …

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TRAM DES BALKANS & VIOLAINE COCHARD / TOCCA TRAM

アコーディオン、クラリネット、トランペット、ベース、ヴァイオリン、三声男性ポリフォニーなどでバルカン風なタラフ・ミュージックをする男性5人組が、バロック・クラヴサン奏者の女性、ヴィオレーヌ・コシャールと組んで、バッハ、ヴィヴァルディを含むバロック音楽のレパートリーと、種々雑多混合のワールド系オリジナル曲を演奏するバルカン・バロックなアルバムです! (サプライ …

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URIEL KITAY / BALKAN SPICE

イスラエル出身のミュージシャン、ウリエル・キタイが世界中を旅し、訪れた土地々の音楽を紡ぐバルカン・サウンド。2005年からアルゼンチンを拠点に活動するウリエル・キタイは、20歳を期にトルコ、チェコ、フランス、スペイン、イタリア、エジプト、アメリカ、ジャマイカ、中南米と様々な国に音楽の研究の旅に出て得た経験を基にファースト・アルバムとなる本作を制作。バルカンの …

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AYDE MORI (Muammer Ketencoglu, Brenna MacCrimmon, Sumru Agiryuruyen, Cevdet Erek )

トルコKalan制作人気CD~ “アイデ・モリ” の01年作です。このユニット、実はミュージック・ラフ・ガイドの “バルカン” 編にも収められ、既に欧州では評価されているみたいですが、なるほど面白い。もともとギリシャ音楽に傾倒していたイズミール出身のアコーディオン奏者が、ババズーラの女性ヴォーカル、ブレンナ・マクリモン含む二人の女性歌手、そしてパーカッショニ …

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BEY LEY BEY TRIO / MAUVAIS OEIL

ベイ・レル・ベイとは「親分中の親分」という意味のトルコ語。FLORIAN DEMONSANT (Accordion)、LAURENT CLOUET (Turkish clarinet)、WASSIM HALAL(Darbuka, daf, bendir)の3人による、トラディショナルなイムプロヴィゼーション20トラック。(サプライヤーインフォより) △参考

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GEORGE DALARAS & GORAN BREGOVIC / TESSALONIKI – YANNENA ME DIO PAPOUTSIA PANINA

1997年の名作~ギリシャ最高の男性歌手 VS 当時売り出し中だったボスニア・ヘルツェゴヴィナの才人ゴラン・ブレゴヴィッチとのコラボレーション~バルカン半島と東地中海音楽との出会い、見事です。年月を経て聴いてみても、色褪せるものがありません。ダラーラスがバルカン・ブラスをバックにダフマーン・エル・ハラシの “YA RAYAH” をカヴ …

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DARKO RUNDEK & CARGO ORKESTAR / RUKE

旧ユーゴスラビアのカルト系ロックバンドHAUSTORの中心人物で俳優、詩人としても活躍するクロアチア人ダルコ・ルンデクが、移住先のパリで結成したバンド、カルゴ・オルケスターの2004年初アルバム。ブラス、バイオリン、ギターを中心としたシャンソン系のサウンドに独特のダミ声。バルカンのトム・ウェイツとでも言いましょうか。 (大半の曲を試聴できます) http:/ …

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FINZI MOSAIQUE ENSEMBLE / LA BUENA HORA

ギター&ウード奏者のジル・フィンジ率いる8人組 フィンジ・モザイク・アンサンブル のセカンド・アルバム(そのモザイクというのはメンバーのルーツや音楽性のモザイクを意味するんでしょう)。一聴して、トニー・ガトリフ監督に見いだされたというカタロニア出身の紅一点、ヌイラ・ロビラ・サラートの爽やかかつ艶やかな歌声が何と言っても魅力的です。が、バルカン〜トルコ〜イベリ …

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JARO MILKO & THE CUBALKANICS / CIGARROS EXPLOSIVOS !

ナチュラルさとフェイクっぽさが交錯するチーチャ×バルカン音楽の衝撃! 中心人物ヤロ・ミルコはスイス生まれですが、ご両親は(旧)チェコ=スロヴァキアの出身で長年バルカン音 楽をパフォーマンスしてきたミュージシャンでした。その影響からまずヤロはジャンゴ・ラインハルトに代表されるジプシー・スウィングに傾倒。バンドも結成 していましたが、ガール・フレンドとキューバに …

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BAJKA / ZAIENDNO!

ハンガリー、ブルガリア、セルビア、マケドニア、アルメニア、クレズマー…なんでもござれの超絶5人組バジカ(クラリネット、アコーディオン、トランペット、スーバソフォン、打楽器)。15 年選手にして4枚めのアルバム。「ザイエドノ!」とはセルビア語で「一緒に」という意味。一緒に旅し、一緒に歌い踊る音楽!(サプライヤーインフォより) △参考

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L’ATTIRAIL / KARA DENIZ

フランスの空想バルカン~ジプシー~東欧バンド、ラティライユのバンドとしての7作目。古いもの好きのバンド・リーダー、グザヴィエ・ドメリアックが、旧共産圏への憧れがきっかけで、がらくた同然の楽器を集めて始めたバンドがこのラティライユです。まるで「ニーノ・ロータとゴラン・ブレゴヴィッチ共作の映画音楽」のようなどとも喩えられる彼等がこのアルバムで打ち出したのが「黒海 …

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L’ATTIRAIL / LA BONNE AVENTRE

パリの彷徨えるミクスチャー・バンド~ラティライユ新作です。バルカン~オリエント指向は健在、アコーディオン、クラリネット&ブラス、ガイタ、ウードやギター、マンドリン等々にジプシー&アラビックな風味を効かせながらも…、この人たちの場合は、炸裂するブラス、というのではなしに、どこかダウナー、盛り下がりの美学があります。スカ・ビートやバルカン風変拍子、ミ …

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