主に在米チカーノ系ほか、合衆国のマイノリティー音楽を扱っていますが、いずれ、当店ならではの北米音楽もセレクトして行きたいと思っています。

ASHIA & THE BISON ROUGE / DIESEL & LUNGS

ポーランド第4の都市ヴロツワフで生まれ、現在はアメリカ・オレゴン州ポートランドを拠点に活動を行っているアーシャ・グルゼシックは、チェロの弾き語りを聞かせるシンガー・ソングライター。これまでにシルク・ドゥ・ソレイユの公演にフィーチャーされたほか、数々のグループでの活動や舞台音楽などに携わってきた彼女が立ち上げたソロ・プロジェクト第一作がこちら。ここではポーラン …

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V.A. / STRANDED IN USA, EARLY SONGS OF EMIGRATION

20世紀前半音源~多彩なUSイミグレーション・ミュージックをコンパイル!全26曲で繰り広げられる人種の“サラダ・ボール”状態です。互いに溶け合わず、あくまでも自らのエスニシティーを主張するSP録音集~アイリッシュ/フィニッシュ/ジューイッシュ/グリーク/ノルウェイジアン/ポルトギーズ/メキシカン/プエルトリカン/イタリアン/ポーリッシュ/ウクラニアン/スイッ …

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V.A. / THE ROOTS OF SKA 1942- 1962

またまたです。カリブから北米まで何でもござれのフランス屈指の音楽評論家ブルーノ・ブルム選曲監修ということで、ジャマイカン “スカ” の誕生へ至る入り組んだ道のりを辿った野心作3CD〜合衆国の音楽的沃野からカリブ海をさかのぼりジャマイカへと流れ込み、現地ドメスティックな混血音楽の中で変容熟成されて行ったスカ・ビート、そんな過程を解き明かそうという3CD全69曲 …

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AKOYA AFROBEAT / PRESIDENT DEY PASS

アコヤ待望のセカンド・アルバム!フェラ・クティが逝って今年で10年、現在、見渡せば世界中にフェラの巻いた種子が芽を吹いて、さまざまな形でアフロビートは進行しているわけですが、そんな中、最もフェラの意志、指向性、音楽性を受け継ぎ実践し、次代のアフロビートを請け負っているのは、このアコヤ・アフロビートだと確信させてくれるような内容です。何と言っても、ジャケットを …

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ANTIBALAS

ノリがいいからとか、カッコイイからとかでアフロビートを演るのはダメ、と言うつもりはないけど、やっぱりフェラ・クティの精神性を継ごうという意志もないアフロビートなんて、つまらない、かも知れません。そういうバンドが馬脚を現しているかも知れない昨今のアフロビート・ブームの中、やっぱりアンティバラスはキッチリ決めてくれました!フェラの精神性がそこにありますよ。でもっ …

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ANTIBALAS / GOVERNMENT MAGIC

フェラ’ズ・チルドレン/ネオ・アフロビートの最前線を張っているアンティバラス新作=USオンリーでウェブ&ライヴ会場で売られていたシングル+最新12インチEP曲等が収録された7曲47分!~日本発売のみのミニ・アルバムとなっています。決して、寄せ集め風に聞こえないのは、その音楽性が一貫しているからですね。

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ANTIBALAS / WHO IS THIS AMERICA ?

すっごいですねえ…、10点満点です!NYの多国籍アフロビート集団=アンティバラスが一皮むけました!フェラが逝った年に結成されて以来、3作目になるこの新作~特にヴォーカルとホーンズ、そしてパーカッションが秀逸です。今まで以上に70年代フェラ・サウンドを深く掘り下げ、今まで以上に戦闘的/反アメリカ、反戦的なプロテストを盛り込み、音ばかりでなく精神にお …

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ANTIBALAS / SECURITY

USアフロビート・シーンをリードするアンティバラス~06年のミニ・アルバムを経て、07年全曲新録作が届きました!レーベルは ANTI/プロデュース&エンジニアリングはトータスのジョン・マッケンタイア~USインスト系ポスト・ロックの重鎮…ということで、何が変わらず、何が変わったのか、というところが注目されるわけですが、まあ簡単な言い方を許していただ …

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