チャラッチョウ・アシェナフィ、1966年エチオピア北部のタナ湖にほど近いゴンダル生まれ、デブル・テイバー育ち(ゴンダルやデブル・テイバーというタナ湖周辺の街は、マシンコ弾き語りによる風刺と即興の吟遊詩人、アズマリの伝統が最も濃く残された地の一つだということです)、若くしてアジス・アベバへ移り、アズマリベッド(民謡酒場?)で活躍するようになり09年にソロ・アル …
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続きを読む世界最長の川であるナイル川の音楽的伝統をすくいあげるため、スーダン、南スーダン、エチオピア、ヌビア、エリトリア、ウガンダのナイル川流域の国々の出身者18名の音楽家が一堂に会したナイル・プロジェクト(>メンバー)。ファーストアルバムはヌビア、現エジプトの町アスワンがテーマ。アラブからの影響が強いヌビアやスーダンの旋律&音頭グルーヴ、エチオピア音階のサックスや、 …
続きを読む森田潤さんお買い上げ、って、個人情報ですが。 ジャケの写真がボケボケすぎ、しかもアラビア語表記のみなので、手に取った瞬間「コイツいったい何時の時代の誰なんだ! 生きてるのか? それとも既に死んでるのか? でも、このジャケじゃあ、店の片隅で10年間は眠ることになりそうだなあ」と店主は思ったそうですが、何を言いますか! 読めないアラビア文字を無理矢理解読するとタ …
続きを読むレバノンが生んだ最大のスター、ファイルーズのご子息であるジアド・ラハバーニーは現在もその母をプロデュースするだけでなく、自身でも多くのソロ・アルバムを発表している実力派の音楽家。そんな彼がシリア・ダマスカスで行なったライヴを収録した1枚。その熱狂的な声援から彼の人気がうかがいしれますが、ここではオーケストラやゲスト・ヴォーカルも加え、多彩でスケールの大きな楽 …
続きを読むイラクのサドルシティ出身の男性湾岸ポップ歌手ハテム・アルイラキの2014年作。一聴するとインドのバングラのように聞こえる三連の曲などもありますが、それも東アラブ〜湾岸のリズムです。10年ほど前のUS産R&B〜ヒップホップを思わせる打ち込みと湾岸のいびつなストトト・リズムが組み合わさり、他にあまり聞いたことのないアーバンな湾岸ミッドナイトR&B …
続きを読むレバノンを代表するベテラン女性歌手ナジワ・カラムの2014年パリでのライブアルバムです。スタジオアルバムではいまどきの若作りポップばかりの彼女ですが、ライヴとなるとアラブのストリングス・オーケストラ、西洋エレキ楽器、コーラス隊を加えた大編成アンサンブルにより、ヒット曲も大幅にアレンジされ、正統派アラブ歌謡歌手としてたち振る舞っています。全9曲聴き応えばっちり …
続きを読むアムル・ディアブに次ぐエジプトの筋肉派アイドル歌手タメール・ホスニーの2014年最新作。 こちらはアムル・ディアブ以上にイケイケのEDMが中心で、バラードやチャカポコリズムの曲もやはり用意されています。 そしてAKONとデュエットも一曲収録。以前もSNOOP DOGとデュエットしていたタメールですが、欧米への進出も常に頭にあるのでしょう。AKONと言えば、日 …
続きを読む毎年、ファンの期待を裏切らない理想のアイドル作品を発表し続ける「エジプトの郷ひろみ」ことアムル・ディアブの2014年最新作。今回も経年劣化なしのアラブ・ポップ・アイドルです。ハウスあり、ボサあり、チャカポコリズムあり、哀愁のバラードあり、アラブの最新音楽事情を知りたい人はマストの内容となっております。
続きを読む1 Goye Kur 6:24 2 Inchana Massina 5:13 3 Roucky 8:18 4 Dofana 7:31 5 Karaw 6:28 6 Hawa Dolo 5:47 7 Cinquante Six 5:31 8 I Go Ka 3:59 9 Yenna 5:54 10 Mahini Me 5:24 Acoustic Guitar, …
続きを読むマリオス・トカス(1954-2008)キプロスのリマソルで生まれたレベーティカ〜ライカ系作曲家にして歌い手、1975年、哲学を勉強するためにアテネに〜同時に、音楽家としてのキャリアを開始。ディミトリス・ミトロパノスはじめ、ヨルゴス・ダラーラス、ヤニス・パリオス、ディミトラ・ガラーニ、グリケリア、カテリーナ・クーカ等々、78年から、多くの歌い手達と連名コンポー …
続きを読むエレーニ・ヴィターリ 2008年の最高傑作!? のような気がするアルバム またまた再入荷です。 ハリスの陰に隠れていたような気もしますが、実力は迫ってますね、というか、資質がちょっと違いますが…、ある意味、ギリシャ歌謡のディープな表現の21世紀的発露においては、このエレーニの作で聞けるこの歌声は、最高かも知れませんね。 1 Απ’ Τ …
続きを読む★フランコ&T.P.O.K. JAZZ / 思い出の70年代 フランコの偉大な点のひとつに、多くのミュージシャンを世に送り出した功績があげられると思います。このアルバムにフィーチュアーされた歌手、音楽家達も皆その後の、自らの楽団を率いて活躍した人ばかり。そして結成20周年を迎えたこの70年代後半は、O.K.ジャズ第二の黄金期と言うべき、実り多い時期でした。 …
続きを読む☆スンガロ・クリバリ/ライヴ 成熟したアンサンブルと迫力あるジェンベを聴かせる遺作! 日本で人気の高い打楽器のひとつ、西アフリカ原産のジェンベ(ジャンベ)・ドラム。スンガロ・クリバリ(1955~2004)はその最高の演奏者のひとりとして知られていた人物だ。本作はそんなクリバリが生前にパリで録音した最後のライヴ・レコーディング・アルバム。〈フレッツ・ミュージッ …
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