エル・アンカに次ぐ、シャアビ黎明期から活躍したユダヤ系男性歌手、名作曲家にしてヴァイオリン奏者、リリ・ラバッシのMLPレーベル、“ダブルベスト” です。 ユダヤもアラブもベルベルもフランスもありませんね、アラブ古典からアル・アンダルース音楽、そしてシャアビを縦断し、パリでも活躍した音楽家でした。ブロン・ブロン、リリ・ボニッシュ、エンリコ・マシアス等にヒット曲 …
続きを読むエル・アンカに次ぐ、シャアビ黎明期から活躍したユダヤ系男性歌手、名作曲家にしてヴァイオリン奏者、リリ・ラバッシのMLPレーベル、“ダブルベスト” です。 ユダヤもアラブもベルベルもフランスもありませんね、アラブ古典からアル・アンダルース音楽、そしてシャアビを縦断し、パリでも活躍した音楽家でした。ブロン・ブロン、リリ・ボニッシュ、エンリコ・マシアス等にヒット曲 …
続きを読むマグレブ愛好者にはエッサウイラのグナワ・フェスティヴァルのプロデューサーとして知られるジャズ・ドラマーのカリム・ジアド。シェブ・マミ、ONB、グエン・レ、ボーヤン・Z、ジョー・ザヴィヌル等との共演を経て、ジャズ&ワールド両刀使いボーダーレスな5枚めのアルバムとなります!
続きを読むオラン生まれ、1996年デビュー、現在はマルセイユを拠点に活躍するシェブ・ビラルの2013年作です。シェブ・マミが潜伏中の今となっては、ハレドの次に人気があるのはやっぱりタリアニとかジャポネとか、そしてこのビラルでしょうね。アルジェリア~在仏アルジェリアンの間では超ビッグネームですから、MLPレーベル久々のライ・リリースもうなずけます。とにかく絶好調ぶり&ラ …
続きを読む…ロバに乗った男が、遙かアトラスをいただく砂漠のマーケット・プレイスへ降りて行かんとするジャケットも秀逸ですね。タイトルは”イスラム市場原理”とでも訳すんでしょうか…。(スークとはイスラム圏のマーケット/市場のことで、雑多なモノ、様々な要素がミックスしながら共存するというようなことも意味するでしょう。)メジャー移籍第一弾にして、フラン …
続きを読む日本語訳詞付きにて国内リリース!マトゥーブの遺作/ラスト・アルバムが入荷(07年のオリジナル・ジャケ再プレス盤で、今回、同時再入荷のベストCD “UNE VIE”とは1曲のみ重複)!~その死(射殺)の直接的な原因を生んだともされる問題作であり、1998年、亡くなった年にリリースされた正真正銘の“遺作”となります。常と変わらずアラブ・ア …
続きを読むターキッシュポップの女王セゼン・アクスの09年新作は二枚組大作CD。1973年生まれの映像作家ジェヴデト・エレクの四つの作品を収めたDVDが付属。彼はアイデ・モリの一員でもあるようです。CDはかつてのターキッシュポップから彼女のお気に入りの曲を自他ともにカヴァーした全29曲を収録。一枚目はアコースティックで穏やかなアレンジ。二枚目はジェザやクヴァンチKら、ト …
続きを読むトルコのユーミン、という風評もありますが、どちらかと言うと中島みゆき?ま、どっちでもイイんですが、彼の国でもっとも重要な歌手のひとり、セゼン・アクスが3年ぶりとなる新作をリリースしてくれました(08年作)。通算21枚目となる本作のオリジナル・タイトル“デニズ・ユルドゥズ”とは海の生物ヒトデのことだそう。どういうタイトルなんだか、よくわかりませんねえ。が、とに …
続きを読むJOUJOUKA でなく JAJOUKA ですね、アトラス山系のジャジューカ村の先祖伝来マスター・ミュージシャン現行組は JOUJOUKA と名乗っています。同じ村出身ながら、村八分状態(?)のバシール・アタールが率いたのが JAJOUKA ということで、故郷を離れ活動していたわけですが、本CDには、そんなバシール組ジャジューカの90年代録音を中心とした過 …
続きを読むオスマンの時代をロマンティックに表現するトルコの売れっ子作曲家、ジャン・アティラの05年作~ミスティックかつトラッドな、インスト中心の作品ですが、曲によってフィーチュアーされる女声がなかなかOKですね。トルコっぽいというよりはギリシャ風、哀愁あるサッパリとした歌声を聞かせ、サズ&ダルブッカのベリーダンス・ビートに軽く乗る感じの、冒頭のヴォーカル・ナンバーが秀 …
続きを読む【パリ入手盤 1 】Cheb Akil "Best of Akil"まずはライの新譜から聴き始めた。今回バルベスの Fassiphone で真っ先に薦められたのがアキルのベスト。確かに歌は上手いし、バックも堅実なサウンド。でも少し新鮮味に欠けるかと思ったら、彼 2013年6月14日にモロッコで自動車事故死していた。享年38。 pic.tw …
続きを読む2008年末の作~ライ中堅/人気男性歌手、と言っていいかと思います。~イケイケ・スークースの人気グループ、マジック・システムとの共演で一躍有名になってしまった観がありますが、歌の実力には以前から定評がありました。ブラス、というかブラス風のキーボードを多用しつつ、どこか浮遊感のあるバッキングで、レッガーダやスタイフィやレゲトン?の要素も散りばめながら、今作では …
続きを読むフランス制作リリース、ライ若手男性最有望株、シェブ・アキル09年末の作が入荷して来ました。よりによって、一番面白くないライ’ンBトラックがクリップ化されてしまいましたが、POPライ王道オーソドックス路線(中にはアコーディオンやマンドーラ使いの曲もあり)とい言ってもイイ作じゃないかと思います。ロボ声もほぼ使っていません。豪華フレンチ・ラッパーやフレ …
続きを読むスタイフィの帝王ことシェブ・ハラスの08年作が再入荷しています。スタイフィはイマイチ全体が見えてこないジャンルですが、wikipediaフランスによると、「アルジェリアのポピュラー音楽にして祝祭的な音楽であり、ライとカビールの次に人気が高い。コンスタンティン起源のリズム“ゼンダリ”を元に鍵盤楽器の伴奏が加えられる。現在では全マグレブで人気の高い音楽」とのこと …
続きを読むライ女性歌手、中堅でしょう。 フランス製ポップ・ライのようなRaiN’B化はまったく行われず、ストトト・ビートや6/8ビートにズビズビのシンセが縦横無尽に重なり、ロボ声は最小限という今のローカル・スタイルのライです。 けっこうドスがきいてますね! ちなみにリンクのクリップはご本人、じゃありませんね。
続きを読むスタイフィの帝王ことシェブ・ハラスの07年作が再入荷しています。スタイフィはイマイチ全体が見えてこないジャンルですが、wikipediaフランスによると、「アルジェリアのポピュラー音楽にして祝祭的(民謡ルーツ)な音楽であり、ライ(酒場の大衆音楽)とカビール(SSWミュージック)の次に人気が高い。コンスタンティン起源のリズム“ゼンダリ”を元に鍵盤楽器の伴奏が加 …
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