V.A. / TRADITIONAL MUSIC IN THE FAROE ISLANDS 1950-1999

北大西洋のデンマーク自治領、ユニークな文化が息づくフェロー諸島の伝統音楽を1950年から1999年までの録音によって見据えた2枚組アンソロジーです。CD1がフェロー語、CD2がデンマーク語の曲という構成で、力強い合唱のバラッド、素朴な独唱による童謡、子どもたちの踊り歌、デンマーク語の聖歌にバラッドと、音楽や伝承の宝庫とされる同地の貴重な音の記録を全39トラッ …

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V.A. / 60 YEARS OF SCOTTISH GAELIC

2000年の歴史を持つスコティッシュ・ゲール語は欧州で最も古い現用言語のひとつです。19世紀末,レコード録音の黎明期,この言語による文化復興を記録する録音は,世界で最初のマイナー言語ルネッサンスの記録でもありました。ゲール語音楽蒐集家ビル・ディーン=マイアットとナイジェル・バレットの監修による1899年から1959年までの録音によるゲール語音楽選集40曲入り …

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SIROM / THE LIQUIFIED THRONE OF SIMPLICITY

架空の民俗音楽を作り出す希有なトリオが織りなす壮大かつ魅力的なサウンド!  バルカン半島北西部に位置する小国スロヴェニアで2015年に結成されたシロム。世界諸国の伝統民俗楽器から独創的なハンドメイド楽器までを自在に操るユニークなアヴァンギャルド・アクースティック・トリオとして知られている。『既存の音楽を演奏しない』『架空の民俗音楽を演奏する』という事を標榜し …

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DE LA CRAU / TEMPERI

南仏プロヴァンスのフォークロアを独自なスタイルで突きつめる男、元デュパンのサム・カルピエニア、あらたなユニットの登場です。…健さんじゃないけど、自分、不器用な男ですから、って、相変わらず、ニコリともせず、ピックアップ・マンドーラをフィンガー・ピッキング or ストロークしながら、ひとり語りするようにも、投げつけるようにも聞こえる独特に枯れ錆びた? …

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DUO DU BAS / LES GEANTES

フランスのブルターニュとバスク出身女性によるデュオ・ユニット。2021年のセカンド・アルバムです。両者の声を主体に、環境音をコラージュしたり、ビニール袋などの日用品を楽器代わりに用いたり、ゲストでパーカッションやコントラバス、バンドネオン、サックスを加えたりして、ミニマルなテイストに仕上げているのですが、トラッド・フォークからエレクトロニカまでを包含し、タン …

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CLARA MONTES / RETRATOS

1968年生まれのスペインの人気女性シンガー・ソングライター、クララ・モンテスによる2021年作です。弾力感のあるルンバでスタートする、自身のルーツであるアンダルシア/フラメンコ系なレパートリーで染め上げた1枚。ベテランの域に入ってきた彼女ですが、その歌声は伸びやか、かつ艶やかに鮮度を保っています。コブシを回してもクドくならず、円みのある歌声が耳に心地よい。 …

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DULCE PONTES / PERFIL

ポルトガルのヴェテラン女性歌手ドゥルス・ポンテスの2022年作。ポルトガル・ギター、アコースティック・ギター、ベースによるファドのトラッドな編成に概ね基づいた伴奏でシックにまとめています。レパートリーにはスペインのお馴染み名曲「アマポーラ」やファドの名ソングライター、アライン・オウルマン作の「孤独」、伝説的ファド男性歌手アルフレード・マルセネイロの曲などを含 …

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ISABELLE COURROY / CONFLUENCE #2, Le Chant Des Sources

現代音楽スタイルのフルート奏者として出発するも、中央アジア〜トルコ起源にて、東欧にも伝わったナイを起源とする縦笛、カヴァルに魅せられ、アナトリア〜バルカンのカヴァル吹奏から出発し、長きに渡り、その可能性を掘り下げて来た南仏出身の女性プレイヤー、イザベル・クーロワの2014年作に続く2作目、2022年の新作となります。女声はセファラードのフランソワ・アトランが …

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JOOKO HORIA / DE JEREZ A MESOPOTAMIA

異端の香り漂うフラメンコ+メソポタミア音楽作品  イラク/シリア国境付近出身の異色フラメンコ・アーティストによる2021年の作品。『シェリー酒からメソポタミアへ』と名付けられた本作は、フラメンコにメソポタミア的な音楽文化要素やアヴァンギャルド・テイストを融合させた、非常に実験的な内容となっています。クラリネットやチューバの演奏も織り交ぜた異端の香り立ち込める …

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JUANITO MAKANDE / FOLCLORE SINTETICO

大人気SSWの最新作!  1982年生まれのスペイン人音楽家:フアニート・マカンデー。2006年にデビューして以降、伝統的なフラメンコにジャズやファンクの要素を融合させたポップ・サウンドを特徴とする革新派フラメンコSSW/パーカッショニスト/プロデューサーとして知られてきました。前作『LA ・ライース・デル・ビエント〜風のルーツ』では、シンプルなバンド編成に …

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JOCE MIENNIEL & ARAM LEE / WOOD & STEEL

韓国で、最も古い音楽スタイルのひとつであるパンソリを代表する伝統的な竹製笛テグムdaegeumの奏者であるアラム・リーと、ヨーロッパで、ベーム式という複雑な構造を持ち、長い年月をかけ多くのキーを持つ半音階の楽器に進化した金属製フルートの奏者であるジョイス・ミエニエル2人による共同プロジェクトの初アルバムです。それぞれの笛に特徴的な奏法を駆使し絶妙に会話しなが …

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PANOS SAVVOPOULOS / TA ETEROKLITA

パノス・サヴォプロス、テッサロニキの土木技師にしてレべーティカ系の作詞作曲家にして歌い手、68年のデビューLP&71年のセカンドLPはサイケ&フォーク・マニアにも人気が高いそうで、びっくりするようなプレミア価格がついていて、90年代にリリースされた復刻CDにしても、とても当店で品揃えできる価格ではないのでした…。 その後は音楽業界から身を …

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NATALIA LACUNZA / EP2

スペインはパンプローナ出身の若手シンガー・ソングライター、ナタリア・ラクンサ(1999年生まれ)のセカンドEPです。EP扱いですが7曲入り、尺的には20分ちょっととなっています。R&B寄り、エレクトロ仕立てのレゲトン要素なども用いた、クールで清新なインディ・ポップ。リリックはスペイン語と英語が曲により併用されています。1曲目では、キコ・ベネーノやロシ …

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