ANNE PACEO ‎/ S.H.A.M.A.N.E.S

生まれはフランス西部のニオールとのこと。幼い頃、コートジヴォワールで数年暮したそうですが、住まいのお隣にジェンベ・マスターがいて、そのリズムを毎日のように聴いていたそうです。それで、ドラマーになったのかどうかは知りませんが、この最新作(ソロ7作目)3曲目では、カマレ・ンゴニも弾いています。そして、19歳の時からドラマーとしての活動を開始、チャーリー・ヘイデンやミッシェル・ルグラン、ローダ・スコットやアーチー・シェップ、イブラヒム・マーロフやレイラ・マッカラ等々との幅広い共演歴があるそうです。
ネットで拾い聴きする限りですが、ファースト(08’)やセカンド(12’)は、いかにも“ジャズ” という雰囲気でしたが、3作目(15’)あたりから、いかにもなジャズからは逸脱、いわゆる“ワールド・ミュージック”的な多彩な曲想の中でドラムを叩き出します。そして今作、自らも歌っていますが、複数女性歌手達を招き、自らドラマーであるのに、もう一人のドラマーを招いて、リズムと肉声にこだわりつつも、POPと言いたくなるようなメロディアスさも聞かせています。それでも、互いに感応して即興性を発揮していくところや、主題やアレンジを凌駕して、それぞれの器楽演奏やそれぞれの声が交わって行く感じ、やっぱりコレは”ジャズ”でもあるんでしょうねえ…(発売以来、仏ジャズ新譜チャートで1位独占状態だそう)。
ま、ジャンルはともかくとしても、とにかく全編で、ポリリズミックな演奏&肉声の反復の中から立ち上がるトランス感は、タイトル『シャーマン』(中黒入りですが)に恥じないトランシーな仕上がりかと。爽やかですけど…

1 Wide Awake 3:48
2 Here And Everywhere 5:00
3 Reste Un Oiseau 3:16
4 Piel 3:18
5 From The Stars 2:39
6 Mirage 3:52
7 Wishes 5:13
8 Healing 3:57
9 L’aube 5:11
10 Travellers 11:51
11 Dive Into The Unknown 5:41
12 Marcher Jusqu’a la Nuit 3:01

Drums – Benjamin Flament
Keyboards – Tony Paeleman
Saxophone, Clarinet – Christophe Panzani
Vocals – Isabel Sörling, Marion Rampal
Vocals, Drums, Kamele N’Goni, Composed by  Anne Paceo

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