VALERIE EKOUMÉ / MONE


ヴァレリ・エクメ、生まれは両親の国カメルーン、04年からは、フランスを拠点に活動中〜故マヌ・ディバンゴのバックバンド〜ツアーメンバーの一員として歌って来た人ですね。並行して、パパ・ウェンバやデデ・サンプリ、メイウェイやコートニー・パイン、メイシオ・パーカー等々の元でバックシンガーをつとめて来たそう。ソロ・デビューは15年、18年にはセカンドをリリース、本作は22年の最新作、サード・アルバムということになります。
前2作に関しては、ミリアム・マケバを手本にしていたという彼女のことですから、ヴィクツィやマコッサ、エッセウェといったカメルーンのリズム感を反映しながらも、彼女の歌声を前面に押し出した汎アフリカ的なPOP、という仕上がりだったでしょうか(配信で聴けます)?
そしてこの3作目、前2作と同じく、マヌ・ディバンゴ・バンドの要だったドラマー&打楽器奏者、カメルーン出身の GUY NWOGANG (ギュイ・ヌォガングと読むんでしょうか?)をプロデューサーに迎えています。音楽面では、カメルーン伝来の木製スリット・ドラム “ンクル (Nkul)” を取り入れ、より先祖代々からのビートやポリリズムに寄り沿った音楽性も盛られているとのこと。さしずめ、冒頭曲あたり “ンクル” 導入の成果でしょう。
ほか、コンゴレーズ風や、前傾の変拍子アフロビート、そして、師マヌ・ディバンゴのサックスをフィーチュアーしたバラード(生前に録ってあったトラックを応用したんでしょうか?)、あるいは、ナイジャPOPを下敷きにしたような打ち込みダンスもあったりと、変化に富んだ多彩な曲の並びに、ヴァレリのヴァイタルで通り良い歌声が、いっそうカラフルに映える3作目となっています。


1 Miso Na Mudumbu 2:12
2 Mbalè Mbalè 4:01
3 Mah Calcul 3:12
4 Monè 3:15
5 SBL Strong Beautiful Ladies 3:47
6 Di Ma Tunguè 3:57
7 O Mbásan 4:13
8 Séloute 2:12
9 Mah Calcul PBO 3:12


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