NY在ウクライナ出身ジプシーパンク男、ユージン・ハッツ率いるゴゴール・ボルデーロの2013年新作です。今作はリック・ルービンによるプロデュースではなく、そのアシスタント(?)、アンドリュー・シェプスの制作になるアルバムとなりました(音作りの手触りに変化はありませんが)。バルカン諸国からスコットランド、イスラエル、アフリカ、中南米、アジア系、アメリカまで、世界 …
続きを読むNY在ウクライナ出身ジプシーパンク男、ユージン・ハッツ率いるゴゴール・ボルデーロの2013年新作です。今作はリック・ルービンによるプロデュースではなく、そのアシスタント(?)、アンドリュー・シェプスの制作になるアルバムとなりました(音作りの手触りに変化はありませんが)。バルカン諸国からスコットランド、イスラエル、アフリカ、中南米、アジア系、アメリカまで、世界 …
続きを読むUS/NYのジプシーパンク・バンド、やっぱりライヴで全開!ということで、09年作はライヴDVDも付いたBBCセッション録音盤!ま、なんというか、これまでの活動を総括するようなベスト的な内容にして最高作、ということになるでしょうね!ファンはもちろん買いでしょう。 ★GOGOL BORDERLLO VS TAMIR MUSKAT (STTINKY RECORDS …
続きを読む07年デビュー25歳の若手女性歌手兼フィドラーのセカンド・アルバムです。イングランド中部、シェフィールド近郊のイダール出身~こちらもまた素直な発声のイイ歌い手です。早くもジューン・テイバーを継ぐ存在と目されているようですが、そういうことはともかくキュートで清廉&可愛いですね! 1 Mary Mean 2 Rosebud in June 3 Broadlee …
続きを読むウィンターセット、07年のセカンド・アルバムです(ファーストは05年 >”Cruel Sister” ということになります)。女性ばかりのトラッド・グループとして、当店では “UNTHANKS” 名義の3作目09年作 >”Here’s the Tender Coming”がベ …
続きを読む2005年UK/MOJO誌の“フォーク・アルバム・オヴ・ザ・イヤー”を獲得したブリティッシュ・フォークの新人女性のデビュー作!マット・マッギン、ニック・ドレイクのカヴァーから、スコットランド系のトラッドまで、伝統に則しながらも、奔放な感覚で聞かせてくれます。〜その後の活躍は皆さんご存知の通り! 1 On a Monday Morning 2 January …
続きを読む00年代中盤、パキスタンのカッワーリー歌手ファイズ・アリー・ファイズが中心となって行われた異文化融合プロジェクトが、2枚組CD仕様で復活しました。 ここでのテーマはなんとカッワーリーとフラメンコの合体〜かつてファイズの師匠ヌスラット・ファテ・アリー・ハーンが試みたカッワーリーと他ジャンルとの融合音楽を、ファイズは彼なりに進化させ、本作で新たなる境地を築き上げ …
続きを読むCD〜「伝統的なファド」と「同時代のファド」をテーマにした2枚のCDはもちろん>前作との重複曲はなし。ファドを語る際には絶対にはずしてはいけない歴史上の人物や、本邦未紹介の歌手なども多数収録。BOOK〜解説は英語とポルトガル語の併記で貴重な写真も多数掲載。ファド・ファンなら必携の永久保存盤的編集盤。 CD1 1. Amália Rodrigues :Fado …
続きを読むこちらもやはり若手ディモーティカ(民謡系)女性歌手、の新作となります。これまでにアルバムがあったかどうかはわかりませんでしたが、>クセニア・ヴェーラ嬢の場末ノリとも、アレッティ嬢のピュアーさとも違って、ちょうどその中間ぐらいの感じでしょうか? 多くはトルコ伝来のチフテテリっぽい軽快なダンス・リズムが土着化した風のミディアム・アップな調子の曲を、クラリネット、 …
続きを読むこのジャケの様相からは思いもつかないディモーティカ(民謡系)の姉御肌 / 若手女性歌手、クセニア・ヴェーラの新作(3作目?)にして、しかもライヴ録音!クラリネット名人のマキス・チコスの楽団とともに、けっこう庶民的な展開?で迫ります。伸びやかなな声ですが、例えばアレッティ嬢のディモーティカの正反対の立場を主張しているような気がします。要するに演歌、場末の苦労人 …
続きを読む中欧の国チェコで生まれ、ニューヨークやスペインに渡って様々なラテン音楽を修得し、独自のスタイルを確立させたシンガー・ソングライターがこのマルタ・テプフェロヴァー/2002年にデビュー、これまでに発表してきた作品の多くはフォルクローレを基調とするシットリとした感触を聞かせていいましたが、本作ではなんとムラート系ラテン〜キューバンに挑戦。ダンサブルなソンやモント …
続きを読む90年代以降、大きな人気を持つギリシャ実力派男性歌手=ノーティス・スファキアナーキスの2005年暮れにリリースされた作です。年齢的には中堅ながら、その歌の表情に独特な奥行きのあるライカPOP路線で、ギリシャ国内でも一目置かれる存在となって久しい男性歌手です。書き下ろされた新曲17曲を収録した本作でも、正調ライカ調を中心に、ロマンティックな色気をふりまきつつ、 …
続きを読む1st☆MUSIQUE DES TZIGANES DE ROUMANIE 2nd☆HONOURABLE BRIGANDS, MAGIC HORSES AND EVIL EYE ルーマニアのブカレスト郊外のクレジャニ地方に代々住まったロマのミュージシャン集団=タラフ・ドゥ・ハイドゥークス、既に数回の来日で、かなり親しみ深い存在っとなっているとは思いますが、CD …
続きを読むパリ在住のモロッコ出身女性シンガー、ソフィア・シャライのセカンド2011年作です。はじめ建築家を志しパリへ来たそうで、何軒か家も設計したそうですが、幼い頃からジャズに親しんでいたとのこと、ほどなくジャズ・クラブで唄うようになったそう。デビュー作は03年、クラブでのライヴCDでしたが、本作はエンゾ・エンゾのプロデューサーなども努めた夫君、マチアス・デュプレシの …
続きを読むギリシャ、ヴェテラン女性打楽器奏者(ダフやタール型の打楽器を中心にこなすようです)、カテリーナ・パパドプール(>こちらと同姓同名歌手ですが、別人です)がトルコのアナトリア系音楽家達と共演した意欲作~なるほどギリシャともアナトリアとも区別がつかない拍子を刻む弦&打楽器演奏を淡々と聞かせ、素晴らしい地中海音楽アンサンブルとなっています。そこに曲によりカテリーナは …
続きを読む男女混合バルカン・ユニット、AKSAKの2009年アルバム。こちらは20周年の6作目にして初めてのライブ録音盤です。バルカンにインスパイアされたイザベル(カバル、クラリネット、フルート他&作曲編曲)を中心に集まったという彼ら。彼女の管楽器を中心に、ヴァイオリン、クラリネット、コントラバス、ウード、パーカッションといったアンサンブルで伝統曲他、オリジナルの曲… …
続きを読む