FANFARA TIRANA meets TRANSGLOBAL UNDERGROUND / KABATRONICS

長年の鎖国によって神秘のヴェールに包まれていた国アルバニアのブラス・バンドと、結成20年以上を誇る、イギリスのエイジアン・アンダーグラウンドの重鎮トランスグローバル・アンダーグラウンド(TGU)がまさかのコラボレイション!アルバニアは長年のオスマン・トルコの支配によってイスラーム教徒が多く、その音楽にも他のバルカン・ブラス・バンドにはないオリエンタルな響きが …

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FLOR DEL FANGO

フランスで活動し、たった1枚のアルバム(本盤)と幾つかのシングルを残し、消えてしまったのか?と、思っていたら、>こちらで復活!サパティスタ系ラテン・ミクスチュアー・ユニット、フロール・デル・ファンゴ!その後、いろいろと登場した欧州メスティサへ〜メヒコ系ミクスチュアー・ユニットにはない面白さ、感じさせます。マリアッチ、ランチェーラ、クンビアなど、いろいろ、チャ …

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MARTHA FRINTZILA / TRAGOUDA THEMOS SKANDAMIS

マーサ・フリンヅィラ、随分ヴェテランという感じがする貫禄あるお見かけですが、実はサード・アルバム~1972年生まれだそうですから、まだ40歳(もう40歳?)の女優兼舞台演劇講師兼ライカ系女性歌手ということになります。これまで数々の舞台女優をつとめたほか、ハリス・アレクシーウ、エレフセリア・アルヴァニターキ、マリア・ファランドゥーリほかの女声コーラスもつとめた …

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DIMITRIS BASIS / I SYNNEFIA PERNAEI ME PAREA

ディミトリス・バシス、ドイツのシュッツガルト1970年生まれ、両親はマケドニア(ギリシャ内)のキリキスからの移民でしたが、8歳のときにマケドニアに帰ることになります。その後、音楽の道を選び、ヴィザンティン音楽から学んだそう。そして、作曲家のスタマティス・クラウナキスに見出され、ギリシャ、ワーナーに迎えられ、1996年にデビューCDをリリース。本作は12作目、 …

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JUAN MOJAMA / ESENCIA FLAMENCA

カンテ・フラメンコ史上の“伝説の人”、フアン・モハーマの復刻録音です。1892年、アンダルシアのヘレスに生まれ、1957年ごろまで生きたにもかかわらず、「フエルガ」というフラメンコ通の集まりをカンテの場とわきまえ、わずか数枚のSP録音しか残さなかったという歌手。フラメンコ評論の第一人者、濱田滋郎氏も、その著書でモハーマに関し「SP盤の復刻がせつに待たれる」と …

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VINICIO CAPOSSELA / REBETIKO GYMNASTAS

ヴィニーチョ・カポッセラはドイツ生まれのイタリア人SSW〜家族でイタリアに帰国した後、カンタトゥーレ、フランチェスコ・グッチーニに見いだされ、90年代から本格的な音楽活動を始めたそう。で、>>前作2CDをギリシャのミュージシャン達とエーゲ海で録音したこのイタリアの異才、この2012年作ではギリシャそのもの、ギリシャのブルース=レベーティカのスタイルにおいて、 …

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V.A. / GRANDES MAESTROS DEL FLAMENCO

★グランデス・マエストロス・デル・フラメンコ カンテ・フラメンコの名匠たちの定評ある貴重なSP音源を集めた~本格的ホンド・フラメンコ傑作集!ここでしか聴けない音源ばかり、久々の歌ものフラメンコ・ヴィンテージ・コレクションですね! カンテ・フラメンコの至高のマエストロたちによる歴史的音源集。カンテ・フラメンコの礎を築いた名匠たちの貴重なSP復刻音源から、選りす …

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V.A. / SRBIJA : SOUNDS GLOBAL

2000年リリース、ユーゴ連邦解体後にユーゴの独立ラジオ放送局が編んだセルビア音楽コンピレーション/入手困難の廃盤限定入荷です!~オグニエン・ボボヴィッチの「バルカン・ルンバ」はじめ、ヴァイオリン名人ライコ・フェリクスと才人ゴラン・ブレコヴィッチのブラス・バンドとの共演曲、ボバン・マルコヴィッチのレアー曲や、バルカン音楽の異端グループとされるラスト・タンゴの …

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KALIA VENETI / AMARTIA

巨乳ですな…、それにしてもなんというメイキャップ…、その音楽性(ライカ&トラッドな歌い口)と、どう関係のある化粧なのかはわかりませんが、セクシー系の女性歌手であることは確か(おそらく05年デビューで、こちらが3作目)、ちょっとカスレたような声質で、切々と、たぶん長距離トラッカーの孤独を癒しているんでしょう(?)。アコースティック主体、 …

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NICOLAS JULES / LA NUIT ETAIT DOUCE COMME LA QUEUE ROUSSE DU DIABLE AU SORTIR DU BAIN

前作が久保田麻琴さんも絶賛、というフランスの男性シンガーソングライター、ニコラ・ジュール。「風呂あがりの悪魔の赤毛のように夜は甘い」とシュールレアリスム的なタイトルの付いた4作目、13年新作。ルー・リードやニック・ケイヴ、トマ・フェルセンを思わせるアンニュイな曲と低音つぶやきボイス。トレードマークの赤いグレッチ・ギターを中心にしたロウファイサウンドに痺れる方 …

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INTERZONE / WAITING FOR SPRING

2010年に解散したフランスのパンクバンド、ノワール・デジールのギタリスト、セルジュ・テッソ=ゲーがシリア人ウード奏者ハレド・アル・ジャラマニと結成したデュオ「アンテルゾン」の13年新作。西のエレキ・ギターと東のウードのシンプルかつストイックな真剣勝負。ダニエル・ラノワとハムザ・エル・ディンの邂逅、いや、それのもう少しヤサぐれた版とでも言いましょうか。フラン …

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