ローマ在ギター弾き語り〜SSW、1976年イタリア北東部フィデンツァ(人口2万)生まれ、ロックバンド、ラ・スピナを経て2007年にソロ・デビュー、毎年アルバムを発表するも2011年5作目から、ライヴ中心の活動に。で、3年ぶりの6作目がこちら。イイですねえ、前作までのやや耽美派フォーキー・ロックっぽい雰囲気は影を潜めて、リリカルさはそのままに、60年代イタリア …
続きを読むローマ在ギター弾き語り〜SSW、1976年イタリア北東部フィデンツァ(人口2万)生まれ、ロックバンド、ラ・スピナを経て2007年にソロ・デビュー、毎年アルバムを発表するも2011年5作目から、ライヴ中心の活動に。で、3年ぶりの6作目がこちら。イイですねえ、前作までのやや耽美派フォーキー・ロックっぽい雰囲気は影を潜めて、リリカルさはそのままに、60年代イタリア …
続きを読むOrigially released in 2009 on LP 1 La Presunta Santità Di Irene 2 Incubo 3 A Me Piace Lei 4 Voce Piccolina 5 Buon Appetito 6 La Più Grande Che Ci Sia 7 Sole 8 Parlando Di Lei A Te …
続きを読む(2011年にジューン・テイバーとの共作アルバムを出していましたが、単独スタジオ録音としては)6年ぶりの新作です。70年代末からのキャリアを誇る英国のエレクトリックなトラッドフォーク〜ロックバンドです(初期メンバー二人が健在)。独特なエレクトリック・フォークバンドぶり、男臭く聞かせます。フィドルにアコーディーンが効いてます。イングランド60男5人組、シブイ!
続きを読むルンバ・フラメンコならぬ “フラメンコ・ソン” 〜スペイン南部セビーリャのフラメンコ歌手兼ギタリストのチコ・ペレ、ギターのグレン・シャープによるデュオだったそうですが、カホーン他の打楽器奏者、女性ヴォーカル、サックスの3人が加わり現在の姿に〜ジャズやR&B、そしてカリビアンの要素を溶かし込んだフラメンコを演じます。
続きを読むかつて“ラディカル・トラッド”として注目された一連の北欧のバンドの中でも人気の高かったスウェーデンのガルマルナ。来日公演も評判の高かった彼らですが、そのフロントに立つ歌姫エンマ・ヘルデリンはトリアケルというトリオでも活躍し、こちらでも来日しています。これまでに4枚のアルバムが日本盤としてリリースされていますが、こちらはその最新作です。今回取り上げたのは、ス …
続きを読むヤエル・ナイムはアルバム・カヴァーに描かれている小鳥のようなアーティストだ。世界中の大空を自由に羽ばたき、しかも可憐なさえずりと色鮮やかな羽根を持つ一羽の小鳥。『She was a boy』は、こんなヤエル・ナイムの、約3年ぶりの新作である。 音楽的な幅の広さと陰影の深さ、そしてエトランゼおよびディアスポラ性。このすべての点において、ヤエル・ナイムは一段と飛 …
続きを読むファピー・ラフェルタン&ル・ジャズ 『94-96レコーディングス』 ★Nuages Distribution (ヌアージュ・ディストリビューション)誕生! ジャンゴ・ラインハルトのスタイルを受け継ぐマヌーシュ・ジャズのアーティストを中心に、ヨーロッパのジプシー音楽を専門に紹介するレーベルです。 ★ジャンゴ・ラインハルト以降のマヌーシュ・ジャズの歴史の中で重要 …
続きを読む女性ばかりが目立つファド・シーンに新人男性が登場。デビュー作にしてなんと故アマリア・ロドリゲスをテーマにし、カヴァーした骨太な作品。新人とは思えない安定した歌と伝統的で簡素なサウンドが秀逸。正統派!
続きを読むポルトガルを代表する歌謡音楽がファド。かつてアマリア・ロドリゲスによって世界に広まったファドだが、彼女が亡くなった現在も依然魅力ある音楽として輝き続けている。 このアルバムはそんなファドの過去から現在に掛けて活躍した有名歌手たちのラヴ・ソングばかりを集めた豪華な2枚組編集盤だ。女王アマリアをは じめ、アルジェンティーナ・サントスやカルロス・ド・カルモといっ …
続きを読む舞台女優/ポップ系の歌手として活動して来たアナマールが、ファドにタンゴの手法をミックスした野心作~ピアノ伴奏で歌われるファドの新鮮さが、ファドと もタンゴとも微妙に違う、不思議な歌謡音楽を演出しています。ヨーロッパ大陸の端と、南米大陸の端が結びついた無国籍歌謡、とでも言えるでしょうか? 1 Eu Não Sabia 4:27 2 Só Ana 4:08 3 …
続きを読むポルトガル・ギター=ギターラの演奏家ジャイメ・サントス(1909-1982)のインストルメンタル・アルバム~40年代から50年代にかけてアマリ ア・ロドリゲスの伴奏を務めたヴァーチュオーゾとして知られる彼の、その全盛期ともいえる60年代半ばに録音されたソロ・アルバム=クラシック・ギターの 伴奏だけをバックに、彼の奏でるポルトガル・ギターの音色がタップリと楽し …
続きを読む来日公演でお馴染みとなったポルトガルのマドレデウス/その看板女性歌手として人気の高いテレーザ・サルゲイロのソロ・アルバムです。07年以降ソロ活動 専念のため、マドレデウスを脱退してからの初アルバム~弦楽四重奏団をバックに、絹のような声で、世界の名曲を歌い継いでます。エディット・ピアフ、レ オ・フェレ、カエターノ・ヴェローゾ、アントニオ&ヴィニシウス、カルニー …
続きを読む本国ポルトガルでは、故アマリア・ロドリゲスに次ぐヴェテラン現役ファド女性歌手として名高い~40年を以上のキャリアーを持つマリア・ダ・フェの2002年録音のアルバムです。かつてはポップ・ファドという新スタイルを試みた彼女ですが、この60歳を越えて作られた新作では、オーソ ドックスなファドを円熟の境地で聞かせてくれます。
続きを読むアマリア他界後の、ファド女性歌手百花繚乱には目を見張るものがありますが、さて真打ち登場、ということになるでしょうか。生前のアマリアと親交も厚く、 そのステージで何回か共演した経験も持つというアレシャンドラ~そして、この新作、敬愛するアマリアの持ち歌ばかりを綴るというトリビュート・アルバム で、”アマリアを継ぐ者”の心意気を聞かせます。
続きを読むファドの分野で最高の権威を持つアマリア・ロドリゲス杯をついに受賞!その受賞作品がこのアルバム~「海のアンサンブル」と名づけられたグループを従えて のライヴ録音です。ファドの基本編成であるギターラ・ポルトゥゲーザと普通のギター、ベースの3人のほか、ヴァイオリン・セクションやフルート、クラリ ネット、ホルン、アコーディオンなど8人を加えたゴージャスなアンサンブル …
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