キューバの著名作家カブレラ・インファンテの作品のモデルともなった伝説の女性歌手の唯一の作品、60年作、61年没。 男のような太くハスキーな声でジャズやボレロ~フィーリン・ナンバーを歌います。ブルース歌手のような声質により歌われるラテン的な感情表現は、唯一無二。マルタ・バルデスやエラ・オ・ファリルのキューバの名作曲家のナンバーが特に素晴らしく各曲の代表的名唱と …
続きを読むキューバの著名作家カブレラ・インファンテの作品のモデルともなった伝説の女性歌手の唯一の作品、60年作、61年没。 男のような太くハスキーな声でジャズやボレロ~フィーリン・ナンバーを歌います。ブルース歌手のような声質により歌われるラテン的な感情表現は、唯一無二。マルタ・バルデスやエラ・オ・ファリルのキューバの名作曲家のナンバーが特に素晴らしく各曲の代表的名唱と …
続きを読む★エリオ・オロビオ著『キューバ音楽事典 』英語改訂版 古くからのキューバ音楽ファンにはお馴染みの、キューバ音楽のバイブル『DICCIONARIO DE MUSICA CUBANA(キューバ音楽事典)』の英語版です。2004年に英国で出版されたもので、当然2004年時点での情報が大幅に加筆されています。筆者は、有名な音楽学者エリオ・オロビオ。キューバの民俗音楽 …
続きを読む1952年、6歳の時に“のど自慢”大会で優勝し、その後ラジオ、テレビや映画、ミュージカルで活躍、キューバのアイドルとして一世を風靡した天才少女歌手カリダ・クエルボ。革命(当時13歳)後も、中南米やヨーロッパ各地で公演をし、有名なカバレー・トロピカーナにも長期に渡り出演、晩年まで精力的に活動しました。少女らしい可愛い声を持ち、セリア・クルースをさらにアフロ・キ …
続きを読むピート・シーガーによって世界的に知られることとなった、一番有名なキューバの曲「グアンタナメーラ」の作曲者にしてシンガーのホセイート・フェルナンデスによる自作自演を含むアルバム『GUAJIRA GUANTANAMERA』(GUAMA LDG-2010)の全曲12曲にアラゴンやベニー・モレーとの共演含む6曲をプラスしての復刻CD-Rです。以前エグレムで復刻された …
続きを読むキューバから出て、ラテン・アメリカ中で長きにわたり全世代に愛され続けてきたソノーラ・マタンセーラ。本アルバムは、MARVELAレーベルに1969年に録音したアルバムの復刻CD-Rです。オーソドックスなマタンセーラ風楽曲の他、偉大を反映してブーガルー的な感覚を感じさせる曲も何曲か納められています。ヴォーカルはキューバ人で、チャーリー・パルミエリのチャランガ・ド …
続きを読むソンの現代化を推し進めるキューバを代表するグループ、シエラ・マエストラの1981年のデビュー・アルバム。CD-Rによるリイシューです。タイトルにある「エル・グアナホ・レジェーノ」とはイギナシオ・ピニェイロ作のナンバーですが、最初この曲をシングルでリリースし、それが評判を呼んで本作録音に至ったとのことです(「エル・グアナホ・レジェーノ」は、本作ラストに収録)。 …
続きを読むソンの現代化を推し進めるキューバを代表するグループ、シエラ・マエストラの1983年のセカンド作。かつてビクター音産から『われらの時代』の邦題で日本盤LPもリリースされた傑作のCD-Rによるリイシューです。ルンバのリズムに導かれたナンバーに始まり、アルセニオ・ロドリゲス作の2曲目、ピアノやホーン・セクションなど入れサルサ的アレンジで仕上げられた4曲目(イントロ …
続きを読むチャチャチャの創始者エンリーケ・ホリンのオルケスタが、1964年に録音した(本CD-Rのクレジット)『LOS TRABAJADORES DE LA ENSENANZA』(PANART-EGREM LD-3130)のストレート・リイシューCD-Rです。自身のフルート、複数のヴァイオリンにユニゾンで歌う男性ヴォーカル陣。そんなチャ・チャ・チャの典型的な編成に、低 …
続きを読むキューバの人気バンド、コンフント・カシーノから独立しさらに人気を掴んだ、1950年代~60年代初頭のキューバの大スター、ロベルト・ファス。当時ベニー・モレーなどと人気を分け合うほどのスターぶりで、特にテレビ番組などにも出演し、幅広い層に人気がありました。本作は、『ROBERTO FAZ Y SU CONJUNTO』(PUCHITO MLP-516)がオリジナ …
続きを読む★ラサロ・バルデス / デリアのためのボレロ バンボレオを率いるラサリート・ヴァルデスが、ボレロのスタンダードを収めたアルバムを作った。愛する祖母デリアがいつも好んで聞いていた曲が集められ、現代キューバを代表する歌手たちが歌っている。何よりもアレンジがすばらしい。情熱を秘めた甘く悲しいボレロ、という懐かしいテイストを残しながら、抑制の効いたロマンチシズムを漂 …
続きを読むマリア・ルイサ・チョレンスは、夫トニー・アルバレスとのコンビ、オルガ・イ・トニーで知られ、ソノーラ・マタンセーラとの共演歴などある著名な女性歌手/女優、オルガ・チョレンスの姉妹歌手。1955年にラジオ&テレビ女王に選出されるなど、人気を博しました。本作は50年代末ごろのものと想われる録音のCD-Rリイシュー。オーケストラをバックにしてボレロ系主体に歌われます …
続きを読むキューバ人のデュオながらアルゼンチンも行き来し、ラテンアメリカの伝統音楽を追究しているという珍しいグループ、カルマ。これがなかなかの折衷感で、キューバらしい熱いリズムのハリや躍動感とアルゼンチンらしいチャンバー・ポップ感/静寂感とが上手く融合された注目のアルバム。アコースティックなカリンバやギターの響きが心地よく響かせながらタブラやビリンバウ、ダラブッカも飛 …
続きを読む1 Septeto Nacional De Ignacio Piñeiro– El Son Hay Que Llevarlo En El Corazon 2 Septeto Nacional De Ignacio Piñeiro– La Mujer De Antonio 3 Félix Chapottín– El Carbonero 4 Grupo Sier …
続きを読む★オマーラ・ポルトゥオンド/マヒア・ネグラ(2014年新録音版) キューバ最高の女性歌手が自身のデビュー作を半世紀ぶりに再録音!キューバが誇る最高のディーヴァ、オマーラ・ポルトゥオンド(1930年生まれ)が、84歳にして素晴らしいアルバムを届けてくれた。“フィーリンの恋人”のニックネイムのもと、長年に渡って活躍してきた彼女のソロ・デビュー作『マヒア・ネグラ』 …
続きを読む★エレーナ・ブルケ、エフレイン・リオス& MORE / エレーナ・ブルケに捧ぐ 1940年代後半キューバで、歌詞、メロディ、ハーモニーに革新をもたらし、ボサ・ノーヴァに匹敵するような究極にモダーンな感情表現を獲得した歌謡ムーヴメント“フィーリン”。そのスタイルの最高の表現者として、 1950年代以降のキューバ音楽界にトップ女性ヴォーカリストとして君 …
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