キューバ革命後の新リズム、カーニバル音楽をアレンジした「モサンビーケ」のオリジネイターとして知られるページョ・エル・アフロカーン。大所帯のパーカッションと歌、ホーン・セクションが巻き起こす、圧巻のアフロ・キューバン・グルーヴはエディ・パルミエリらにも影響を与えました。 本作は、64年にエグレムからリリースされたLP『モサンビーケ』(LD-3144)のストレー …
続きを読むキューバ革命後の新リズム、カーニバル音楽をアレンジした「モサンビーケ」のオリジネイターとして知られるページョ・エル・アフロカーン。大所帯のパーカッションと歌、ホーン・セクションが巻き起こす、圧巻のアフロ・キューバン・グルーヴはエディ・パルミエリらにも影響を与えました。 本作は、64年にエグレムからリリースされたLP『モサンビーケ』(LD-3144)のストレー …
続きを読む1962年よりフロリダの地に移り活躍したという、ラ・カランドリア・マタンセーラの名でコンビを組んだキューバ人男女グアヒーラ歌手アマード・メサとディノラ・ガルシア。60年代のものと思われるレアなアルバムのCD-Rリイシューです。 オルランドのギターとベルト・アセベードのラウーという弦楽器2本のみで綴られる、トナーダ、コントロベルシア、ラメントなど、剥き身のキュ …
続きを読む2008年に逝ったキューバの歴史に残る大コンガ奏者、タタ・グイネスが、1995年にエグレム・レーベルから発売したアルバムが復刻です。本作は全編、キューバのアフロ系都市民俗音楽ルンバを聞かせてくれています。この時期はルンバの見直しが盛んだったのでしょうか、やはりタタが大きく関わった「ラプソディア・ルンベーロ」という名盤が発売もされていました。 本作では流石タタ …
続きを読む1911年ハバナ生まれのピアニストで、有名なレクオナ・キューバン・ボーイズの実質的リーダーとしても知られるアルマンド・オレフィチェ。ヨーロッパ、U.S.A.などへのキューバ音楽の波及に大きく貢献したオレフィチェが、レクオーナ・キューバン・ボーイズでの成功の後に、再び組んだ楽団がこのハバナ・キューバン・ボーイズです。オレフィチェは、この楽団でも名作と言われるア …
続きを読む1911年ハバナ生まれのピアニストで、有名なレクオナ・キューバン・ボーイズの実質的リーダーとしても知られるアルマンド・オレフィチェ。ヨーロッパ、U.S.A.などへのキューバ音楽の波及に大きく貢献したオレフィチェが、レクオーナ・キューバン・ボーイズでの成功の後に、再び組んだ楽団がこのハバナ・キューバン・ボーイズです。オレフィチェは、この楽団でも名作と言われるア …
続きを読む1911年ハバナ生まれのピアニストで、有名なレクオナ・キューバン・ボーイズの実質的リーダーとしても知られるアルマンド・オレフィチェ。ヨーロッパ、U.S.A.などへのキューバ音楽の波及に大きく貢献したオレフィチェが、レクオーナ・キューバン・ボーイズでの成功の後に、再び組んだ楽団がこのハバナ・キューバン・ボーイズです。オレフィチェは、この楽団でも名作と言われるア …
続きを読むベリサリオ・ロペスでのピアノ奏者を経て、オルガ・ギジョーのオーケストラやコンフント・シボネイ(イソリーナ・カリージョやマルセリーノ・ゲーラらが参加)のリーダーを務め、セリア・クルースのサンテリーア・アルバムにも参加した、キューバの伝説のピアニスト兼作編曲家、ファクンド・リベーロが結成したクァルテート・ロス・リベーロの記念すべきファーストLP “M …
続きを読むルシー・ファベリーは、「ラ・ムニェーカ・デ・チョコラテ(褐色のお人形)」の愛称でも知られる、1931年プエルトリコ出身のジャズ~フィーリンの女性シンガーです。ごく若いときに母国でデビュー、その後ニューヨーク、キューバ、メキシコなどで活躍。フリオ・グティエレスやミゲリート・バルデース、マリオ・ルイス・アルメンゴルなど当時の大物たちに可愛がられたそうです。そのム …
続きを読むフィーリン・ムーヴメントにも深く関わり、ホセ・アントニオ・メンデスと同時期にメキシコに活動の場を求め渡った朋友、エル・グラン・フェジョーベ。エル・スール・レコードやバンピ・ソウルが、初期録音を中心に復刻し、広く注目されるようになりました。スキャットを多用した歌い口と、ファンキーなキャラクターが、キューバ音楽~ラテン音楽では異彩を放っています。本復刻盤は、たぶ …
続きを読むベニー・モレーの随唱をつとめ、コンフント・カシーノを経て56年からソロ歌手となったフェルナンド・アルバレスは、早くからフィーリン系作家の曲を好んで歌ったことでも知られます。この1959年のヘマ・レコーズからのセカンド・アルバムでも (“ESTE ES” 〜オリジナルLPのタイトル)、マルタ・バルデス、フランク・ドミンゲス、フェリペ・ド …
続きを読む昨年(2016年)発売された『フィーリン・ハーモニー』(DISCO CARAMBA CRACD-268)〜フィーリンのなかでもコーラスを含んだ楽曲ばかりを集めたコンピレーションは、かなりレアな音源を含んだ内容でした。本アルバムは、そのアルバムにも1曲「LEVANTATE」を収録したホセ・ドロレス・キニョネース(JOSÉ DOLORES QUINOÑES)のコ …
続きを読むレクオーナ・キューバン・ボーイズ1955年リリースのオリジナルSP音源(〜1930年代録音)英国COLUMBIA盤10インチLPに “Para Vigo Me Voy (Say Si Si)” を加えたスペインEMI盤10インチLPに、もう1曲 “Anacanoa” を加えたスペイン、ヴィンテージ・ミュージックによる復刻C …
続きを読む<Lp Gema 1145> *Fernando Alvarez & Elena Burke “De los dos” *ORQUESTA -Rafael Somavilla & Adolfo Guzmán もう説明の必要もないんじゃないでしょうか?キューバ/フィーリン系ボレロ歌手を代表 …
続きを読む1933年キューバ東部グアンタナモ出身、幼少の頃からラジオで歌い活躍、革命前後はハバナのキャバレーの華やかなステージで活躍したボレロ歌手ベルタ・ドゥプイの50年代後半のもとの思われるLPアルバム “TODA UNA VIDA “〜クバネイからリリースされていた作の復刻盤(曲順が変わっていますが、以前のUNIKO盤よりも音質は良し)。バ …
続きを読むレネ・アルバレスといえば、アルセニオ・ロドリーゲス、フェリクス・チャポティーン、メロディアス・デル・40など名門バンドを渡り歩き、そのキューバ臭濃い歌い口で、歴史に名を残す名歌手。これまで自身の録音は、アルセニオ系のトランペットを配したコンフントをバックにしたものが復刻されていましたが、本作は、チャランガ編成(ヴァイオリン数丁とフルートが入った編成)での自身 …
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