チューチョ・バルデースの父で、キューバ音楽に於ける1950年代の最重要ピアニスト&バンド・マスターであるベボ・バルデース。本作は、ベネズエラのレーベル、ベネボクスからリリースされたアルバム『エステ・エス・ベボ・バルデース』(BL-26)を、曲順はシャッフルされていますが、全曲収めるリイシューです。 録音は50年代にキューバでなされたものではないかと思いますが …
続きを読むチューチョ・バルデースの父で、キューバ音楽に於ける1950年代の最重要ピアニスト&バンド・マスターであるベボ・バルデース。本作は、ベネズエラのレーベル、ベネボクスからリリースされたアルバム『エステ・エス・ベボ・バルデース』(BL-26)を、曲順はシャッフルされていますが、全曲収めるリイシューです。 録音は50年代にキューバでなされたものではないかと思いますが …
続きを読むキューバ各地に残された、手回しオルガンを用いた歴史あるグループ、ホセ・アホ率いるオルガノ・オリエンタール。本作は、1961年にディスクーバからリリースされたアルバム『ラ・ムシカ・デ・ミ・ティエラ』収録の12曲の中から、10曲を収めるリイシューです。 モイセス・シモンスのお馴染み「エル・マニエセーロ」やエリセオ・グレネーの「ラ・モーラ」、アグスティン・ララの「 …
続きを読む1916年ハバナ生まれのマンボ時代の名ピアニスト兼アレンジャー、レネ・トゥーゼ。本作は、1958年にフィエスタからリリースされたアルバムです。 レネ・トゥーゼのピアノとラテン・パーカッション、ベースのリズム隊によるアンサンブルに、曲によりエレキ・ギター、ヴィブラフォン&女性ヴォーカル・トリオのザ・マラゴン・シスターズが加わります。「ビギン・ザ・ビギン」「ナイ …
続きを読むルイス・グリニャンのフルネームは、Luis Martínez Griñánで、リリ・マルティネスと言った方が、わかる方が多いかも知れません。アルセニオ・ロドリーゲスのピアニストとして、ルベン・ゴンサーレスの後釜として参加。その後、アルセニオの米国移住に伴って、キューバ滞在組で結成したチャポティンのバンドに参加。アレンジも多く手がけ、あの独特なサウンドの一翼を …
続きを読むチェ・ゲバラのテーマソングともいえる「アスタ・シエンプレ」の作者として有名なカルロス・プエブラ。彼はニコ・サキートと並ぶグアラーチャの大物で、グアラーチャ特有の風刺を効かせた歌詞で革命前から革命後にわたり革命を賛美する歌を多数作り、キューバを象徴するミュージシャンとして長年愛されていました。本作は1959年にSUNからリリースされた『エステ・エス・ミ・プエブ …
続きを読むキューバで1960~70年代に人気を得て活躍した女性歌手アルヘリア・フラゴソ。オマーラよりひと世代下を代表するボレロ~カンシオーン系のフィーリン第2世代に属する歌い手です。この世代は時代もあり、ヌエバ・カンシオーンの影響も受けていて、年代が下がるにつれ、ヌエバ・カンシオーンの曲を多く取り上げるようになっていきますが、アルヘリア・フラゴソの歌唱は、どんな歌でも …
続きを読むセサル・ロペス率いるアバナ・アンサンブルで活躍してきた、キューバン・ジャズ界屈指のギタリストにして、コンポーザー/アレンジャーのエミリオ・マルティニ率いるナチュラル・トリオのデビュー作『チャパ・ネグラ』に続く2016年のリーダー作が、CD-R+メイキング映像を収めたDVD-R付(リージョン:ALL/NTSCですので、一般家庭用機器で視聴いただけます)でリリー …
続きを読むカルロス・ディアス・ソトを中心としたキューバのオルタナ・ファンク・ロック・ユニット、クバ・リブレ。2017年リリースの本作は、全20トラック収録の2枚組となりました。16年の前作『ロクドゥロマミ』に続き、全体的にレゲトン色強めな音作り。そこにティンバやメレンゲなどフューズしたエレクトロ仕立てのカリビアン・パーティ・サウンドが探求されています。メロウなムードも …
続きを読むハバナの郊外、ベフカールは、昔からカーニヴァルが盛んな地域で、電飾でデコレーションされた山車や花火などと共に多くのコンパルサのグループが練り歩きカーニヴァルを盛り上げていきます。本アルバムは、そのベフカールのカーニヴァルの中でも有名なグループ、タンボーレス・デ・ベフカールの2017年作です。 1963年にタンボーレス・デ・ベフカルを立ち上げた創始者ジェジョ( …
続きを読むラティーナ誌2016年6月号『特集:2010年代の世界の音楽』キューバの項で、選出されていたものの配信のみだった音源が、めでたくCD-Rで発売になりました。しかもPV、メイキング、スライド・ショウ入りのDVD-R(リージョン:ALL/NTSCですので、一般家庭用機器で視聴出来ます)が付いての発売です。 ルイス・バルベリーアは、1990年代後半からアバナ・オク …
続きを読むチャチャチャの創始者として1950年代から自身のバンドを率い活躍していたエンリーケ・ホリン。本作は、50年代後半(57~58年)にメキシコで録音され、オルフェオンからリリースされたアルバム『エンリーケ・ホリン・ファボリートス』(ORFEON-12-51)を、曲順はシャッフルされていますが、全曲収めるリイシューです。 フルート+ストリングスによるチャランガ編成 …
続きを読む革命前1950年代から、コンボ・クラスのバンドで、小気味よく歯切れのよいアフロ・キューバンやボレロを聞かせていたギタリストでバンド・リーダーのセネン・スアレス。本作は、1956~57年の彼の最初期録音(SP盤で発売されたもの)に新たに数曲新録を足して59年にLP発売されたパナルト・レーベルのアルバム『トゥンバオ・アカラメラオ』(LP-2013)から2曲を減じ …
続きを読む「ソン・デ・ラ・ロマ」「ラグリマス・ネグラス(黒い涙)」など、今も多くのアーティストにカヴァーされ続けるキューバ音楽の父ミゲール・マタモロス。そして彼をリーダーにトローバからソンの時代を引率したグループの一つトリオ・マタモロス。本作は、独自選曲による22曲を収めたアンソロジー形式のリイシューです。 件の「ソン・デ・ラ・ロマ」他、「レクラモ・ミスティコ」「マリ …
続きを読むアルセニオ・ロドリーゲスがU.S.A.に移住したのに伴って、そのバンドを引き継いだキューバのトランペット奏者フェリクス・チャポティーン。本作は、1957年にドゥアルテからリリースされたアルバム『リトゥモ・エン・セピア』(LPD-1606/後にクバネイからもMT-220でLPリリース)を、曲順はシャッフルされていますが、全曲収めるリイシューです。 キューバのト …
続きを読む1936年結成のキューバの名門コンフント・クババーナを引き継いだカルロス・バルベリーア率いるコンボ。本作は、1960年にパナルトからリリースされたアルバム『コンボ・クバーノ・デ・バルベリーア』(LP-2064)を、曲順はシャッフルされていますが、全曲収めるリイシューです。 歌手としてフィーチャーされているのは、女性歌手アルヘリア・コルデーロと男性歌手レヒーノ …
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