CARMELINA BARBERIS / GUAJIRAS CUBANAS

1938年生まれのキューバのグアヒーラ系を代表する女性歌手のひとり、カルメリーナ・バルベリス。本作は、オムニバス盤に収録されていた音源などをまとめて復刻したものではないかと思われる、11曲入りの貴重なCD-Rです。 彼女の代表的なレパートリーであるフリオ・フローレスの「エル・レト」、セリア・ロメーロの「アルボラーダ」、ギジェルモ・ロドリーゲスの「コモ・セ・バ …

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V.A. / AL COMPAS DEL MAMBO

☆V.A/『マンボの祝祭』+『マンボの散歩』(改訂版/2CD) 1950年代に世界で一世を風靡したキューバ音楽「マンボ」 謎の多いその歴史に迫りつつ多彩な音楽性も楽しめる、欲張りなアルバムの登場だ 音楽評論家の中村とうようさんが残されたレコードや資料は武蔵野美術大学に寄贈されました。そんな中村とうようコレクションから、とうとう登場することになったのがマンボの …

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PEDRITO CAMACHO Y EL CLAN / SI O SI

以前ビデオアーツより国内盤も発売され、そのミクスチャーなサウンドが話題となったカルロス・マヌエル・イ・ス・クラン。そのフロント歌手カルロス・マヌエルがマイアミに移ったことで実質的ディレクターだったペドリート・カマーチョが引き継いだのがこのエル・クランです。 もともとポップでパンカリブ的ななサウンドが魅力でしたが、本作ではそのポップさはそのままにティンバ的なノ …

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GUILLERMO PORTABALES

1911年生まれのキューバのグアヒーラ系重要人物で、プエルトリコなどでも人気を博したギジェルモ・ポルタバーレス。67年のヘマからのアルバム『アケージャス・リンダス・メロディーアス・エン・ラ・ボス・デ・ポルタバーレス』(LPG-1184)から、全12曲中10曲を収めるリイシュー盤です。 自身の代表曲「エル・カレテーロ」や、ニコ・サキートの「アル・バイベン・デ・ …

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TRIO MATAMOROS / LA VIEJA CUBANA

「ソン・デ・ラ・ロマ」「ラグリマス・ネグラス(黒い涙)」など、今も多くのアーティストにカヴァーされ続けるキューバ音楽の父ミゲール・マタモロス。そして彼をリーダーにトローバからソンの時代を引率したグループの一つトリオ・マタモロスが、1950年代半ばにプエルトリコのマルベラ・レーベルに残したアルバム『ロス・インモルターレス:ミゲール-クエト-シロ』(MVLP-2 …

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GLORIA MATANCERA

1927年にキューバのマタンサスでセプテートとして結成され、その後ソノーラとなったキューバの歴史ある人気グループ、グロリア・マタンセーラ。本作は、ネノ・ゴンサーレスやリバーサイド、カシーノなど、人気バンドで活躍し、セネン・スアレスから引き継いだコンフント・コロニアルも率いていた名ヴォーカリスト、ネロ・ソーサが50年代後半にグロリア・マタンセーラを従えリリース …

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BELISARIO LOPEZ Y SU ORQUESTA / DANZONES DE CUBA 

1903年マタンサス県のカルデナス生まれで、ネノ・ゴンサーレスのオルケスタでフルート奏者として活躍した後、28年に自身の楽団を立ち上げたベリサリオ・ロペス。本作は、1960年ごろアンソニアからリリースされたアルバム『ダンソーネス』(ALP-1230)から2曲を除く、10曲収録のリイシュー盤です。「「マルチェッタ」「エル・カデテ・コンスティトゥシオナル」の2曲 …

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HERMANOS RIGUAL / CUANDO CALIENTANA EL SOL

メキシコを拠点に人気を博したキューバ出身のペドロ、カルロス、マリオによるリグアル3兄弟のヴォーカル・トリオ、ロス・エルマノス・リグアルは、メキシコの地を拠点として、1960年代を中心に国際的人気を博しました。本作は、60年代にRCAからリリースされたシングルを集めたものと思われる、16曲入りのリイシュー盤です。 英語(エンゲルベルト・フンパーディンク他「ラヴ …

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TRIO MATAMOROS / SIRO, CUETO Y MIGUEL

「ソン・デ・ラ・ロマ」「ラグリマス・ネグラス(黒い涙)」など、今も多くのアーティストにカヴァーされ続けるキューバ音楽の父ミゲール・マタモロス。そして彼をリーダーにトローバからソンの時代を引率したグループの一つトリオ・マタモロスが、クバネイからリリースした1956年録音のアルバム『エコス・デ・クーバ』(MT-116)のストレート・リイシュー盤です。 件の名曲「 …

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EVERARDO ORDAZ / RAFAEL HERNANDEZ A PIANO

1913年ハバナ生まれで、パウリーナ・アルバレスやフェルナンド・コジャソ、アベラルド・バローソのオルケスタで活躍した後、自身のバンドを立ち上げたピアニストのエベラルド・オルダス。本作は、50年代後半ないしは60年代の録音と思われる、プエルトリコの大作曲家ラダエル・エルナンデスのナンバーを取り上げたシリーズ作、『ラ・ムシカ・デル・インモルタル・ラファエル・エル …

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RUBEN BLADES, ROBERTO DELGADO & ORQUESTA / MEDORO MADERA

…いかにもキューバの爺さんと見受けられるCDジャケに写る男、メドロ・マデーラっていったい誰? ルーベン・ブラデスがプロデュースした謎のソネーロ? とか思いましたが、違いました。この爺さんは ルーベン・ブラデスの “オルター・エゴ” のイメージだというルーベン側の説明があります。ということは、別人格(オルター・エゴ)をルーベンが演じている、というこ …

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QUARTETO LAS D’AIDA / NOCTURNO ANTILLANO

1952年に結成された女声コーラス・グループ、クアルテート・ダイーダ(アイデー(姉)&オマーラのポルトゥオンド姉妹と、モライマ・セカーダ、そしてエレーナ・ブルケというフィーリン系オリジナル・メンバー4人。)の記念すべきファースト・アルバム / 1958年リリースRCA録音『アン・イブニング・アット・ザ・サン・スーシ』 with チコ・オファリル楽団 +2曲の …

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TRIO SERVANDO DIAZ / PAISAJES DE MI CUBA

トリオ・マタモロスと共に歴史的にも有名なキューバのトリオ・グループ、トリオ・セルバンド・ディアス。1937年に、リーダーでトップ・ヴォイスのセルバンド・ディエス、第一ギターで第3声のオティリオ・ポルタル、セカンド・ヴォイスでマラカスのクソ・メンドーサ(後に、マリオ・レシオに交代)の3人によって結成され、キューバ国内はもとより全ラテン・アメリカで人気を博し、ニ …

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ROLANDO AGUILO

1931年マタンサス生まれのトランペッター/バンドリーダーで、デスカルガ=キューバン・ジャム・セッションの重要人物の一人でもあるロランド・アギロ。本作は1960年リリースと思われるプチートからのアルバム『Rolando Aguilo Y Su Orquesta ‎– Se Pone Sabroso』(Puchito SP-120)を、曲順はシャッフルされてい …

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SENEN SUAREZ Y SU COMBO / Canta GERARDO PORTILLO SCULL

革命前1950年代から、コンボ・クラスのバンドで、小気味よく歯切れのよいアフロ・キューバンやボレロを聞かせていたギタリストでバンド・リーダーのセネン・スアレス。本CD-Rは、彼が1960年前後にPANART(パナルト)レーベルに『Senen Suarez Y Su Grupo / CANTA: GERARD0 PORTILLO SCULL』(LD-2101) …

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