MOSE FANFAN / BAYEKELEYE

コンゴ=ザイーレアン・ルンバのヴェテラン・ギタリスト、モーゼ・ファンファンの最高傑作2004年作が国内盤で登場です。元OKジャズ、そして近年ではケケレの中心人物として活躍中~この作もスウィートなオールド・タイマーぶり、しっかり決めてくれます。透明感あるセミアコ&生ギターに女性コーラス、そしてパーカッション&サックス2本が、ファンファンのちょっと掠れたヴォーカ …

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V.A. / ETHIOPIQUES 24, GOLDEN YEARS OF MODERN ETHIOPIAN MUSIC 1969-1975

久々のエチオピークス新譜です! エチオ・ジャズで話題のムラトゥ・アスタツケが編曲を手がけた変態エキゾ・ナンバーから、エチオ・メイドのアフロ・ビートやロンドン録音のラテン・マナー&スティール・ドラム入りナンバー、悶絶のエチオ・グルーヴ=陰音階ファンクやアメリカンなソウル・ダンス英語ナンバーなどなど、未だ知られざる歌い手&グループも大いに含む60年代末~70年代 …

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CELESTINE OBIAKOR / ADAKU OME MMA

60〜70年代にナイジェリア東部で人気があったというイボ人のハイライフ・グループを率いたセレスティン・オビアコル、2フィンガー奏法“パームワイン系エレキ・ギター”をトレード・マークに親しまれた模様。そのパームワイン・ミュージックからハイライフへ移行する寸前で止まっているかのような演奏、瑞々しくも感じられますね。こちらは70年代末頃の録音でしょうか?完成期オビ …

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V.A. / ETHIOPIQUES 23, ORCHESTRA ETHIOPIA

エチオPOP興隆と並行して試みられた民俗楽器オーケストラによる伝統音楽再現&再編運動の試みの記録。そこにはエチオピア人音楽家のみならず、エジプト人音楽家や北米の音楽学者 / 軍人も関与していたそう。幾つかの関連オーケストラによる1963-75年音源がコンパイルされた。エチオピアの多様な伝統音楽の継承とその自由な解釈が面白いCDとなっています。地方色豊な民謡調 …

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HAILU MERGIA & HIS CLASSICAL INSTRUMENT

1985年にワンマンバンド・スタイルで北米ツアー中に多重録音されたカセットのデジタルリマスター盤CDだそうです。キーボード奏者のハイル・メルジアは、もともとアコーディオン奏者だったそーで、昔のエチオピアのカントリーサイドのアコーディオン中心の民謡演奏スタイルを、各種鍵盤でノスタルジックに再現したかったのであろう…、とUSの発売元は推測してますが、 …

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JANAGURU / ZIMBABWE

先日来日(2006)しくれたジンバブウェのジャナグルのCD入荷です。タイトルもそのものズバリ、『ジンバブウェ』!なんでもメンバーの奥様が日本の方で、このCDも名古屋でレコーディングされたそう。そんな縁から、センチメンタル・シティ・ロマンスの中野督夫も参加しています。ライヴでも好評だった、何のてらいも演出も無いストレートでショナ・ピープルらしいハチロク・ビート …

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V.A. ‎/ A WORLD OUT OF TIME

with HENRY KAISER & DAVID LINDLEY いいアルバムです。北米の変人(?)ギタリスト二人がマダガスカルへ行き、地元の素晴らしいミュージシャン達と交わり(多少演奏にも参加し)、現地音楽の作品集を作ってくれたのが1992年、あれから20年以上経ちますが、色褪せませんねえ。今聴いても、やっぱりマダガスカル音楽を代表するCDの1枚 …

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FEMI KUTI / DAY BY DAY

出ましたねえ…フェミ・クティ~7年ぶりのスタジオ録音新作です!異母弟のセウン・クティがとうとうファースト・アルバムをリリースしましたから、負けてられない?ということでしょうか…。で、セウンが偉大なる父のバンドをそのまま受け継ぎ、アフロビートの正統継承権?を主張するようなアルバムを作ったのに較べ、このフェミ、偉大なる父とは違う道を行くと …

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YOUSSOU N’DOUR / ONECE UPON A TIME IN SENEGAL

★ETOILE DE DAKAR feat. YOUSSOU N’DOUR / ONECE UPON A TIME IN SENEGAL -THE BIRTH OF MBALAX 1979-1981 1959年生まれのユッスーが“スター・バンド”参加を経て、弱冠20歳で結成したのが“エトワール・ドゥ・ダカール”~タマ(トーキング・ドラム)やサバー …

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DEREK GRIPPER / ONE NIGHT ON EARTH

“MUSIC FROM THE STRINGS OF MALI”〜という副題がついていますが、ジャケに見る通りこの南ア白人はガットギターを弾きます。そのギター・ソロ演奏によって、トゥマニ・ジャバテのコラ曲を採譜した上で演じるという離れ業、というか酔狂というか、いかにも白人的な発想による本作です。が、その白人的ということは侮りにはつながらず、面倒な段階を踏まえ …

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V.A. / MALI 70, Electric Mali AFRICAN PEARLS

この2CD のリリース当時(2008) ほとんどの曲が初CD化じゃないでしょうか?発売元のシラール・レーベルの音源ということではなしに、独ベーレンライター/ムジカフォンがディストリビュートしていたマリ国内録音による“マリ・ミュージック”シリーズの音源を中心に、隣国ギニアと同様、国の後押しにおいてグリオの伝統のもとに生み出されたマリPOP黎明期1970年代の名 …

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V.A. / コンゴからザイールへ 〜ザイール音楽の魅力を探る1〜

★V.A. / Merveilles du passe 1957-1973 最近ブエナ・ビスタのような再現の動きがあるコンゴ/ザイールの元祖アフロ・ラテン・ビート。のどかで明るさ溢れる50〜70年代の古典的な録音を集めたこのユニークな編集盤を聴くとほっとします。この緩やかにファンキーな響きは現代社会のストレスを癒す特効薬です。(ピーター・バラカン) アフリカ …

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AFIA MALA & ORQUESTA ARAGON / AFIA A CUBA

★アフィア・マラ&オルケスタ・アラゴーン/アフィア・ア・クーバ キューバの老舗グループ、オルケスタ・アラゴーンが、グループ結成70年にして意欲作を発表してくれた。ここでメイン・ヴォーカルとしてフィーチャーされているのは、西アフリカ・トーゴ出身の女性歌手/ソングライターのアフィア・マラ。すでに30年以上もプロとして活躍しているヴェテラン歌手と、キューバ屈指のチ …

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