PANAGIOTIS MICHALOPOULOS ‎/ OTAN KAPNIZEI O LOULAS

  “OTAN KAPNIZEI O LOULAS” というタイトルもいっしょですが、>こちらと、いっしょのジャケ、ほぼ使いまわしのミハロプロスのアルバムです。元はLPでしょうね、でも、LPアルバムの発売年もわからなければ、CDリリースの時期も特定できないアルバムです。たぶん、アポストロス・ニコライダスの73年作  “OTAN KAPNIZEI O LOUL …

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MEDICINE MAN ORCHESTRA

西アフリカのメディシン・マン、つまり、呪術医をモデルに、呪術におけるヒーリング効果、もしくはプラシーボ効果?もしくは白魔術?のイメージを、音楽と映像でアンビエントに描き出そうという3人組〜ベニンのグリオ家系出身者、セイドゥ・バラスヌン、セネガル出身の女性トラックメーカーでヴィジュアル・アーティスト、アリサ・シラ、加えてブルキナファソの女性パーカッショニスト、 …

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LILI CROS & THIERRY CHAZELLE / HIP! HIP! HIP! 

センスの良い自作曲を聞かせてくれるフランスの男女デュオ・ユニットによる2020年の4作目。キュートな女声と、鼻に抜けるような優男風男声がハーモニーを奏でながら、ポップで愛らしく洗練されたサウンドを奏でます。レパートリーは、共作を含めいずれもオリジナル。シンガー・ソングライターでもあるフローラン・マルシェとフランソワ・ポッジョが手がけたサウンドは、アコースティ …

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MBILIA BEL / PHENOMENE

タブー・レイ・ロシュローの奥方として知られた女性歌手ンビリア・ベルが、ロシュローと別れソロとして活動を開始した際にリリースした1988年作! 1 Phenomene 8:15 2 Manzil – Manzil (Folklore Bayanzi) 7:06 3 Cher Ami 6:00 4 Mayavale 7:47 5 Tika-Bazuw …

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MORAIMA SECADA / LA RAZON NO VALIA

キューバのフィーリン・ムーヴメントの最初の15人の1人で、その仲間であったオマーラ・ポルトゥオンド、エレーナ・ブルケ、アイーダ・ディエストロと伝説のコーラス・グループ、クアルテート・ラス・デ・アイーダを結成し活躍したモライマ・セカダ。1980年にリリースされていたらしいアンソロジー『ラ・ラソーン・ノ・バリーア』の第1集と第2集を2in1にしたリイシューCD- …

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JOSE TEJEDOR

1922年ハバナ生まれのホセ・テヘドールは、キューバ革命の頃から活動し、91年に亡くなった名ボレロ歌手。本作は、彼の60年代初頭の録音のCD-Rによるリイシューです(『世紀のヴォーカリスト』シリーズの1枚としてエグレムからリリースされたCDと重複あり)。ソノーラ・マンセーラやニューヨーク・サルサ初期にも活躍したピアニスト、ハビエル・バスケスの率いるコンフント …

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CARIDAD HIERREZUELO 

ロス・コンパドレス兄弟とは姉/妹の関係に当たる、歌手カリダ・イエレスエロ。セリア・クルース系のどちらかというとグアラーチャやソンなどのアップ系をキューバ色たっぷりの味わいで歌い継いできた人でした。本作は、アレイートのレアな7インチ盤(EPA-6057/本作ジャケットはこちらからのもの)からの4曲(本作5~8曲目)をはじめ、LP『GUARAPO, PIMIEN …

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RAMON VELOZ / EN MI CUBA TROPICAL 

ギジェルモ・ポルタバーレスと共に、キューバの山の方にすむヨーロッパ系農民を中心とした音楽グアヒーラを現在のようなポピュラーなスタイルにし全国的に広めたと言われる大歌手ラモン・ベロス。革命直後から開始され今も続く人気テレビ音楽番組「カーニャ・イ・パルマ」で人気を不動のものにし、1981年には愛妻で歌手のコラリア・フェルナンデスと来日しました。残念ながらその5年 …

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CARIDAD HIERREZUELO / CON SABOR

ロス・コンパドレス兄弟とは姉/妹の関係に当たる、歌手カリダ・イエレスエロ。セリア・クルース系のどちらかというとグアラーチャやソンなどのアップ系をキューバ色たっぷりの味わいで歌い継いできた人でした。本作は、ドイツのENDIRECTOというレーベルから1998年にリリースされたアルバム『コン・サボール』のジャケット写真が用いられていますが、内容は別もの。同名曲「 …

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KOSTAS DIMOULEAS ‎/ H KOMMOTRIA KAI O THANATOS

2019年に亡くなった女優兼シンガーだったソティリア・レオナリドゥや、91年デビューのロック系シンガー、ヴァシリス・ギスダキスはじめ、5人の歌い手を招いた作曲家、コスタス・ディムレアスなる男による、今のところ唯一のアルバム (2011) 。なかなか捉えどころのない作ながら、気になります。それにしても、ギリシャのバスは後ろから乗るのか…、   1 S …

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KATERINA DINOU / EPITHYMIA

エーゲ海のスコペロス島で生まれ、幼い頃からギターを弾き歌っていたそう。テッサロニキの薬科大学を卒業するも歌手 / ソングライターとしての道を選び、02年にデビュー・アルバムをリリース、この新作が6枚目とのアルバムとなるそう。前作はミミス・プレッサスのカヴァーに挑戦したそうですが、この新作、古いも新しいもない抒情ライカ、シミジミと聞かせます。   1 Επιθ …

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DYNAMEIS TOU AIGAIOU

そのグループ名、ディナミス・トゥ・エゲイオゥ 〜英語に訳すなら“エーゲのフォース” ということで、エーゲ海軍になってしまうのですが…、ま、それはそれとして、これだけ平和的な3人組は、なかなか得難いかも知れません。その、実に脱力したコーラスによるエーゲ海の島唄はじめ、マンドーラにも似た弦楽器ラウト、そして擦弦のリラや各種民俗打楽器類の演奏が醸し出す …

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