コルシカ出身でパリ郊外で育った異端マヌーシュ系ギタリスト、ロドルフ・ラファリの2013年作は、タイトルが通り、エディット・ピアフ、シャルル・トレネ、レオ・フェレなどのシャンソン曲、そして「シェルブールの雨傘」「華麗なる賭け」などのミッシェル・ルグランのサントラ曲などを取り上げたフランスらしさ爆発の1枚!?そのギターは、マヌーシュにスタイルを負いながらも、地中 …
続きを読むコルシカ出身でパリ郊外で育った異端マヌーシュ系ギタリスト、ロドルフ・ラファリの2013年作は、タイトルが通り、エディット・ピアフ、シャルル・トレネ、レオ・フェレなどのシャンソン曲、そして「シェルブールの雨傘」「華麗なる賭け」などのミッシェル・ルグランのサントラ曲などを取り上げたフランスらしさ爆発の1枚!?そのギターは、マヌーシュにスタイルを負いながらも、地中 …
続きを読むメニス・ダニッシュメンド、イスタンブールの女性SSWです。紫のベレーをかぶったジャケがトルコ離れしたキュートさですが、これもまた今のトルコですね…。2010年にアルバム・デビューするまで、雑誌記者をしていたそうです。そのデビュー・アルバムはピアノとギター中心のドラムレス、ベースレスのバックで歌っていましたが、どこかの雑誌主催のベスト女性歌手賞をも …
続きを読むこれまで2000万枚のアルバムを売ったという、中央アジアを代表する歌姫、ユルドゥス・ウズマノヴァ、09年において、まったく内容の違う作をウズベキスタンとトルコでほとんど同時にリリース、そのトルコ盤がこちらです!かなりお太りになったユルドゥス姐さん故、このトルコ盤ジャケは正解でしょうね?…って、そういうことはともかく、こちらもウズ盤に負けず劣らずの …
続きを読むおおっ敬虔、だ…。ウズベキスタン歌謡の女王、ユルドゥス・ウズマノヴァ/トルコ制作の2010年作です!近年、ウズベク制作盤とトルコ制作盤を使い分け、年に2作のわらじをはいて来たユルドゥスですが、どちらかと言えばトルコ制作盤の傾向は、ウズからやって来た愛嬌いっぱいの熟女セレブという役どころ~が、本作、多くの曲が“アッラー・アクバル”を唱えた敬虔なゴス …
続きを読むギリシャとアルバニアからの移民だった両親のもと1970年に生まれたそう。もう、43歳ということになりますね。容姿端麗な都会派ハルク歌手として当店でも人気の女性歌手ギュライ〜2013年の新作です。で、全2011年作に続いて、アコースティックギターやエレピ、サックスなど西洋楽器も取り入れたバックで歌っています(前作でナゼか排除されていたハルクの命、サズはちゃんと …
続きを読むLate 1970’s Original albums !! ☆76′ AJUWE JUWE 1976 Alhaji Sikiru Ayinde Barrister & His Fuji Exponent Vol.9 (LP; African Songs AS 55-L) [A] Ajuwe Juwe / Ejeka Sope …
続きを読む1984年のワシウです。何というか、もう猛獣ですな。故・御大シキル・アインデ・バリスターのもとを巣立って5年目ぐらいだったでしょうか?この年、4枚のアルバムを立て続けにリリースし、最初の絶頂期を迎える27歳の若きワシウでした。この年のアルバムはすべてOK、というか、80年代半ばのワシウはおしなべて実に獰猛でパンク。〜そんな84年のアルバムのうちでも新世代のリ …
続きを読むクラシックからジャズに転身したオーボエ奏者として有名なジャン・リュック・フィヨン、別名オーボーマン・フィヨンの新作です。ブラジルのショーロをテーマとしたアルバムで、ピシンギーニャ、ジャコー・ド・バンドリン、エルメート・パスコアルまで、ギター、バンドリンを加えたトリオで演奏しています。基本ブラジル・マナーですが、どこか欧州の香りがするところ、その辺が聞きどころ …
続きを読む2011年にスーダンの南部10州が分離して独立した南スーダン共和国は、アフリカ大陸54番目の、そして世界でもっとも新しい独立国家。新しい国だけに問題が山積し、苦しい情勢が続いているようですが…。そんな南スーダンに暮らす人々に愛され親しまれているのが、盲目の男性歌手ジェネラル・パオリーノ。そして彼に注目したのが、ティナリウェンやマラウイ・マウス・ボ …
続きを読む今もってトルコで最も高い人気を誇る女性歌手セルタブ・エレネル、前作は驚きの古典歌謡アルバムでしたが、本作は3年ぶりとなるPOP路線〜夫君であり音楽的パートナーでもあるデミル・デミルカンをはじめ、セゼン・アクス、ニル・カライブラヒンギルといった著名アーティストたちからの提供楽曲を、いつも通り緻密かつトルコ的なポップ・サウンド&高い歌唱力で聞かせてくれます。 h …
続きを読むしっかしひどいジャケですねえ…。本当は結構かわいいんですが。で、>こちらで紹介されています(無断リンクすみません!)。 というわけでアイシャ・エシム、またまた注目すべきトルコ古典歌謡女性歌手が登場してしまったわけですね。北米フィラデルフィアに住まい、トルコとフィーリーを往復する歌い手だそうです。自らタンブールやウード、カヌーンも演奏する本格派 …
続きを読むこれまでほとんどの作を手掛けてきた盟友スティーヴ・ヒレッジの元を離れ、新しいプロデューサー=ガエタン・ルッセール(ex ルイーズ・アタック)&マルク・プレッチ(exリタ・ミツコ)というロック人脈と組んだ本作、しかもタハ初となるNY録音ということで、その出来映え~まずヴォーカル・スタイルが変わりましたね、というか、初期のバンド時代(カルト・ドゥ・セジュール)に …
続きを読む1998年の意欲作~アラブ/マグレブ音楽をタハなりに歌った「ディワン」の続編と位置づけられたこの新作、はっきり言って傑作です、ね。パリに住まうマグレブ系移民の2世として、フランスにもマグレブにもありえないタハなりの単独性を歌い上げて来た~これまでの路線の延長線上に、ライをはじめ、シャアビや古き良きアラブ歌謡、あるいはベルベル系のダンス音楽レガーダ風、そしてタ …
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