V.A. / THE ROUGH GUIDE TO AFRICAN DISCO (with BONUS CD)

70年代前半に生まれたディスコ・サウンドは70年代後半ともなるとアフリカにも流入、当地の音楽と融合して、独自のスタイルを生み出しました。本作はディスコ流入直後である70年代後半から90年代までの録音を収録。アフロビートの創始者のひとりであるトニー・アレンや、ハイライフの大スター、ヴィクター・ウワイフォといった西アフリカのアーティストだけでなく、南アフリカのシ …

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V.A. / THE ROUGH GUIDE TO THE MUSIC OF ETHIOPIA (with BONUS CD)

21世紀のワールド・ミュージック・シーンにおいてエチオピア音楽は大きなトピックとなっていることは周知のとおり。おなじみの〈ラフ・ガイド〉からも新たに編集されたそのアルバムがリリースされました。〈エチオピーク〉シリーズで紹介されたムハムッド・アハメッドやゲタチュウ・メクリヤといった数々の伝説的なミュージシャンはもちろん、クラール・コレクティヴやダブ・コロッサス …

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LAS MIGAS / REINAS DEL MATUTE

>こちら12年作も好評、2004年バルセロナで結成され、当店でも人気のシルビア・ペレス・クルースが在籍したフラメンコ系女性グループ、ラス・ミガス~その2010年のファースト・アルバムがこちらです。セカンド作ではグループを抜け、ゲスト的に1曲しか歌っていなかったシルビア・ペレスが全編リード・ヴォーカルをつとめています!というわけで、シルビア・ペレスの原点的アル …

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LLAMA〜SILVIA PEREZ CRUZ, RAVID GOLDSCHMIDT / POMPIENDO AGUAS

以前は東京を拠点に活動していたM.A.レコーディングスのタッド・ガーフィンクルによる仕事ですね(現在はL.A.に拠点を移しています〜こちら香港盤ですが…)。〜スティール・ドラムをひっくり返したような形状を持つハング・ドラムは、いま秘かに注目を集めている最新のアクースティック楽器。そんなハング・ドラムを伴奏に使ったヴォーカル・ミュージックを聞かせて …

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DOREEN THOBEKILE / LONDON ZULU

ドリーン・トベキレは1971年にアパルトヘイト政策下の南アフリカから国外追放を宣告された女性歌手/ダンサー。亡命してすぐにロンドンで音楽活動を始め、90年代後半にはトランスグローバル・アンダーグラウンドと共同作業を開始、そして彼らのプロデュースで05年に発表し、唯一のソロ作品にして遺作となってしまったのが本作(2010年死去)。タイトル通り、ロンドンならでは …

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V.A. / SOMETHING IS WRONG, VINTAGE RECORDINGS FROM EAST AFRICA

すごい録音がまだまだあるものですねえ…、1930年代半ばから50年代にかけての英国HMVレーベルによるウガンダ、ケニアへの出張録音の成果=約400枚分のSPレコードから選りすぐられたという35曲収録の2CDです!故フクウェ・ザウォーセの先輩にあたりそうな?名人芸と言うべき一弦フィドルやハープの弾き語りから、キクユ人を中心に伝播流行したカフェ・ミュ …

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HUICHOL MUSICAL / DESDE MEXICO…CUMBIA CUSINELA

何だか、久々に思いっきりメキシコしてますねえ…。ギター類2本、ヴァイオリン2本、そしてダブルベースという先住インディオのウイチョル人によるアコースティックな5人組~冒頭&ラスト(リミックス)に収録された“クンビア・クシネーラ”がスマッシュ・ヒット中の若手ということになりますが、どうもこれがまた、古臭いですねえ~、嬉しくなってしまいます。基本的には …

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V.A. / THE ROUGH GUIDE TO AFROBEAT REVOLUTION

アフロビートは、ナイジェリア出身のフェラ・クティが創始したファンキーなレベル・ミュージック。アフリカ各所のリズムを活用しながらジャズ、ファンクなどを飲み込んで痛烈なメッセージを叩きつけたフェラの音楽は、そのサウンドだけでなく、そこに宿る精神も世界中の人々に感銘を与えました。本作はそんなフェラの遺産を受け継いだアーティストたちをコンパイル~御大トニー・アレンか …

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TOMAS LEBRERO Y EL PUEHERO MISTERIOSO / NUEVA KAN ZE ON “新観世音”

新世代ルーツ音楽系シンガー・ソングライター兼バンドネオン弾き from ブエノス・アイレス / パレルモ地区。女性シンガー / アナリア・シリオらをメンバーとするエル・プチェーロ・ミステリオーソを率いてほっこりとメランコリー、昨日と今日、都市の日常生活から滲み出る唄心を最も音楽的に体現するトマス・レブレロの最新音源/未発表音源を含むベスト・トラック集~現在進 …

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TOMI LEBRERO Y SU PUCHERO MISTERIOSO

アルゼンチン~アップ・トゥ・デイトなフォルクローレ系男性SSWですが、トラッドな感覚をベースにしながらも、カエターノ風のヨレヨレ系ヴォーカル&ナイーヴな感覚が、なかなか得難い魅力を聴かせます。カンドンベ、タンゴ・カンシオンやムルガ、カルナバリート、ミロンガやヴァルスを、哀愁のバンドネオン弾き語り中心に、繊細なギター・アンサンブル等を加えたバックで聴かせます。 …

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DICK EL DEMASIADO / SUS CUMBIAS LUNATICAS Y EXPERIMENTALES

「南米コロンビア生まれの田舎音楽クンビア。今、全世界の貧乏人の恥骨とエクストリーム・ミュージック好きの琴線を激しく震わすこの貧者の2ビートは、謎の電波オジサンによって、妄想の大銀河へと解き放たれたのである。」 音楽評論家・松山晋也氏~というわけで、これまでの4作のアルバムから、既に入手困難なトラック満載のベストです!この夏の来日も決まってます。まずは、このC …

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MARIA TERESA MARQUEZ / REINA DE LA CANSION

☆マリア・テレーサ・マルケス / カンシォーンの女王 アルゼンチンの北東部からパラグァーイにかけてのパラナー川沿いの地域は、ラテン・アメリカでももっとも美しい旋律を生み出してきた場所。そんなリトラール~パラグァーイ歌謡の名曲の数々を数多く取り上げ、すばらしい歌声で楽しませてくれたのが、ブエノス・アイレス生まれの歌姫マリア・テレーサ・マルケスでした。本盤はそん …

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DICK KHOZA / CHAPITA

1960年代から活動するマラウィ出身のドラマー、ディック・コーザが76年に南アで制作した幻の南アJAZZファンク!プロデュースはダラー・ブランドで有名な南ア/サン・レーベルのオーナー、ラシッド・ヴァリィということで、いろんな意味で待望、嬉しい複刻となりました。ミディアム&アップなアフロJAZZテイストのホーンズやコーラス、メロウなエレピ、あるいはマロ …

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ALHAJI SAKA OLAYIGBADE / SYSTEM 5 -ADARA SYSTEM 12 – SYSTEM 7

*黒ジャケ SYSTEM 5 〜はテンポは早いもののサカラ的リズム~トーキング・ドラム多用! *ピンクジャケ〜ADARA SYSTEM 12 はサカラのリズム・パターンからハミ出し、独特なミディアム・ビートを聞かせます。 >SYSTEM 7   前世紀半ば、ラマダン開けを告げるイスラム系謡曲が娯楽化し誕生したという“ウェレ”(先行して存在したヨルバ系ムスリム …

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AMBROSE ADEKOYA CAMPBELL / LONDON IS THE PLACE FOR ME 3

1919年ナイジェリア生まれ、40年代にロンドンへ移住~そこでウェスト・アフリカン・リズム・ブラザーズを結成(その録音は本ロンドン~シリーズ第2集にも収録)、72年頃までロンドンのアフリカ/カリブ系移民コミュニティを中心に活躍したそうです。グループ解散後は、渡米しレオン・ラッセルのグループに加わったり、ジャマイカのプリンス・バスターとつきあったり、で、現在も …

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