IOANNA GEORGAKOPOULOU ‎/ I ARCHONTOREMPÉTISSA 1947 – 1955

サントリーニ島のピルゴス生まれ、イオアンナ・ヨルガコプル(1920-2007)、18歳から歌い始めたレベーティカの女性歌手ですが、例によってヴァシリス・ツィツァーニスに見いだされた女性歌手の一人。ツィツァーニスがマリカ・ニーヌをパートナーとしてからは、ヨルゴス・ミツァキスやマノリス・ヒオティスらと交わり、彼らの曲を歌い続けました。その後、70年代半ば頃まで歌 …

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YIANNIS KOTSIRAS / KOITA GYRO, tragoudia pou to kathena echei na diigithei

ヤニス・コツィラス51歳(1969-)力作ですね、 『見渡せば、今、誰かが歌わなければならないうた』 というアルバム・タイトル(勝手な意訳ですが…)。 ライカ基本の歌声を聞かせつつも、 一味違う曲想、意匠の面白さ、 あるいは社会性を意識した歌において、 常に同時代性というものを感じさせてくれる 得難いスターの新作となります。 1 ΚΟΙΤΑ ΓΥΡΩ 2 Τ …

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ANDREAS KATSIGIANNIS & ESTOUDIANTINA NEAS IONIAS -V.A. / GI TIS IONIAS

スミマセン!あまりにも高かったので、初回入荷の際は、とりあえずの僅少入荷となってしまいましたが(結構ブ厚いハードカヴァーの BOOK を見て、お値段にも頷けましたが…)、今年のギリシャもの新譜注目の作であることに違いはなしと判断し再入荷と相成りました。ウード奏者にして作曲家、アンドレアス・カツィヤニス率いるエストゥディアンティナ・ネアス・イオニア …

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PARASKEVAS ‎/ VAS VAS VAS

うわっ!再入荷してしまいましたよ、クラプトンが聞いたら、怒るだろうなあ…それとも許したのか、謎?完全一発屋、パラスケヴァス(金曜の意)の2007年のヒット曲です。この曲収録のアルバムもリリースしていますが、入手困難。その後、泣かず飛ばず。

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SOKRATIS MALAMAS‎ / KYKLOS

1 Τα Πάγια 3:20 2 Για Την Ελλάδα 3:50 3 Ριφιφί 3:31 4 Σ’ Αγαπώ 2:33 5 Ο Θεός 3:13 6 Δυό-τρεις Κουβέντες 3:39 7 Της Άρτας Το Γεφύρι 4:04 8 Το Τραγούδι Του Μεθυσμένου 2:37 9 Δώ …

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V.A. -OST. / TO MINORE TIS AVGIS

The Songs From The TV Series Of Fotis Mesthenaiou   戦前ピレウス派レベーティカの人間模様を描いた(マルコス・ヴァンヴァカリスの名曲のタイトルを冠した)80年代ギリシャTVシリーズ『夜明けのマイナー(?)』のサントラ盤で、多くはドラマ挿入歌が収録された1983年リリース2LPの復刻CDとなります。歌 …

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HARIS ALEXIOU / I HARIS ALEXIOU SE APROVLEPTA TRAGOUDIA

Originally released in 1987 on 2LPs by Minos イタリアのニーノ・ロータやドイツのクルト・ワイル、ロシアのヤン・フレンケリ、そしてギリシャのマノス・ハジダキス、パナギオス・トゥンダス、アポストロス・カルダラスといった作曲家の曲を歌った作です。シアトリカルなミュージカル・ナンバーや映画挿入歌においては、いつものハリスと …

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REMPETIKI KOMPANIA ‎/ EPITYCHIES

70年代初めに結成されたレベーティカ復興の中心的グループ、レベーティキ・コバニアのベスト盤〜75/78/83年リリースのオリジナル・メンバー時代に残された3作のLPから選ばれた18曲! 1 Manólis Dimitrianákis / Ta Blé Paráthyra 2 Dimítris Kontogiánnis, Manólis Dimitrianák …

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ANASTASIA MOUTSATSOU ‎/ AP΄ TO MELLON KAI TO PARELTHON

アナスタシア・ムツァッツウ〜(1961−)ペロポネソス半島の南端、ベラディニア生まれピレウスで育ち、1982年ピアノバーで歌い始めた女性歌手、初めはレベーティカを歌っていたそうですが、その澄んだ歌声からニシオーティカ(島唄、彼女の場合はキクラデス諸島の島唄)やエデフノ(いわゆるアート・ソング)、そして、もちろんライカを歌うことに…。 本作は、前作 08年作か …

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PANAGIOTIS MICHALOPOULOS ‎/ OTAN KAPNIZEI O LOULAS

  “OTAN KAPNIZEI O LOULAS” というタイトルもいっしょですが、>こちらと、いっしょのジャケ、ほぼ使いまわしのミハロプロスのアルバムです。元はLPでしょうね、でも、LPアルバムの発売年もわからなければ、CDリリースの時期も特定できないアルバムです。たぶん、アポストロス・ニコライダスの73年作  “OTAN KAPNIZEI O LOUL …

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KOSTAS DIMOULEAS ‎/ H KOMMOTRIA KAI O THANATOS

2019年に亡くなった女優兼シンガーだったソティリア・レオナリドゥや、91年デビューのロック系シンガー、ヴァシリス・ギスダキスはじめ、5人の歌い手を招いた作曲家、コスタス・ディムレアスなる男による、今のところ唯一のアルバム (2011) 。なかなか捉えどころのない作ながら、気になります。それにしても、ギリシャのバスは後ろから乗るのか…、   1 S …

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KATERINA DINOU / EPITHYMIA

エーゲ海のスコペロス島で生まれ、幼い頃からギターを弾き歌っていたそう。テッサロニキの薬科大学を卒業するも歌手 / ソングライターとしての道を選び、02年にデビュー・アルバムをリリース、この新作が6枚目とのアルバムとなるそう。前作はミミス・プレッサスのカヴァーに挑戦したそうですが、この新作、古いも新しいもない抒情ライカ、シミジミと聞かせます。   1 Επιθ …

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DYNAMEIS TOU AIGAIOU

そのグループ名、ディナミス・トゥ・エゲイオゥ 〜英語に訳すなら“エーゲのフォース” ということで、エーゲ海軍になってしまうのですが…、ま、それはそれとして、これだけ平和的な3人組は、なかなか得難いかも知れません。その、実に脱力したコーラスによるエーゲ海の島唄はじめ、マンドーラにも似た弦楽器ラウト、そして擦弦のリラや各種民俗打楽器類の演奏が醸し出す …

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YIANNIS PARIOS

 Originally released in 1971 on LP / 1st album !!   ラヴ・ソングの帝王!と異名されたヤニス・パリオスのファースト・アルバムです!近年は>こんなシブイおやじになりましたが、若い頃は、やさ男だったんですねえ、そんな外見ムードにふさわしい?青春の恋歌を昭和歌謡に見紛う雰囲気で歌ってデビューした …

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MANOLIS RASOULIS & V.A. / TA SKORPIA

マノリス・ラソウリス、1945年クレタ島のイラクリオン生まれ、ジャーナリストとして、詩人として、そして作詞作曲家としても活躍しました(2011年逝去)。ことに、ニコス・ロイゾスやニコス・クシダキス、クリストス・ニコロプロスやヴァシリス・パパコンスタンティヌ、そしてニコス・パパゾグルやハリス・アレクシウ、ソクラテス・マラーマスらと頻繁に交流したことでも知られて …

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