V.A. / CLUB COCO

スイスはジュネーブのインディ・レーベル、ボンゴ・ジョーから、2021年リリースのトロピカル・ダンス・ミュージック・アンソロジー。これまでビーンズ国内盤CDを通じて紹介もされているパナマ出身でコスタリカで育ったカリプソ・シンガー・ソングライターのウォルター “ガンビット” ファーガソン、あるいはモーリシャスやレユニオンのヴィンテージ・セガを収めたコンピレーショ …

続きを読む>

CARLOS VIVES / CUMBIANA

1990年代前半からバジェナートのポップ化を推進してきたコロンビアを代表するスター、カルロス・ビベスの2020年作です。『クンビアーナ』とタイトルに掲げ、クンビアに用いられる笛や太鼓といったフォークロア要素などを散りばめながら、レゲトン、R&B、ラップ/ヒップホップ、ラガマフィン、サルサなんかと併せてトロピカル・ポップに仕立てています。その仕上がりの …

続きを読む>

LOS QUECHUAS

チェペ・アギーレにより1961年に結成されたコロンビアの名流トリオ、ロス・ケチュアス。16曲入りオムニバスのリイシューです。 トップ・ボイスにカルロス・ブルバーノを据えた、コーラスのハーモニーとギターなどのアンサンブルで、ボレロやバルスを演じていますが、コロンビアならではの軽快なポロのナンバーがアクセントとなっています。 盤起こし?と思われ、若干の音擦れ等ご …

続きを読む>

MINYO CRUSADERS & FRENTE CUMBIERO / FROM TOKYO TO BOGOTA

★民謡クルセイダーズ&フレンテ・クンビエロ 2019年夏にコロンビア・ツアー、秋にヨーロッパ・ツアー、2020年3月にオーストラリア~ニュージーランド・ツアーを敢行し、今やワールドワイドな存在になりつつある東京の10人組、民謡クルセイダーズ。日本国内においては、NHKや複数の通信社にも取り上げられるなど、今やお茶の間にもその名を広めつつある彼ら。かたや、マッ …

続きを読む>

MERIDIAN BROTHERS / CUMBIA SIGLO XXI

2014年の『サルバドーラ・ロボット』が、P-Vineを通じて日本でも紹介されているコロンビアのユニット、メリディアン・ブラザーズの2020年作です。ギタリスト/コンポーザーのエブリス・アルバレスのもと、1998年に活動をスタートさせ、クンビアやバジェナート、サルサをエレクトロに溶解した、独特のサイケな脱臼系電子トロピカル音楽で、注目を集めてきました。前作『 …

続きを読む>

JOSE ALEJANDRO MORALES

1913年生まれ、78年に亡くなったコロンビアのフォルクローレ系を代表するソングライター、ホセ・アレハンドロ・モラレス。本作は代表曲「プエブリート・ビエホ」をはじめ、自作曲を自らの歌声で自演したRCA Victorからのアルバム『ホセ・モラレス・インテルプレタ・ア・ホセ・A・モラレス』(LPC-516)の11曲を収めるリイシューCDです。バックは、コロンビア …

続きを読む>

OLAYA SOUND SYSTEM / MUSICA DEL MAR

2008年に結成されたペルーのバンド、オラヤ・サウンド・システムによる2017年の4作目のアルバムです。チーチャの系譜を引くペケペケ・サーフ系エレキ・ギターに彩られたペルー流トロピカルのサイケデリック・アマゾニアン・サウンドに、レゲエ、ダブ、レゲトン、サルサ、アンデス・フォルクローレ、ロックやファンクなどを混ぜ込んで、エネルギッシュにバンド・サウンド化。ポッ …

続きを読む>

BOOM FULL MEKE / EL GUCHI

モノソニコとビークリップによるコロンビアのユニット、ブーム・フル・メケの2017年の初録音。5曲入りCDシングルとなります。コロンビアのカリブ海側バランキージャのゲットーで育まれたサウンドシステム・カルチャーとアフロ・コロンビア要素とが結びついたダンス・エレクトロニカ。彼らはそれを、ネオ・バシーレ・ピコテーロなどと規定しているようですが、レゲトン系のダンス、 …

続きを読む>

go top