MILAGROS LANTY / REINA DEL CARIBE

“レイナ・デル・カリベ”(カリブの女王)と呼ばれた1930年生まれ(1926年という記述も)のドミニカ共和国出身の女性歌手、ミラグロス・ランティ。自国でラジオなどで人気を得て、スペインやメキシコにわたり、エルネスト・レクオーナやエリセオ・グレネー、アルマンド・マンサネーラらとも交流し、彼らの作品の最高の表現者と讃えられるようになったそうです。特に、本アルバム …

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ELVIRA RIOS / TROPIC NIGHTS

1930年代から歌手として、ショー・キャバレーへの出演者として、そしてフィルム・スターとしても活躍したメキシコのボレロ女性歌手エルビラ・リオス。本作は、50年代後半にデッカから10インチ盤でリリースされた『TROPIC NIGHTS』から、曲目はシャッフルされていますが全8曲を収録するリイシューです。彼女はメキシコ以外に、U.S.A.、アルゼンチン、チリなど …

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BAO YEN / BOLERO, AI CHO TOI TINH YEU

        ヴェテランもボレロ!?ということで、中部ベトナムの民謡~民歌歌手として有名なヴェテラン女性バオ・イェンによるボレロ集。中部ベトナムの叙情歌を哀愁たっぷり聞かせる好作品で、アレンジもダンバオなどのベトナム独自の音色を聴かせる民族楽器を使いながらとても聞きやすく、心地よい演奏と、しっかりとした歌唱力で飽きさ …

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SONIA Y MYRIAM / VOCES DE ENSUENO

チリ人姉妹デュオのソニア・イ・ミリアム。バックにキューバでの録音歴もある彼女たちは、キューバやメキシコなどラテン諸国で国際的人気を獲得。ミリアムが64年に歌手を引退しデュオを解消しましたが、ソニアはメキシコでソニア・ラ・ウニカとしてソロ活動を続けました。本作は、1958年にリリースされた10インチ盤収録の8曲を中心とするリイシューCD-R。女声二重唱の洗練さ …

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SONIA Y MYRIAM / EL SEGUNDO ALBUM

チリ人姉妹デュオのソニア・イ・ミリアム。キューバでの録音歴もある彼女たちは、キューバやメキシコなどラテン諸国で国際的人気を獲得。ミリアムが64年に歌手を引退しデュオを解消しましたが、ソニアはメキシコでソニア・ラ・ウニカとしてソロ活動を続けました。そのモダーンさも合わせ持った歌い口で、エル・スール・レーベルのフィーリン・コンピにも収録されました。本作は、196 …

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LITO PENA & HIS ORCHESTRA PANAMERICANA / A NIGHT AT THE TROPICORO

プエルトリコ1959年、 ホテル・サンファン int.専属時代の パナメリカーナ楽団録音です。 いかにも!っていう感じですが、 こんな専属楽団のいるホテル、 メチャ泊まりたかった… そういうホテルはもこの世のどこにも、 金輪際存在しないことに思いを馳せて聴くと、 得難いものがあります、ね。

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JOE COTTO Y SU ORQUESTA / DOLORES, Charanga!!! Twist Con Pachanga

プエルトリコ出身のバンドリーダー、エル・マグニフィコことジョー・コトー。本作は1963年にリリースされたアルバム『ドローレス:チャランガ! ツイスト・コン・パチャンガ』(MAGDA LP-1002)の復刻で、曲順はシャッフルされていますが全トラック収録されています。 歌手はダンス系のナンバーがモン・リベーラとチビリーコ・ダビラ、ボレロ系をマイク・カシーノが担 …

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ROSALIE ELENA RODRIGUEZ / FRENTE A FRENTE

★ロザリー・エレーナ・ロドリゲス『フレンテ・ア・フレンテ』 カリフォルニアで絶大な人気を誇る女性マリアッチ・グループの先駆け、マリアッチ・ディーバスに在籍し、グラミー賞を獲得した美しきチカーナ歌手/バイオリン奏者による初のソロ・アルバム。ペルーのギタリスト、マヌエル・モリーナを中心に、リマで活躍する最高の演奏家を集めて南米の有名ボレロを抜粋して録音されている …

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エルナンド・アビレス・コレクション

★LOS MEJOR DE HERNANDO AVILES CON SU CUARTETO  Y EL TRIO LOS PANCHOS トリオ・ロス・パンチョス初代トップ・ヴォイスの初期の歌声を綴った名盤が新価格で復活! フィーリンやボレーロなど、ラテン歌謡の世界に興味を持った新しいファンにこそ聞いて欲しい作品がこれだ。本作はトリオ・ロス・パンチョスの初代 …

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MON LAFERTE / TRENZA

チリ、03年CDデビュー、バラーダ系POP歌手兼女優として活動開始、2010年代に入り本腰入れてアルバムを制作、インディーロック系という印象でしたが、この5作目(共作は含まず)となる新作では、これまでになくボレロ、カンシオン、ヌエボ・フォルクローレ、そしてクンビアなどを、インディーロックのフィルターを経た歌心で聞かせて、これはちょっと当店的にも見逃せないなあ …

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LILA DOWNS / SALON LAGRIMAS Y DESEO

メキシコ女性SSW、リラ・ダウンズの新譜はこれまでと違いますねえ、歌い口もしっとりめ、題して「涙と欲望のサロン」? スタンダードなメキシカン・ボレロやカンシオンのカヴァーも多く収められた内容となています。 これまで、自らの出自、オアハカの血を意識してかしないでか、多くレパートリーは、メキシコのカントリーサイド、あるいはメキシコ / 合衆国のボーダーや、カリブ …

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EL NEGRO PEREGRINO Y SU TRIO

メキシコはベラクルス出身のトレス弾き、エル・ネグロ・ペレグリーノと彼のトリオ。本作はそのアルバム『エル・ソン・クバーノ』(Dimsa DML-8100)を曲順シャッフルの上、全曲収めるリイシューです。ボレロ、ボレロ・ソン、グアラーチャと、トレスの響きが導き出す軽快なキューバン・フィーリングと、メキシコのトリオものの心地よいハーモニーが程良くミックス。ペドロ・ …

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CHAVELA VARGAS

2012年に93歳でその波乱の生涯を閉じたメキシコ歌謡の女王、チャベーラ・バルガス。1973年にオルフェオンよりリリースされたアルバム『ソレダ』から1曲(「ウン・ラティート」)をマイナスした復刻です(元盤では「バロン」と曲目表記されていたセバスティアン・ピアナ/オメロ・マンシのタンゴ名曲が本盤では「ミロンガ・センティメンタル」に訂正されています)。 彼女の代 …

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LUCHO GATICA / CONTIGO EN LA DISTANCIA 

チリ出身で、ラテン・アメリカ中で人気を得た1950~60年代を代表するボレロ歌手、ルーチョ・ガティーカ。彼もまたこの時代の多くのボレロ系歌手がそうだったように、キューバ発モダーンなヴォーカル・ムーヴメント、フィーリンの影響をメキシコを通して受けた1人です。 セサル・ポルティージョの名曲「コンティーゴ・エン・ラ・ディスタンシア」やホセ・アントニオの代表曲「ラ・ …

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MARIA VICTORIA

1933年生まれのメキシコの女優/歌手マリア・ビクトリア。本作は、彼女の50~60年代録音からのアンソロジーと思われる復刻盤です。 フアン・・ブルーノ・タラーサの「ソイ・フェリス」「ケ・ボニート・シエント」、コンスエロ・ベラスケスの「ケ・ディビーノ」、クラウディオ・エストラーダ」の「トダビア・ノ・メ・ムエロ」、マリア・グレベールの「アシ」など、全10曲を収録 …

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