MARTIN ROBBIO / PARRESIA

ノーラ・サルモリア率いるオルケスタ・スダメリカのメンバー=若手ピアニストのマルティン・ロビオによるトリオ作品。フォルクローレを再構築するような作品です。リズムもフォルクローレやジャズを行ったり来たりと自由度高めのインストゥルメンタル。ゲストはノーラ・サルモリアにメルセデス・ソーサやペドロ・アスナールの諸作にも参加のヴェテラン、ファクンド・ゲバラ等。

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JERZ LE CAM QUARTET / OFOFOF

ブエノスアイレス出身タンゴ・ピアニスト兼作曲家のクァルテット新作。90年代前半にフランスに移住から後、“バルカニック・タンゴ” なる未楠チュあー路線を標榜して来ました。今作でもその独自路線を推し進めています。モサリーニら在仏タンゴ・アーティストらが参加。〜毎度、マニャーナ・レーベルならではの飛び出す絵本スタイルのジャケも楽しいですね!

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LAS HERMANOS CARONNI / VUELA

アルゼンチン出身のチェロ&クラリネット双子姉妹〜基本タンゴ&ミロンガ系インスト・デュオですが、グナワやジョルジュ・ブラッサンス、ラヴェルやコルサコフまで演じています。ピアノでフアン・カルロス・カサーレス、LO’JO のドニ・ペアン、グナワのファリッド・シュアリが参加しています。 △参考

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LUNA MONTI, JUAN QUINTERO / DESPUES DE USTAD

現在形フォルクローレを代表するフレッシュなデュオ、ルナ・モンティ(vo)&フアン・キンテーロ(vo,g)によるシンプルかつアコースティックなデュオ編成なのに、芳醇なムードを存分に感じさせてくれる新作!ウーゴ・ファットルーソ作の”Conmigo” / メルセデス・ソーサが’74年に唄った”Triptico Moc …

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EZE ORTIZ / RIEGO MI JARDIN

アルゼンチン / 男性シンガーソングライター、ガットギター弾き語り、実にシンプルながら、意外とドラマティックな広がりを感じさせるのは、けっこう奔放な発声と旋律、ハーモニー、そしてフィンガーピッキングによるリズム感も、見事に紡がれて一体として聞こえるからで、これをバンドでやったら、けっこう難しいだろうなと感じさせる。そういう境地にたどり着くために通過した一人っ …

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MARINA SANTILLAN / MAR ADENTRO

アルゼンチンのシンガー・ソングライター / マリナ・サンティジャンが08年にリリースしたアルバムの再プレスとなります。Jazzマナーのピアノを中心に組み立てられたシンプルかつリリカルな室内楽風演奏に、飾りない発声のヴォーカルが淡々と乗ります。嫌みのないヴォーカル・アルバムと聞こえます。楽曲の構造はミロンガだったりサンバやタンゴだったりもしますが、あえて“フォ …

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MARCELO KATZ, ELIANA LIUNI Y DEMIAN LUACES / MARCELO KATZ Y MUDOS POR EL CELULOIDE

リーダーのマルセロ・カッツはピアノ、プリペイドピアノ、アコーディオン、カズーなど。エリーナ・リウニはソプラノ、クラリネット、ハーモニカ、ハープ、ホイッスル、にドラムセット。デミアン・ルアセスはヴァイオリン、フルート、アンデスの笛、グロッケンシュピール等々を奏でます。“Un Trio por el Pelicula” とあり、要するに映像や舞台作品 …

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MARIANA BARAJ / SANGRE BUENA

〜来日記念盤となります!マリアナ・バラフはブエノス・アイレスのパーカッショニストにしてSSW。2002年のアルバム・デビューからフォルクローレをベースに、2000年以降のアルゼンチンの先進的な音楽ムーヴメントと協調しながら、アブストラクトなダンス・ビートを創り上げたり、前衛ジャズとの融合や音響的なアプローチなど、いわゆる“ネオ・フォルクローレ”の文脈の中で音 …

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TONOLEC / PLEGARIA DEL ARBOL NEGRO

アルゼンチン北部で自給生活をするというトバ族の音楽を、エレクトロミュージック風にアップデートするトノレックの2NDが登場。民族音楽とエレクトロというと一つ間違えるとただのダサめのニューエイジ・アンビエントに陥りますが、そんなことはなくオリジナルな音を作っています。そのトバ族のメロディーが南米のフォークというより、女性ボーカリストのチャロの歌唱法と一緒でどこと …

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TOMI LEBRERO / TODA LA GENTE SOLA

新世代ルーツ音楽系SSW兼バンドネオン弾き from ブエノス・アイレス~ パレルモ新譜です。メランコリアを存分に感じさせる叙情性に富んだ歌の数々、日だまりの暖かさを感じさせてくれる優しさを携えたフォックストロット調、カリプソ風味のエキゾ・サウンド、中にはグラム・ロック・テイストのものまで、多岐に渡るサウンドトラック盤となりました。

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