FERNANDO KABUSACKI / LUCK

初回出荷分のみボーナス・ディスク付き(ライヴ・セッションATブエノス音源)~2011年4月、約3年半ぶりの来日ツアーで16公演を行い、各地で優れた即興演奏家たちと素晴らしいセッションの数々を繰り広げた異能のギタリスト、フェルナンド・カブサッキ。アルゼンチンで一足先にリリースされ、絶賛を浴びている本作は『The Flower + The Radio』(06) …

続きを読む>

TOMI LEBRERO & EL PUCHERO MISTERIO SO / ME ARRE PIENTO DE TODO

アルゼンチン~アップ・トゥ・デイトなフォルクローレ系男性SSWですが、トラッドな感覚をベースにしながらも、カエターノ風のヨレヨレ系ヴォーカル&ナイーヴな感覚が、なかなか得難い魅力を聴かせます。今作はインディー系SSWの同胞リサンドロ・アリスティムーニョがプロデュース~アルゼンチン内陸のフォルクローレ・リズム、ビダーラを隠し味に使いながらアタウルパ・ユパンキを …

続きを読む>

SOEMA MONTENEGRO / PASSIONARIA

ソエマ・モンテネグロはブエノス・アイレス生まれの女性シンガー / セカンド・アルバム~ファルセット混じりの高音で叫ぶように歌う、まさにフリー・フォルク系女性SSWと言えそうな存在です。 マリアナ・ボルヒのコントラバスをはじめ、ドラムス、チューバやフルート、ヴァイオリン、ピアノ、ロンロコまで多くのゲスト演奏者が関わった豪華なプロダクションに囲まれて、自在は歌声 …

続きを読む>

SENOR FLAVIO / NUEVA OLA

マヌ・チャオ好きにはオススメ!アルゼンチンのロック・アイコン、セニョール・フラビオによる11年最新作! 南米ロック史最大の重鎮バンド、ロス・ファブロソス・カディラクスのベーシストによる3年振りのソロ・アルバム!スカ、ロック、ラテンをミックスしたダンス・ビートに、80sニューウェーヴの匂いもプンプンと漂わせる元気一杯の南米ロック!若干13歳で天才ぶりを発揮する …

続きを読む>

LIGIA PIRO & JUAN CRUZ DE URQUIZA / STRANGE FRUIT

世界的に有名なタンゴ歌手兼女優のスサーナ・リナルディを母に、バンドネオン奏者のオスバルド・ピロを父に持つ才媛~女優として活躍した後、90年代半ばからJAZZ&BOSSA系シンガーとしての活動を開始~アルゼンチンを拠点に世界中で活躍するシンガーとなっています。この新作では、「奇妙な果実」「グッドバイ・ポーク・パイ・ハット」や「君去りしのち」などのジャズ・スタン …

続きを読む>

ENRIQUE FERNANDEZ / CANTOS DEL SESTO SOL

デイビッド・マレー、マリオ・バウサ、ティト・プエンテ、ファン・ルイス・ゲーラ、スパニッシュ・ハーレム・オーケストラなどと共演してきた実力派サックス奏者エンリケ・フェルナンデスによる初リーダー作品。カリブ海、南米、NYの音楽を融合したラテン・アメリカ「音」絵巻的内容。豪快なラテン・ファンク(1)、レア・グルーヴ風のエレクトロニカ・ブーガルー(2)、ガトを彷彿さ …

続きを読む>

NICOLAS FALCOFF / GUARDIANES DE LA SEMILLA

2010年冬、アルゼンチンから初来日しトミ・レブレロとのデュオでツアーを行なったニコラス・ファルコフ。ムルガ、カンドンベ、チャカレーラにビダーラ、ルーツ・リズムを基盤に、よりナチュラルに生きる為のメッセージを込めたソング・ライティングを行なうミュージシャン~2作目となるソロで打ち出すのは「種子の保護者」というエコロジカルなテーマ! 参考~

続きを読む>

ANDY INCHAUSTI Y LOS MONSTRUOS / LUMINO

アルゼンチン”音響派”仕掛け人、サンティアーゴ・バスケス率いる大所帯パーカッション隊、ラ・ボンバ・デ・ティエンポのメンバーであるアンディ・インチャウスティのセカンドアルバム。前作同様バスケスの元で鍛えたポリリズム感覚とブエノスアイレス独自のセンティメントなボーカルの融合はリサンドロ・アリスティムーニョやルシオ・マンテル等の今の世代の感覚ですね。ちょっとふざけ …

続きを読む>

EVA SOLA & NADIA SZACHNIUK / VIDALA

アルゼンチンの女性若手ボーカリスト/パーカッショニストの二人組がアルゼンチンの伝統歌を歌う心地の良い一枚。アルゼンチン民族音楽/フォルクローレ研究の第一人者のレダ・バジャダーレスや同じくアルゼンチン北部の民謡研究家マヌエル・ゴメス・カリージョ(1881-1968)らの収集した民謡/フォルクローレを美しいボーカルとシンプルなボンボで演奏します。ゲストはベテラン …

続きを読む>

LILIANA FELIPE / TANGOS DE DISCEPOLO

すでに20枚近いアルバムを発表している鬼才リリアナ・フェリペの2011年最新作は、ずばり「ジーラ、ジーラ」や「カンバラチェ」、「エル・チョクロ(歌詞のみ)」で有名なタンゴのディスセポロの作品集。いつもながら強烈な歌声ですが、1930年~40年代のタンゴの持つ哀愁と絶望感、開き直りがリリアナの歌声にぴったりと寄り添い、まるで当時の場末のタンゴバーにいるような気 …

続きを読む>

GUSTAVO CORDERA / EN LA CARAVANA MAGICA

アルゼンチンのグスタボ・コルデラは1961年生まれ、ベルスイート・ベルガラバトというアルゼンチンのロックバンドのヴォーカルであり、アンドレス・カラマロやクアルテート(クンビアの亜流)の帝王、ラ・モナ・ヒメネスとも共演しています。今作はソロ作2作目、クンビアのリズムを基本にダビィーな指向&こなれたポップセンスを見せつけます。あるいは、カンドンベやムルガといった …

続きを読む>

MARIANA / ESTA DE FIESTA, ATREVETE

07年最後のオヤジ系ワールド・マニア直撃アイテム?~入荷しましたよ。クンビア界のエロ・テロリスト!?マリアーナ、どーですかこのルックス!グッと来る方も多いはず、というようなことはともかく、本作、近年希に見るオーソドックスかつポップなクンビア!前作あたりのラテン・ポップス・マナーを払拭し~アコーディオン&ホーンズ使いで全編70年代的と言ってもいいような音作り、 …

続きを読む>

SILVIA IRIONDO / OJOS NEGROS

70年代から歌い始め、“アルゼンチン音響派”周辺アーティストにも慕われるフォルクローレ系ヴェテラン女性SSW~前作はエグベルト・ジスモンチと共同プロデュース、ECMよりリリースされました。今作には、キーボードのモノ・フォンタナ、マリンバ/バイブ奏者のマルコス・カベサスはじめ、アルゼンチンのさまざまな音楽家たちが集いシルビアを盛り立てています。マリンバの響き、 …

続きを読む>

SOL MIHANOVICH / EL FUEGO

ブエノスアイレスの瑞々しい感性光る女性シンガー・ソング・ライター、ソル・ミアノビッチ。凛々しくささやくようなボーカルと、きらめくポップセンス。フォルクローレの影響ももちろんありますが、彼女の場合はエキセントリックな”音響的”な仕掛けやジャズ的な要素はなく、まっすぐで良質なブエノスアイレスのインディ・ポップ。ギター、ベース、アコーディオンの響きが優しく鳴り、カ …

続きを読む>