こちらでは、ブラジル以外のメキシコを含む南米大陸の音楽を扱っています。

GUACO / COMO ERA Y COMO ES (グアコの昨日、今日、明日)

ベネズエラ最強のトロピカル・ダンス・ミュージック集団、グアコの傑作!ベネズエラはマラカイボ地方のクリスマス祝祭音楽、ガイタのグループとしてスタートし、30年以上のキャリアを誇るグアコ。その飽くなきアヴァンギャルド精神によって、サルサなどの要素をプラスした独自のトロピカル・ダンス・ミュージックを進化させてきたことは、すでにお馴染みとなっています。本作は、最新の …

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V.A. / TOCANDO TIERRA, a Tribute to Latin American Music

ラテンアメリカの子どもたちのために、当時の南北アメリカ中のアーティストたちが結集しカラカスで制作されたユニセフのベネフィット・アルバム1999年作です。全37曲3CDです。〜コンパイ・セグンド、パキート・デ・リベラ、アルマンド・マンサネーロ、エバ・アイヨン、イラン・チェスター、 ジョイス、アレックス・アクーニャ、チェオ・ウルタード、エドウィン・コロン、ルイス …

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LA CHIVA GANTIVA / VIVO

  在ブリュッセル / コロンビア出身の若手3人を中心とするユニット、ラ・チヴァ・ガンティーヴァ、クラムドディスクからの2作目2014年作です。コロンビア北岸のアフロ・カリビアン系音楽をアフロビートややミクスチャー・ロック仕様で演じる基本は変わりませんが、よりファンキー、祝祭的な展開が楽しめます。

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FLORENCIA BERNALES / POR LA HUELLA

アルゼンチンの若手女性フォルクローレ系歌手のたぶんセカンドとなる2014年作。前作同様、フアン・ファルー、ルチョ・ゴンサレス、イルダ・エレーラなどの現代の名手が大勢参加していますが、今作はなんとチャランゴの巨匠中の巨匠ハイメ・トーレスが参加。バック陣の人脈から考えればトーレスの参加も当然と言えば当然ですが、現代アルゼンチン・フォルクローレ界のレジェンド達が脇 …

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MAGDALENA ZAPIOLA / DIVINO VINO

女性ボーカリスト、マグダレナ・サピオラがサンバ、チャカレーラ、ガトらフォルクローレの名曲を歌うアルバム。日本で名の通ったゲストはいないですが、確かなテクニックと愛情のある演奏。いい意味で土臭すぎないマグダレナのボーカル。清々しい空気が全体に漂う良アルゼンチン・フォルクローレです。ワインに捧ぐ?作品のようで、内ジャケにはボルヘスの詩なども引用されています。アル …

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MANUEL ONIS / TOBOGAN AL ANONIMATO 

ちょいとエキセントリックなポップ聴かせてくれるマヌエル・オニスが6年ぶりに新作をリリース。これが待った甲斐がある出来でした。ジャケからして謎ですね。ボーカル、ギター、シンセ、どれも変なエフェクトが施されていながら不思議な統一感とオリジナルなメロディセンス、奇をてらってるだけじゃないバランス感覚。アクセル・クリヒエールのポップセンスを受け継いでると言い切ってし …

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CECILIA BERNASCONI / FULGOR

ブエノスアイレス出身の女性SSWの2013年初ソロアルバム。ギター、ベース、ドラムス、ソプラノサックス/フルートというアコースティックな編成で、ミロンガやワルツ、サンバ、フォルクローレを今時な音響派的解釈した自作曲を、軽やかでソフトな歌声で歌っています。

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EDUARDO ‘PAPEO’ ABAN Y WILLY TERRY / ENJUNDIA CRIOLLA

☆エドゥアルド・”パペオ”・アバン&ウィリー・テリー / エンフンディア・クリオーヤ ペルーのムシカ・クリオーヤの伝統を守り続ける若き巨匠2人、パペオ・アバンとウィリー・テリーのデュオ作第2弾が発売 されました。大ヒット・アルバム『ラ・グラン・レウニオン』の企画の発案者で、そのアルバムを音楽面で支えたミュージシャンたちです。最近では2 …

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LOS TEXMANIACS / BORDERS Y BAILES

    こだわりのテックスメックス・コンフント! ここでは、テキサス、リオグランデの古いテハーノ〜ノルテーニョ音楽をバホセスト風ベース&ギター、アコーディオン、ドラムス等でシンプルに再現!フラコ・ヒメネス友情参加!  

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V.A. / Y QUE VIVA VENEZUELA ! -Maestros del Joropo Oriental

ベネズエラ東部の “ホローポ・オリエンタル”  の弦楽器グループ14組を紹介したオムニバス現地録音集。歌ものインストものを交え、ハチロクに3拍子がクロスするような、アップテンポの演奏が全編で楽しめます。ベネズエラを代表するクリオージョ系フォークロア・ダンスのホローポですが、一般にはアルパ(ハープ)使いのホローポがよく知られる中、こちら “ホローポ・オリエンタ …

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TRIO LOS PANCHOS / IN NEW YORK 1944-1945

トリオ・ロス・パンチョス/ニューヨークのトリオ・ロス・パンチョス1944~45 最高のメキシカン・トリオがデビュー直後にニューヨークで残した幻の録音の数々!〜日本でも親しまれたメキシコ最高のグループ、トリオ・ロス・パンチョスは、実はアメリカのニューヨークで結成されたグループだった。それは 1944年のこと。それから45年までの2年間はニューヨークを拠点に活動 …

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MALENA MUYALA / VIAJERA

カルロス・ガルデルらの古いタンゴやミロンガ、あるいは、タンゴのみならずカンドンべやワルツなどに材を求めたフォルクロリックな持ち味の自作曲を聞かせる~ウルグアイの女性歌手による新録です。ギター弾き語りとバンドネオン、ヴァイオリンを要とした音数少ない古風なバックも、メランコリックでいながら、どこかスモーキーな歌声ともども、ムード満点、聴き応え充分です。ジャケの凛 …

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FELIX PEREZ CARDOZO / 20 EXITOS (CDR)

パラグァイ・メイドのCDRです(現地でもCDはリリースされていないそう、というよりパラグァイではCDRが主流だそうです)。随分長い間、このパラグァイの生んだ最高の音楽家にして最高のアルパ奏者、フェリックス・ペレス・カルドーソのCDを探しましたが、全然リリースされていなくて、歯がゆい思いをして来ました(以前、アルゼンチンEMI盤がリリースされていたものの、とっ …

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JAVIER SOLIS / SOMBRAS

ハビエル・ソリス(1931–1966)はメキシコのカンショーン・ランチェーラ、そしてボレーロのスターであり、映画俳優でもありました(ペドロ・インファンテやホルヘ・ネグレーテと同等の扱いを、死後半世紀近く経た現在でも受けています)。16歳から歌い出し、1950年代にはスターの道へ、そして35歳で夭逝しました。こちらは1965年、晩年のオリジナル・アルバム復刻盤 …

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