こちらでは、ブラジル以外のメキシコを含む南米大陸の音楽を扱っています。

V.A. / CARTAGENA! Curro Fuentes & the big band Cumbia and Descarga sound of Columbia 1962-72

SOUNDWAYからのコロンビア音楽第二弾は本格派ヴィンテージ・クンビア!前作でも取り上げたフエンテス社の音源から、フエンテス家の末弟でピアニストの故クロ・フエンテスが手がけた作品のコンピ盤~カリブ海岸の町カルタヘナ産のレアーなクンビア、ガイタ、ポーロ、ヴァジェナート、プレ・サルサ、デスカルガ~現地アフロ・コロンビアン音楽1962年~72年の超レアー音源/宝 …

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ALVY, NACHO Y RUBIN / LOS CAMPOS MAGNETICOS

元タンゴ楽団のチェロ/コントラバス奏者で、自らのボードヴィル調ビッグバンドを率いるアルヴィ・シンガー(本名:ハノ・セイトゥン)、元ドリスのフロントマンで、オンダ・バガやソロ・プロジェクトでも活動するナチョ・ロドリゲス、同じくブエノス・アイレスはパレルモでインディペンデントな活動をするSSWのルービンことセバスチャン・ルービン~この音楽を作れて歌えて弾ける、自 …

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ENTRE RIOS / ERA

アルゼンチン / エントロ・リオス2010年作~うねうねと奏でられる単調なベースと60年代サーフ風ギターのリフに乗っかった浮遊感あるアマチュアっぽい女性ヴォーカルが心地良い!逆さアメリカ大陸のシンプル・ジャケもイイ感じです。

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POLACO SUNSHINE / EN EL PAIS DEL DAIA DADA

琴にも似た弦楽器の浮遊する音色、そしてアルパ / カリンバ / フルート / ピアニカ / 鉄琴 / ボンボe.t.c エトセトラ…~ガリー・リガとファカ・フローレス(ロス・カンポス・マグネティコスなどの作品でdrsを演奏)、2人のマルチ・インストゥルメンタリストを中心にしたユニークなブエノス・アイレスのユニット=ポラコ・サンシャインのアルバムで …

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SUSANA BACA / AFRODIASPORA

今やアフロ・ペルーヴィアン音楽の女王とも言えそうな、スサーナ・バカの11年久々の新作は『アフロディアスポラ』というタイトル通り、ラテンアメリカにおけるアフリカをテーマに、キューバ、アルゼンチン、コロンビア、ペルー等から~クンビア、ソン、フォホー、タンゴ、フォルクローレなど様々な曲をジャンルを問わずに取り上げた意欲作。リマ郊外にある黒人労働者の町チョリージョス …

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FERNANDO KABUSACKI / LUCK

初回出荷分のみボーナス・ディスク付き(ライヴ・セッションATブエノス音源)~2011年4月、約3年半ぶりの来日ツアーで16公演を行い、各地で優れた即興演奏家たちと素晴らしいセッションの数々を繰り広げた異能のギタリスト、フェルナンド・カブサッキ。アルゼンチンで一足先にリリースされ、絶賛を浴びている本作は『The Flower + The Radio』(06) …

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JAVIER ALBIN / LAS MANANAS EL SOL NUESTRA CASA

ルロス・アギーレ主宰のレーベルから新たな作品~ピアノ奏者にして作曲家のハビエル・アルビンがアルゼンチン・フォルクローレの流れを汲むリズム感&瑞々しいメロディーで描きあげた、ジャズや現代音楽の要素も感じさせるインストゥルメンタル作品!

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TOMI LEBRERO & EL PUCHERO MISTERIO SO / ME ARRE PIENTO DE TODO

アルゼンチン~アップ・トゥ・デイトなフォルクローレ系男性SSWですが、トラッドな感覚をベースにしながらも、カエターノ風のヨレヨレ系ヴォーカル&ナイーヴな感覚が、なかなか得難い魅力を聴かせます。今作はインディー系SSWの同胞リサンドロ・アリスティムーニョがプロデュース~アルゼンチン内陸のフォルクローレ・リズム、ビダーラを隠し味に使いながらアタウルパ・ユパンキを …

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SOEMA MONTENEGRO / PASSIONARIA

ソエマ・モンテネグロはブエノス・アイレス生まれの女性シンガー / セカンド・アルバム~ファルセット混じりの高音で叫ぶように歌う、まさにフリー・フォルク系女性SSWと言えそうな存在です。 マリアナ・ボルヒのコントラバスをはじめ、ドラムス、チューバやフルート、ヴァイオリン、ピアノ、ロンロコまで多くのゲスト演奏者が関わった豪華なプロダクションに囲まれて、自在は歌声 …

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DOS ORIENTALES -HUGO FATTORUSO & TOMOHIRO YHIRO / ORIENTA

国際的に活躍する数少ない日本人打楽器奏者、ヤヒロトモヒロ~山下洋輔、向井滋春ら、多くのジャズ界を代表するミュージシャンとの共演の他、伝説の「じゃがたら」や「エスケン&ホットボンボンズ」のレギュラーサポートを務め、海外ではジョアン・ドナート、トニーニョ・オルタ、ジョイスなどとの交流もさかんに行っています。本作は、そんな彼がウルグアイの名キーボード・プレイヤー、 …

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CHICANO BATMAN

古い機材と宅録によって生み出されたローファイな音響、美しい歌詞、ブラジル/ラテンを基調にした繊細な演奏… 幻想的な音が、どこか心に響く不思議な魅力を漂わせる話題のグループ!70年代のメキシカンGSサウンド(グルペーロ)やジャズ・ボサのレトロなスタイルを音とファッションの両方の観点でデフォルメして再現させた鋭いセンス~その裏に隠された、移民第2世代(LA育ちの …

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JORGE DREXLER / 12 SEEGUNDOS DE OSCURIDAD

ウルグアイのカエターノ・ヴェローソ、なんて呼ばれていますが、それもアリですけど、今作では70年代後半のイヴァン・リンスみたいに、ややポップ、叙情に溢れるメロディアスな曲を、軽くグルーヴィーな感覚で歌うイイ感じのSSWぶりを発揮しています。前作『エコ』の淡々とした調子からは少々変わって、シンフォニックなバックも含めて、どこか映像的なドラマティックな印象もOKで …

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V.A. / 213 CUMBIA

“213”とはロサンゼルスの市外局番のこと。古い音源をレアグルーヴ感覚でプレイするDJ、アブストラクトなミックスを創るトラックメーカー、また若い世代による本格的なバンドまで、LAでもクンビアは大人気だそう。そんな盛況ぶりを伝える初のコンピ盤が本盤~日本のクラブ・シーンでも噂になっているラテン・ブレイクビーツ・トラックメーカー、DJ L …

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RAFAEL SANTA CRUZ & AFROPERU / SOLO CAJON

音楽学者ニコメデス、そして女性歌手ビクトリアというペルー黒人音楽の引率者を輩出して来た重要ファミリー、サンタ・クルス一家出身~木箱の打楽器カホーンのヴェテラン奏者、ラファエル・サンタ・クルスとそのグループによる近年録音CD~初入荷です!長らくペルー混血歌謡の現役女王とされるエヴァ・アイヨンのバックを務めたり、現在は欧米で人気を伸ばすスサーナ・バカのサポートも …

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EVA AYLLON & JEAN PIERRE MAGNET / LA CANTAN AL PERU EN VIVO, LA GRAN BANDA

2001年9月のライヴ録音~ペルーJAZZの人気ビッグバンドを率いるジェアン・ピエル・マグネトが、ペルー混血歌謡 / 現役女王と呼べるエバ・アイヨンのバックをつとめた作です。本作の成功に気を良くしたか、06年のライヴ(キューバンにも挑戦)を収めた続編もリリースされましたが、当店的には、「トロ・マタ」や「ラ・フロール・デ・ラ・カネラ(ニッケの花)~フィナ・エス …

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JORGE PARDO / MUSICA TRADICIONAL PERUANA, Homenaje A Arturo Zambo Cabero & Oscar Aviles

ずいぶん前に >こちら (無断陳謝&感謝!)で紹介されましたが、やっと入荷しました。ペルーの人気男性バラーダ歌手(71年生まれ)、ホルヘ・パルドの2010年作~タイトル通り、『ペルーの伝統音楽』クリージョ歌謡を慈しむように歌い綴り、故アルトゥーロ・サンボ・カベーロとオスカル・アビレスというペルー音楽界史上最高のデュオに捧げています。バックは生ギター …

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SENOR FLAVIO / NUEVA OLA

マヌ・チャオ好きにはオススメ!アルゼンチンのロック・アイコン、セニョール・フラビオによる11年最新作! 南米ロック史最大の重鎮バンド、ロス・ファブロソス・カディラクスのベーシストによる3年振りのソロ・アルバム!スカ、ロック、ラテンをミックスしたダンス・ビートに、80sニューウェーヴの匂いもプンプンと漂わせる元気一杯の南米ロック!若干13歳で天才ぶりを発揮する …

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RAUL GARCIA ZARATE / 15 EXITOS DE ORO

1932年生まれ、既に60年以上のキャリアを持つペルーのギター・ヴァーチュオーゾ=ラウル・ガルシア・サラテ、1991年リリースのソロ演奏ベスト編集CDの再発盤となります。オスカル・アビレスがクリオージョや黒人系音楽のギタリスト最高峰だとすれば、アンデス民謡系ギターの現役最高峰はこの人ということになるでしょう。単純なようで複雑、複雑かと思うと単純な、深いニュア …

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JEAN PIERRE MAGNET Y SERENATA DE LOS ANDES

ペルーのジャズ界を引率してきたサックス奏者ジェアン・ピエル・マグネトの入魂作~セレナータ・デ・ロス・アンデス名義の11年発売最新作です。~アンデス山系の民謡系音楽ウァイノがポピュラー音楽化する過程で盛んとなったブラスバンド・スタイルを、ジャズ的手法を加えながら演じた意欲作!近年はお手軽なシンセ・スタイルに圧され下火になっていたブラスバンド・ウァイノを、ヴァイ …

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OSCAR AVILES Y SU CONJUNTO FIESTA CRIOLLA / GRANDES EXITOS

ウンベルト・セルバンテス&パンチート・ヒメネスという歌い手を得て、1955年から70年まで断続的に活動したペルーの名ギタリスト=オスカル・アビレスが率いたコンフント・フィエスタ・クリージャのベストCDです!多くは60年代録音と思われますが、ヴァルス・ペルアーノを中心に、フェスティーホやポルカ、マリネーラも交えながら、常よりも軽く、どちらかといえば、 …

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