レバノンのウード奏者にしてアレンジャー、作曲家でもあるシャルベル・ルハナを中心に、ブズーキ、ヴァイオリン、ベース、パーカッションというアラブ古典音楽を学んだ腕利きが集ったベイルート・オリエンタル・アンサンブルの08年作です。タイトル通り、すべてハンドメイドの音で、ダンスのためでもBGMのためでも、あるいはアートのためでもないような、アンサンブルで演奏すること …
続きを読むレバノンのウード奏者にしてアレンジャー、作曲家でもあるシャルベル・ルハナを中心に、ブズーキ、ヴァイオリン、ベース、パーカッションというアラブ古典音楽を学んだ腕利きが集ったベイルート・オリエンタル・アンサンブルの08年作です。タイトル通り、すべてハンドメイドの音で、ダンスのためでもBGMのためでも、あるいはアートのためでもないような、アンサンブルで演奏すること …
続きを読むさすが KALAN というべきでしょうね、ハルクのジャンルで送り出す女性歌手達、他のレーベルとは一味違います。アイフェル・ヴァルダル、1984年生まれということですからこのジャンルでは若手と言えるでしょう。イスタンブール工科大学トルコ音楽音楽院で民謡を学んだ実力派です(なぜ工科で音楽を?と言うなかれ、なぜかはは知りませんけど、多くの本格派伝統女性歌手を生み出 …
続きを読むネイとカーヌーン、ピアノによるエスニック・フュージョン! タニニは2006年に結成されたエスニック・フュージョン・トリオ。カーヌーン、ネイ(葦笛)、ピアノという編成で、そのモットーは「音楽を通じて東洋と西洋の架け橋となること」だそうです。オスマン帝国時代より活躍したトルコ古典音楽の巨匠タンブーリー・ジェミル・ベイや、古典声楽を近代化したサナートのシーンで活 …
続きを読むほどよいトルコ風味が持ち味のポップ歌手!ターキッシュ・ポップの注目株のひとりが、1988年にイスタンブルで生まれたメルヴェ・オズベイ。2015年にアルバム・デビュー、今時のエレクトロニックなアレンジをバックに、トルコらしい薄暗いメロディ・ラインを細やかなヴィブラートを交えて歌う彼女。セルタブやアクスのような濃い口ではなく、ほどよいトルコらしさが彼女の持ち味で …
続きを読む人気急上昇中のファド歌手! すでにいくつかのファドのアウォードを獲得し、評判がウナギのぼりの女性歌手クラウディア・ピカードの最新作がこちら。ギリェルミ・バンザ、トゼー・ブリートによるプロデュースで作られた本作は、基本的にはギターラとヴィオーラが伴奏を担当する伝統的なファドのスタイル。やや薄口な彼女のヴォーカルと相俟って、軽快な雰囲気で楽しめる作品です。 (サ …
続きを読む韓国の伝統派エクスペリメンタリストがさらに音楽の深みに誘う! 2018年の話題作『コミュニオン』が、ミニマル・ミュージックやアンビエント、チェンバー・ジャズといったジャンルのファンの間で話題となった韓国人音楽家パク・ジハ。朝鮮半島の伝統楽器ピリ(ダブルリードの竹笛)、センファン(笙に似た和声管楽器)、ヤングム(ハンマー・ダルシマー)を巧みに演奏するだけでなく …
続きを読むターキッシュ・ハルクの人気シリーズの新作が2枚組で登場! トルコ音楽を支える屋台骨のひとつが、現地ではハルクというジャンル名で親しまれているトルコ民謡。そしてその素晴らしさを20年近く前から〈ダムララル〉というシリーズで啓蒙してきたのがこちらのギュライだった。水滴を意味する〈ダムララル〉は、元々彼女が司会兼歌手として抜擢されたテレビ番組の名前だったが、その後 …
続きを読むより良き明日とは?音楽を通じて社会平和を呼びかけた作品を世界中からピック・アップ! ワールド・ミュージックをどなたにも分かりやすく紹介している米国のレーベルPUTUMAYO WORLD MUSICより『世界平和』をコンセプトにしたコンピレーションが登場。より良き世界をテーマにした音楽作品は、政治と文化を穏やかに繋ぐ架け橋となって人々の心を打ち、時には社会運動 …
続きを読むいわゆるヴォン・コ、望古調歌謡の人気スターだったヴァン・フォンの経年在庫CD(相変わらずの未整理な当店ストックから複数枚発見!)です。 本CDは、やっぱり1975年のサイゴン陥落以前の音源でしょうね、60年代かも知れません。女声も参加のツイストやチャチャチャ、ロッカバラード調、もしくはチャイナドラ高鳴る中華風の“前奏&間奏”が、ヴェトナム・メイドならではの微 …
続きを読む仏産 BASS MUSIC キッド・カーラとダイ・バーガーのデュオだそうです(ベースミュージック聞いたことないので知りませんが)。バハ・フレケンシア、前ミニ・アルバムに続いて、こちらはフル・アルバム。レゲエ、クンビア、サルサと、ビートメイクはより緻密、ヴァラエティに富んだ内容となりました。で、猫ジャケですよ!はい、 で、sknys さんから、本作 ̶ …
続きを読むというわけで、ネコジャケです。はい、で、トロピカルな Bass music って、感じでしょうか?フランス産ですね、スペイン語女声がクールなれどニギヤカ、なかなか楽しいですね。 <エル・スール・レコーズで逝く!④>フランスのクンビア・バンドらしい。低周波 猫コシラがよくわからない。 pic.twitter.com/ZQZahnWpMm — レコオ …
続きを読むバタカリ着て土塀からジャンプ!のジャケ、で、瞬く間に売り切れ必至でしょう、たぶん。@shokolalifeさんのガーナ・コネクションで手持ち納品していただいた、フラフラ人若手コロゴ弾き語りのニューフェイス、スティヴォー・アタンビレ(もちろんキング・アイソバも認める実力派!)、ダウンロードのみリリースが圧倒的に多いガーナ音楽なれど、ちゃんと現地盤にて最近リリー …
続きを読むレバノンの首都、ベイルートからほど近いカスリクにある Holy Spirit University (精霊大学?)の音楽科学 (Musical Sciences) の教授を務めている女性であり、作曲家にして歌手でもあるガーダ・シャビールの07年作〜初入荷です。”AL MUWASHAHAT” (ムワシャハット=通常アラブにおけるアンダル …
続きを読む☆V.A./ダンソーンからチャチャチャへ~キューバン・ダンス・ミュージックの基軸 タンゴやショーロの兄弟にしてジャズの兄貴分でもあるダンソーン 〜その長い歴史の中で生まれた名作名演と豊かな音楽性を一枚のCDに凝縮! ディスコロヒアは「レコード学」を標榜する世界で唯一のレーベル。今回のテーマはタンゴやショーロの兄弟であり、ジャズの兄貴分に当たるダンソーンだ。キ …
続きを読むジョー・キューバ・セクステットでの活躍などで知られるジミー・サバテールの1976年作のストレート・リイシューCD-R。前半3曲(LP時のA面)が当時のディスコ・サウンドを取り入れたラテン・ディスコ、後半4曲(LP時のB面)という構成となっています。 本作の元盤リリース元であるサルサ・レコードなどを立ち上げた名プロデューサー、ボビー・マリンがプロデュース。アレ …
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