やっぱりウォッカの国ロシアだけあって、酒とタバコとドラッグとケンカでしょうかね。全編熱〜いロックです。話題のバルカンビーツやエスニック系は一切抜き、セクシー系アイドルもなし、ここまでこだわるかなあ〜とくらいギター&ピアノの硬派なロックにこだわりまくった19組を収録。と言っても80’s New Wave調、ニューロマンティック調、ダークサイケデリア …
続きを読むやっぱりウォッカの国ロシアだけあって、酒とタバコとドラッグとケンカでしょうかね。全編熱〜いロックです。話題のバルカンビーツやエスニック系は一切抜き、セクシー系アイドルもなし、ここまでこだわるかなあ〜とくらいギター&ピアノの硬派なロックにこだわりまくった19組を収録。と言っても80’s New Wave調、ニューロマンティック調、ダークサイケデリア …
続きを読むセルビア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、コソヴォ出身の個性の異なる3人の女性ヴォーカルを擁するサンディー・ロピチッチ・オルケスタル。人気DJのシャンテルからは「東欧と西欧の融合から生まれる最高レベルのバルカン・グルーヴ!」と評されている。哀愁を感じさせるメロディーやノリノリのバルカン・グルーヴなどをキレの良いアレンジで聞かせてくれる。2004年発表の本作では、強 …
続きを読むクレズマー・クラリネットの新王ヨムの前作から一年おかずの新作は、在仏中国人口琴奏者ワン・リーとの生々しい共演作。題名の「緑の黙示録」とは農薬と化学飼料を大量に用いたことによってブルターニュの海浜に大量発生した、猛毒ガスを出す緑藻を指すようです。なんとなくナイト・シャマラン監督の映画「ハプニング」を思い出させます。ジャケットの、緑に覆われた不気味な無人の都市は …
続きを読む〈ファドの女王〉アマリア・ロドリゲスが祖国ポルトガル以外でもっとも長い期間を滞在し、はじめての録音まで残した思い出の場所がブラジルのリオ・デ・ジャネイロでした。そんな彼女にとって第2の故郷とも言える土地で1972年に録音されたライヴ音源が本盤~アマリアは代表曲とともにブラジルで親しまれたナンバーも熱唱。聴衆は手拍子と割れんばかりの拍手、さらには大合唱でそれに …
続きを読む1980年、60代に達した〈女王〉アマリア・ロドリゲスがいまだ創作意欲を失ってないことを世界中のファンに知らしめたのがこのアルバムでした。アマリアはここですべての歌詞を自作し、シンガー・ソングライターとしての側面を披露~自身のファド哲学や死、そして愛を主題にした歌詞を、ドラマティックな、また軽やかな旋律にのせて、円熟した歌声で聴かせてくれました。全10曲中7 …
続きを読む本作がサードとなるデュ・バルタスは、このオクシタン・ムーヴメントの中心人物の一人ローラン・キャヴァリエが率いるグループです。オクシタンの吟遊詩人らが残した詩を、ザブンバやアコーディオン、パンデイロなどブラジル北東部風味をプラスして巧みなコーラス&演奏を聞かせるお馴染みのスタイル~オクシタンのポリフォニーにフォッホーのリズムがほどよくブレンドされたサウンドはお …
続きを読む1900年代にパリに伝わったタンゴは、ドイツを経由して北欧の国フィンランドへも伝播。そこで隣国ロシアや自国で愛されていたメランコリックな旋律が加わり、また戦争による別れや荒涼とした雪景色をうたう独自の歌詞が付けられ、独特の発展を遂げたそうです。戦後はロックも取り込み、さらに独自の色を帯びて、ついには国全体に親しまれる〈国民音楽〉となった経緯があります。本作は …
続きを読むニッケルハルパは15 世紀に広くヨーロッパに普及した擦弦楽器でしたが、今日では北欧スウェーデンのトラディショナル音楽に使われる楽器としてのみ知られています。ベルギー人のディディエ・フランソワはヴァイオリニストとしてデビューし、ステファヌ・グラッペリ等と共演したのち、ニッケルハルパ奏者としてクラシック、トラッド、ジャズ、劇音楽、映画音楽の分野で活躍しています。 …
続きを読む「ケルティック・ウーマン」でケルト音楽に興味をもったリスナーに、さらにケルト音楽の深みへの道しるべとなる編集盤が、ワールド・ミュージック・コーナーの定番〈ラフ・ガイド〉から登場~アイルランドやスコットランドはもちろん、フランスのブルターニュ地方やスペインのガリシア地方、そしてカナダの東海岸など現在でもケルトの伝統を色濃く継承している地域の有名一流女性アーティ …
続きを読むマフィア系、という噂もありますが、92年デビュー、イタリア庶民に圧倒的に支持されてるというカンタトゥーレ、ジジ・ダレッシオの新作です。それなりに凝ったアレンジの中、ひたすらイタリア的に甘いメロディーを辿るその繊細でいてサビの効いた歌い口、ま、イタリアのルイス・ミゲルとでも呼びたいところ。実に歌謡曲です。
続きを読む有名なアコーディオニストを父に持つという現ミラノ在のヴィニーチォ・カポッセラ~1965年ハノーヴァー生まれ、1990年にSSW / ピアノほかマルチ・インストゥルメンタリストを兼ねた歌い手としてアルバム・デビュー、本作が13枚目のアルバムになるそう…。「船乗りとクジラと預言者」という意味深長なタイトルを持つこの2枚組(ヨナ記とかエイハブ船長とか連 …
続きを読む“霧”のニーナと“吊りヒモ”フローレンと、“バスク”のペドロに“電球”ダヴィデ、そして“税金” のジャンジャンの5人組!歌とアコーディオンとギターとダブルベースにドラムス~シャンソンと同時期に愛されたダンス音楽「ミュゼット」 このサウンドを心から愛している 5 人組、それが「ル・バルーシュ」~タイトル通りのミュゼット・ルーツ志向をキッチリ楽しま …
続きを読むホット・フィドラーズ FROM クール・スカンジナヴィア!北欧トラッド+アイリッシュ+ブルーグラス/オールドタイム・・・自由奔放な姿勢で溢れんばかりのエネルギー!! いま最も活きの良いフィドル音楽を聴かせる、注目の北欧伝統音楽の新世代「フリッグ」日本初登場! http://www.plankton.co.jp/383/index.html
続きを読む〈ファドの女王〉アマリア・ロドリゲスのもっとも初期の時代に多くの作品を提供したのが、名作曲家フレデリコ・ヴァレーリオ(1913~1982)~彼の作品は、それまでのシンプルな伝統ファドから脱却し、より音楽的に豊かな旋律のファドを創出。当初、批判を受けながらもアマリアと二人三脚で新しい時代のファドを築きました。本作はそんなヴァレーリオが亡くなった1982年にリリ …
続きを読むシブイです。経済破綻国家ギリシャが生み出した世界最高の阿片窟音楽レベーティカ。これまでに4枚組のレベーティカ編集盤2種類を出していたJSPレーベルから、今度はレベーティカの女性歌手ばかりを集めた4枚組コンピ盤の登場です。年代別に分けられ、1枚目は1908年から1928年、場所はコンスタンティノープル(もちろん現在のイスタンブールです)、スミルナ(現在のイズミ …
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