トルコのマイノリティー音楽発掘・再構築ユニット=カルデシュ・チュルクレールのオリジナル・アルバムとしては4作目になる2002年作、待望の再入荷です!この後の2005年作『バハル』では各種エレクトロな味付けを使用するに至るわけですが、全アコースティック、生楽器演奏によるカルデシ作品としては、頂点に位置するアルバムじゃないかと思います。何しろ伝統打楽器によるリズ …
続きを読むトルコのマイノリティー音楽発掘・再構築ユニット=カルデシュ・チュルクレールのオリジナル・アルバムとしては4作目になる2002年作、待望の再入荷です!この後の2005年作『バハル』では各種エレクトロな味付けを使用するに至るわけですが、全アコースティック、生楽器演奏によるカルデシ作品としては、頂点に位置するアルバムじゃないかと思います。何しろ伝統打楽器によるリズ …
続きを読むトルコ新民謡界の良心カルデシュ・トゥルキュレルが、ジョー・ザウィヌルやエレフセーリアアルバニターキらの仕事で知られるイスタンブール生まれのアルメニア人のマルチ楽器奏者アルト・トゥンチボヤズヤンと共作! タイトルは「子供達の権利」。確かに曲間に子供達の声が挿入されています。ラズ語、クルマンチ語、アラビア語、そしてトルコ語の民謡を取り上げ、ありとあらゆる民族楽器 …
続きを読むトルコの良心的レーベル=カランから少数民族系ミュージシャン・ユニット=カルデシュ・チュルキュレールの05年作。トルコ各地のマイナー音楽~ジプシー系/トラキア系/クルド系/アゼルバイジャン系/アルメニア系、のみならずアラブ/ギリシャ音楽にも材を求め、トルコ周縁音楽をキメ細かな感受性で描き切った充実作!コーラスも多用の瑞々しい女声歌、いぶし銀のメリスマを聞かせる …
続きを読むイイに決まっています!やはり歌声がスゴイ! タトルセス航空やタトルセス運送の社長にして、アラベスクの帝王、イブラヒム・タトルセス08年作です。近年の作品はトランステクノなサウンドの曲が含まれ、その辺、どうにもこうにも困りものでしたが、今作は原点に回帰して、しっとり民俗楽器中心のネオ AOR アラベスクです。すると、当然、彼の歌声がより冴えるわけです。クルドら …
続きを読むトルコ歌謡の帝王 、タトルセス09年作です!デジパック仕様、自らのファッションブランド“タトルセス”の春夏コレクションに身を包んだジャケット写真も秀逸!?ですが(もちろん、今回も自らモデルをつとめる商品カタログ付)、で、当然、内容も充実!というか最高!エレキ・サズを効かせたオーケストレーションに乗せ(クルドっぽい?)、既にアラベスクやサナートとかハルクといっ …
続きを読む出ました!トルコ歌謡界の帝王にしてトルコ NO.1会社経営者 (アパレル&航空事業&その他 ?) のイブラヒム・タトルセス、今年の新作です!いや~、変わらずイイですねえシャチョーさん、前41作目 (?)/クルド系トルコ人であることのカミングアウト後・初アルバムだった 09年作の、そのあまりの充実ぶりに、もうこの上どーすることができるのか?という心配もありまし …
続きを読むおもしろいですねえ!けっこう強烈だったり夢幻的だったり、より自然音に近い?とでも言いましょうか…、ジンバブウェのンビーラとも、東アフリカのイリンバや、中央~西アフリカのリケンベやサンザ・ミュージックとも似て非なるバトンガ・ピープルの親指ピアノ演奏集!ヒュー・トレイシー復刻でお馴染みのオランダSWPレコーズ/マイケル・ベアードによる08年のフィール …
続きを読むギリシャ、ハリス・アレクシウの信頼厚いソングライターとしても知られる既に四半世紀以上のキャリア持つヴェテラン〜人気男性SSWヤニス・コツィラス、2013年の作。飾らない安定した歌い口でフォーキーなグリーク ROCK を聞かせます。ブズーキやヴァイオリンを配したギリシャ風情漂う落ち着いた伴奏の中、ライカ的な情感に染まりながらも、一味ちがう歌い口で、淡くもコクの …
続きを読む向かって右〜ファースト・プレス盤¥1800も在庫あります! ナイジェリア盤を入れ始めた頃にバカ売れしたCDですね、当店ベストセラーです!未だお聴きでない方は是非! かの1950~70年代アパラの大スター=アルハジ・ハルナ・イショラの息子でもあり、現在進行形アパラの人気アーティスト!その歌声、鷹揚にして不穏、と言ってしまってもいいんじゃないでしょうか?地の底か …
続きを読むスラエル出身イギリス在住のマルチ・リード奏者新作〜2004年に独エンヤ・レーベルから、あのロバート・ワイアットとの共演盤『ムジーク』が大きな話題となったイスラエル出身のマルチ・リード奏者ジラッド・アツモン、現在はパレスティナに対する母国の態度を非難してイギリスを拠点にしているそう。このジ・オリエント・ハウス・アンサンブルでは、アコーディオンやフェンダー・ロー …
続きを読むスペインはカルターニャの地中海系ミクスチュアー・グループ=ファースト・アルバム/1999年作が再入荷しました!純アコースティック仕様のセカンドに較べると、ややエレクトロな演奏も使用され、どこかプログレッシヴな感覚の本作ですが、もちろん音楽の骨格は変わりません。地中海の様々なルーツ音楽にアラビック~オリエント風の音感を交配した、トラッド系アルバムです。プログレ …
続きを読むパウロ・セザール・ピニェイロとウイルソンも参加しているオルケストラ・インペリアルのカシンらが制作した新作です。玄人好きのする枯れたヴォイスと円熟のサンバ・ビートが楽しめる実に大人っぽい作になっています。バックを固める職人達がまたイイ仕事していますね!
続きを読むブラジル北東部マラニョン州出身の女性シンガー・ソングライター、フラヴィア・ビッテンクール3作目のアルバムとなります。フレッシュな小編成サンバを聞かせたファースト、ドミンゲーニョスのカヴァー集だったセカンドを経て、4年越しの3作目〜生ギターと控えめなエレクトロ音が印象的な冒頭曲から、随所にハイブリットな感覚を聞かせながらも基本ギター弾き語り、ノルデスチ風味をま …
続きを読むスペインはバレンシアを拠点に独自の地中海トラッドを演じて来た~ラム・デ・フォックのフロント男女2人を中心に結成された新プロジェクト=“アマーン・アマーン”のファーストです!その透明な女性ヴォーカルを囲むようにして、ウード、ネイ、カヴァル、ダルブッカ、カーヌーン等の中東系の楽器等を用いて地中海音楽の広がりを表現する方向性はそのままですが、この作の特徴は、15世 …
続きを読む