2009年にこの世を去ったマニー・オケンドを偲ぶアンソロジー。オケンドは31年生まれのプエルトリコ系パーカッショニストで、ティト・プエンテやエディ・パルミエリら名だたるアーティストたちと仕事を共にし、74年からは一回り以上若いアンディ・ゴンサレス(51年生まれ)と組んで(コンフント・)リブレを率い、硬派集団としてニューヨーク・サルサを牽引してきました。本作は …
続きを読む2009年にこの世を去ったマニー・オケンドを偲ぶアンソロジー。オケンドは31年生まれのプエルトリコ系パーカッショニストで、ティト・プエンテやエディ・パルミエリら名だたるアーティストたちと仕事を共にし、74年からは一回り以上若いアンディ・ゴンサレス(51年生まれ)と組んで(コンフント・)リブレを率い、硬派集団としてニューヨーク・サルサを牽引してきました。本作は …
続きを読むキューバ人バンドリーダーでクラリネット奏者のアル・カステジャーノス率いる楽団によるヴィンテージ録音を集めたリイシュー。パチャンガやチャチャチャのレパートリーが中心ですが、定番のチャランガ編成ではなく、マンボ系列の管楽器入りオルケスタでのアンサンブルです。イングリッシュ・チューンがあったり、ツイストを取り入れようとしたり、カリプソなどを加えた汎カリブ風やユダヤ …
続きを読む今は在バルセロナ、キューバ女性バンド/アナカオーナの元メンバーで、トラディショナルからポップまで、多才な歌い手として活躍し続けているルクレシアの2005年リリース作。この人の作ではコレがやっぱり一番!?すべてのボレーロ・ファンへ贈る、ソロ・ヴォイス、ギター&ダブルベース、打楽器のみのクラブ・ライヴ録音です。歌うはホセ・アントニオ、パンチョス、M.シルバ、A. …
続きを読むこれもまたいわゆるひとつのフィーリン?というようなことはさておいても、タイトルそのまま、南米チリのエレクトロな伴奏で、ボレーロ&カンシオーン、ボサを歌い綴ったアルバムということで、女性歌手ムサ・テルシオペーロ、そのライトかつシックな歌い口が胃もたれしないので、ま、なんかしらムーディーで仄暗いbgmにでも是非! 1. Besame Mucho 2. Ausen …
続きを読むチリ、フシオン or フュージョン1975年のラテンFUNK人気盤CD再発です。スライの “THANK YOU” スティーヴィーの “SUNSHINE” ルーベン・ラダの “DEDOS” 等々、ヘヴィーかつストレート!意外とテクニシャンのカラード重量級ややヒール寄り外人 …
続きを読むブロンクスで楽団を組んで出発したというからニューヨリカンだったんでしょう。チューンアップしたソノーラ・スタイルにエレキギターを加えたそのスタイルは、同時期にSEECOで活躍したラ・プラタ・セクステットを思わせますが、よりプレ・ブーガルー的なノリを聞かせたオルケスタでした。NYからルート87で北へ登ったキャッツキルズ地域で最も大きなホテルのボールルームで常連オ …
続きを読む早くから独自のポピュラー音楽が栄えたモロッコは、一方で若手を中心とした伝統回帰の動きも注目された。本盤、グナワを取り入れたナス・エル・ギワンは70年代から活躍、グナワを取り入れた独特にディープな音楽性で人気を得、モロッコのストーンズとも呼ばれていました。 グナワはイスラム神秘主義のダンス・ミュージックともいわれ、呪術的治療などの儀式でも演奏されるもの。本盤で …
続きを読む>★ 近年の北米フォークウェイズからのCDリリース、そして来日公演もあり、ここ日本でも注目度が俄然高まっていますが、このオコラが原点と言えるでしょうか。アゼルバイジャン古典音楽を代表する男性歌手が97年にオコラに残した名演が再配給となっています!とにかく即興とコブシに酔いしれてください。アゼリばかりでなく、イランの人々からも敬愛されているそうです。というか、 …
続きを読むさてさて、やっとアラブ歌謡の流通が復活しそうなムード!喜ばしい限りです。これまでの分を取り戻そうというのか、この春はアラブ女性歌手が大挙入荷の予感!?~というわけで、このモナ・アマルシャ嬢、1988年にモロッコはカサブランカで生まれたというから今年24歳、現在はドバイをベースに活動し、既に大きな人気をつかんでいる女性歌手の3作目 / 最新作です。モロッコ生ま …
続きを読む言わずと知れたテックスメックス〜ノルテーニョの怪人!アコーディオンのジミヘンこと、スティーヴ・ジョーダンのベスト・コレクション!比較的オーソドックスなポルカで、伝統継承者ぶりも楽しませてくれます。が、相変わらずエフェクティヴなアコの自在ぶり、変な音色もキッチリと。 1. Johnny Charasquis 2. Oaxaca 3. …
続きを読むシルバ・グラシアーナはメキシコ南東部のベラクルース出身のアルパ(ハープ)奏者。同地はスペイン侵略の入口となり、最もスペイン化した地域でもあり、この地域に住む人々はハローチョと呼ばれ、独自の文化を形成しています。そんな界隈のカフェで歌っていたシルバは60歳を過ぎてからその才を見い出され、1992年にファースト・アルバムを発表~その後、ヨーロッパ・ツアーなどに出 …
続きを読む1980年、ブライアン・イーノのAMBIENT レーベル「#3: Day of Radiance」によって世界的に注目されたアメリカ人ニューエイジ・ツィター奏者ララージの名作復刻が懐かしやALL SAINTSレーベルからスタートしています。 こちらはララージの1992年のアンビエント・ソロ作”FLOW FOGES THE UNIVERSER …
続きを読む1980年、ブライアン・イーノのAMBIENT レーベル「#3: Day of Radiance」によって世界的に注目されたアメリカ人ニューエイジ系ツィター奏者、ララージの1978年〜2011年のベストワークス集二枚組。フィラデルフィア生まれでコメディー役者をしていたエドワード・ラリー・ゴードンが古道具屋でツィターに出会い、そこにピックアップを取り付けエレキ …
続きを読む1. Yak mee klai hai kid tueng : อยากมีใครให้คิดถึง 2. Warn mai pen : หวานไม่เป็น 3. Kae yak hai roo wah ruk : แค่อยากให้รู้ว่ารัก 4. Pee ta lay : ผีทะเล 5. Kid tueng pee plao : คิด …
続きを読む欧米で活躍するペルシャ古典声楽の現役トップ女性歌手とされるパリーサの、そのバックを近年務める少壮のタール奏者にして作曲 / 編曲家、イマン・ヴァジリ(70年テヘラン生まれ)の手になる曲を、3人の若手女性声楽家がそれぞれ1曲づつ歌い綴ったUSリリースCDとなります。イマン自身のタールに加え、ウード、セタール、トンバクといった古典アンサンブルの伴奏において、それ …
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