ペルシャ語で「三弦」を意味する楽器セタールは、長いネックと丸いボディを持つリュート族の弦楽器。同様の楽器は西アジアや中東の国々で様々な形で見受けられますが、セタールはイラン高地の中央部の音楽で使用されます。現在の形になったのは長い年月の音楽的な変遷であると思われますが、Dervish Moshtaq-Ali Shahによって4本目のドローン弦(Moshtaq …
続きを読むペルシャ語で「三弦」を意味する楽器セタールは、長いネックと丸いボディを持つリュート族の弦楽器。同様の楽器は西アジアや中東の国々で様々な形で見受けられますが、セタールはイラン高地の中央部の音楽で使用されます。現在の形になったのは長い年月の音楽的な変遷であると思われますが、Dervish Moshtaq-Ali Shahによって4本目のドローン弦(Moshtaq …
続きを読むアラブ~トルコの偉大なウード奏者たちの演奏を辿る2枚組! アルバムには録音年の表記はありません(ペルシャ語では記載されているかも知れませんが、如何せん読めないので)が、音質から判断すると、SP時代のものであることは確かだと思います。ということは、1910年あたりから1950年代までの録音と思われます。現代の奏者に比べると、どの演奏も野趣溢れ力強いのに驚かされ …
続きを読む古き良きペルシャ古典声楽の名歌手=エグバル・アザール、う~ん、素晴らしいですね!1866年生まれということですが、105歳まで生きた人だということです。う~ん、長生きですね!19世紀には既に名歌手として誉れ高かったということですから、さぞかし古典古典した歌唱なんだろうなあ、と思ったら大間違いですね。どちらかと言えば、昨今の古典歌手を代表するシャジャリアンや、 …
続きを読むエグバル・アザールのLP時代に入ってからの円熟期・録音集ということになるでしょう。7分ぐらいの曲から、長尺22分の曲まで、全74分、おそらく50年前後の録音集だと思われます。1866年生まれのエグバルですから、既に相当な高齢となっていたハズですが、信じられないような声の張り、タハリールも存分に聞かせてくれます。タールの名手ゴラム・ホセイン・ビグジェーハーニ( …
続きを読む>http://bunboni.livedoor.blog/2017-07-02 (リンク感謝!今回はちゃんとリンクのお断りを致しました…) アラブ圏における歌劇 /ミュージカルというと、1930年代にトーキー映画というメディアに組み入れられることで、より広いポピュラリティーを持つことになるわけですが(1930年代後半にはウム・クルスームが6本 …
続きを読むイラクの人々の想いをウードと弦楽五重奏で聴かせる〜 老舗スミソニアン・フォークウェイズが久々にリリースする中東音楽の新作録音。在米イラク人作曲家/ウード奏者ラヒーム・アルハジが弦楽五重奏と作り上げた、アラブ音楽と西洋クラシックを融合させた意欲作です。実際にイラクから送られてきた8枚の手紙にインスピレーションを受けたラヒームによって書かれた8つの楽曲で構成され …
続きを読む“ライのゴッドマザー”シェイハ・リミティ(1926-2006) の新たなベスト2CDが登場です。葦笛ガスバ&打楽器ベンディールのみのバックで歌う、初期ライのオリジナル・スタイル中心に、後年のバンド・サウンド録音まで、リミティの魅力がたっぷり堪能できる2CDです。反骨のフェミニズム&セクシー・ソング!?そのドスの効いた男勝りのヴォイスが歌い上げるアルジェリアの …
続きを読むアシッド・アラブやオマール・スレイマン、アイワをはじめ、次々と注目アクトが生まれている世界音楽とダンス・ミュージックの新世代ハイブリッド・シーン。 その2017年の新たなる台風の目として是非ともレコメンドしたいニューカマー「コゥ・シン・ムーン」が、フランスの発掘レーベル「アクフォン」からデビューします。 ダブケ、ライ、モーラム、トルコ、ボリウッド、シンセ、ヒ …
続きを読む☆『とうようズ・チョイス・スペシャル』 『中村とうよう 音楽評論家の時代』の副読本ならぬ「副聴CD」。 とうようさんが最後に愛したのは、かくもシンプルで飾り気のない音楽たちだった。 2011年に亡くなった中村とうようさんの評伝『中村とうよう 音楽評論家の時代』(二見書房)がとうとう完成した。その発売に併せ、内容をより深く理解するための「副読本」ならぬ「副聴 …
続きを読む*全く問題のない中古盤で再入荷しています!¥2800 ライのゴッド・マザー=シェイハ・リミティ(1923-2006)の05年の遺作〜しっかし、スゴイご尊顔ですね…、そして男のような声ながら、どこか深いところから香りたつフェミニンな魅力!ここんところに気づくと虜になりますね、この嗄れた歌声~ドスの効いたメリスマ…。齢80歳を超えて、まだ …
続きを読む1957年生まれのアゼルバイジャンの国宝級歌手であるアリム・ガスモフの超絶歌唱を録音した古典声楽ムガーム集です。1999年にユネスコ音楽賞を受賞したアリムは、2007年にNHKの「新・シルクロード/激動の大地を行く」テーマソングでその素晴らしい歌声を日本にも知らしめ、翌2008年には来日公演も果たした、ワールド・ミュージック・ファンには、お馴染みの歌手です。 …
続きを読むVocal & Daf: Alim Qasimov Tar: Malik Mansurov Kamanche: Eshan Mansurov 1957年生まれのアゼルバイジャンの国宝級歌手であるアリム・ガスモフの超絶歌唱を録音した古典声楽ムガーム集です。オコラ盤と同じ写真を使っていますが、内容は別物です。1999年にユネスコ音楽賞を受賞したアリムは、 …
続きを読むVocals & Daf:Â Alim Qasimov Tar:Â Malik Mansurov Kamanche:Â Elshan Mansurov 1. CHAHARGCH, BAYEAT-E SHIRAZ 2. DARAMAD, BARDASHT, MAYE 3. RENG, BAYEAT-E ESFAHAN, RENG, ZIL BAYAT …
続きを読むなんだか、アルジェリアン・ライとは思えない それなりの美形(失礼!)。 サラ嬢の2016年作初入荷〜ドス効いてて、 加えて、ちょっとロボ声キツイかなと思ったけど、 2曲目は、ブラックドッグのパクリか?とも思ったり (全然似てない?)。
続きを読む七変化のトルコ人女性歌手シェヴァル・サムが、子供たちへ歌のプレゼント! これまでトルコの古典声楽や民謡、アラベスク、タンゴ、さらにはクラブ・ミュージックなど様々なコンセプトの作品を発表してきたヴァーサタイルな女性歌手シェヴァル・サムが、2015年作以来となる新作を発表した。本作は「就学前の子供たちへ歌のプレゼント」というコンセプトを掲げ、シェヴァルが歌のお姉 …
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