カラン・レーベルが送り出したクルド系フォーク・ロック・ユニット、バジャールの08年デビュー作以来のセカンド・アルバムとなります。イスタンブールでクルド系バンドとしてクルド語で歌うことは、どういうことなのか、おぼろげに想像できるわけですが、そんな中、メッセージ性の強いプロテスト・ソングを歌っているという彼等、実際聴いた印象以上にハードな状況を強いられていること …
続きを読むカラン・レーベルが送り出したクルド系フォーク・ロック・ユニット、バジャールの08年デビュー作以来のセカンド・アルバムとなります。イスタンブールでクルド系バンドとしてクルド語で歌うことは、どういうことなのか、おぼろげに想像できるわけですが、そんな中、メッセージ性の強いプロテスト・ソングを歌っているという彼等、実際聴いた印象以上にハードな状況を強いられていること …
続きを読む嬉しいですね、ダフマーン・エル・ハラシの「ヤー・ラヤー」〜欧州盤CDでは永らく聴けなかった名曲中の名曲です。ほか、シャアビの父、御大エル・アンカもきちんとおさえていますね。ユダヤ系のシャアビ歌手として人気の高っかったシェイク・ゼクリやリリ・ラバッシ、レネ・ペレス、映画『エル・グスト』でもフィーチュアーされていた大ヴェテラン、アブデルカデール・シェルシャムやア …
続きを読む19世紀後半から20世紀初頭にかけてのアラブ文化ルネッサンス運動 “アル・ナハダ” の風潮の中で、“ターラブの王者”としてその名を馳せたアブドゥル・ハイ・ヒルミ(1857−1912)の歴史的SP録音を収めた4CD45トラック&ブックレットです!(で、ここで言う “ターラブ” とはアラブ世界における音楽的恍惚とか興奮を指す言葉、転じて音楽的行為そのものを意味 …
続きを読むモロッコの黒人系呪術音楽(もしくは大道の角付けソング)グナワを とことん聞かせてくれるアルバムです。オーセンティックですよ! 1 Baba Mimoun (Father Mimoun) 6:15 2 Ben Kini (Son of Kini) 6:38 3 Jilali Boualam 4:37 4 Sentir solo 7:47 5 Bawab Gna …
続きを読むイスタンブール新市街の裏通りを歩いていると、ある建物の入り口にサズを弾くオヤジのポスターが貼られていた。民謡酒場のアーシュクか? 一緒にいたババズーラのムラットに聞くと「彼はサズを弾きながら同時にドラムやパーカッションを鳴らすんだ。是非見に行ったほうがイイ」と言われ、メーデーで街が荒れる中、民謡酒場で見てきました。一言演奏が凄すぎ!サズを弾いているうちに自 …
続きを読むマトゥーブ / バルベス・メイドのオリジナル・アルバム複刻CDです。ちょっと制作年がわからなかったのですが、おそらく90年代に入ってからだと思います。マンドーラ弾き語りに簡易な打楽器がつくだけの内容ですが、シブイですねえ。シンプルかつストイックなその弾き語りスタイル、一つの到達点だったと思います。充実しています。
続きを読むイスタンブールで活躍するジプシーのクラリネット・マエストロ、セリム・セスレルが、イスタンブール在住のケルト系カナダ人女性歌手ブレナ・マクリモンと共演した98年作です。ブレンナ、セリムはともにババズーラのアルバムにも参加しているのでその歌声も、そのクラリネットも聞いたことある、ような気がする人も多いはず。このアルバムではトルコのジプシー歌やハルクを取り上げてい …
続きを読むトルコの古典パーカッショニスト、ブルハン・オチャルがベルギーのアンビエント・クリエイター、ピート・ナムルックと組んだユニット「スルタン・オスマン」の二作目。ダルブッカ、タンバリンが作り出すタ-キッシュ・トライバルなビートをナムルックの地味なシンセが彩ります。これもイスタンブールでは「スーフィー」コーナーのベストセラーでした。エスニック系DJはマストでしょう!
続きを読むトルコを代表するジプシー音楽家ブルハン・オチャルの、SMADJ&トラキヤ・オールスターズとのジプシー・エレクトロニカ・アルバム、ピート・ナムルックとのトルコ古典アンビエントに続く、新たなプロジェクトです。テーマは“サナート(古典芸術歌謡)”。トルコ音楽中、最も格式の高いサナートを現代的に表現することは彼にとって長年の夢だったらしく、オーケストラの重厚な音や、 …
続きを読むいいですねえ!久々、トルコ女性の深情け、オズレム・アグルマン、堪能させていただきました。そうお若くはないかと見えるんですが、新人です。これがデビュー・アルバム、TV局やお国主催の芸術音楽賞(サナート / 古典歌謡部門でもあるんでしょうか?)総なめ状態のヒット作品だそうすが、当店的にもナイス!サイコーですね。流麗なストリングス(これだけでごはん3杯という声が広 …
続きを読むトルコのスーフィー音楽に打ち込みやタブラを組み合わせ、この夏イスタンブールで大ヒット中。ネイ(葦笛)やコブシたっぷりの歌、軍楽隊系の重いビートが、大仰なニューエイジサウンドではなく、エッジの立ったクラブライクなアンビエントサウンドと見事に融合しています。イスタンブールのレコ屋で反応を聞いたら、サナートやアラベスク好きの中年オヤジと普段はプログレッシブハウスと …
続きを読む「nar=火」「su=水」に続くメルジャン・デデ2年ぶりの新作は「nefes=breath =息=空」の意味。「息」の楽器であるネイやクラリネット、アイヌールやニヤーズのアザム・アリ、故キャーニ・カラチャらの歌をフィーチャー。ここまで宗教的陶酔、宗教的官能に満ちた音は彼にしか作れない! 1 Hininga 5:22 2 Dem 5:12 3 Ginhawa …
続きを読む13世紀のペルシャ語詩人にして哲学者、宗教家、ジャラルディーン・ルーミーの生誕800年を期して、メルシャン・デデがリリースした新作です。気合い入ってますね。これをやりたかったんでしょうね…。 ルーミーの死後、その追随者達により、始められたメヴレヴィー教団は、今日でもトルコのスーフィーズムの中心的教団として、様々な経緯をへながら存続しています。白い …
続きを読むトルコ出身のネイほかマルチ・インストゥルメンタリストとして、イスラム教神秘主義に基づくスーフィー音楽家であり、DJ&プロデューサーでもあるメルジャン・デデの新作です。ACOUSTIC “GUN BATIMI=SUNRISE”, ELECTRONIC “GUN DOGUMU=SUNSET”のCD2枚組、>R …
続きを読む1 Gabahay 6:01 2 A Habibi Ouajee T’allel Allaiya 4:12 3 El Medahey 7:04 4 Bujloudia “Bujloudia Dancing With Aisha Qandisha” 5:46 5 Alalilla “About The Night” 5:03 6 The Middl …
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