オスマンの時代をロマンティックに表現するトルコの売れっ子作曲家、ジャン・アティラの05年作~ミスティックかつトラッドな、インスト中心の作品ですが、曲によってフィーチュアーされる女声がなかなかOKですね。トルコっぽいというよりはギリシャ風、哀愁あるサッパリとした歌声を聞かせ、サズ&ダルブッカのベリーダンス・ビートに軽く乗る感じの、冒頭のヴォーカル・ナンバーが秀 …
続きを読むオスマンの時代をロマンティックに表現するトルコの売れっ子作曲家、ジャン・アティラの05年作~ミスティックかつトラッドな、インスト中心の作品ですが、曲によってフィーチュアーされる女声がなかなかOKですね。トルコっぽいというよりはギリシャ風、哀愁あるサッパリとした歌声を聞かせ、サズ&ダルブッカのベリーダンス・ビートに軽く乗る感じの、冒頭のヴォーカル・ナンバーが秀 …
続きを読む【パリ入手盤 1 】Cheb Akil "Best of Akil"まずはライの新譜から聴き始めた。今回バルベスの Fassiphone で真っ先に薦められたのがアキルのベスト。確かに歌は上手いし、バックも堅実なサウンド。でも少し新鮮味に欠けるかと思ったら、彼 2013年6月14日にモロッコで自動車事故死していた。享年38。 pic.tw …
続きを読む2008年末の作~ライ中堅/人気男性歌手、と言っていいかと思います。~イケイケ・スークースの人気グループ、マジック・システムとの共演で一躍有名になってしまった観がありますが、歌の実力には以前から定評がありました。ブラス、というかブラス風のキーボードを多用しつつ、どこか浮遊感のあるバッキングで、レッガーダやスタイフィやレゲトン?の要素も散りばめながら、今作では …
続きを読むフランス制作リリース、ライ若手男性最有望株、シェブ・アキル09年末の作が入荷して来ました。よりによって、一番面白くないライ’ンBトラックがクリップ化されてしまいましたが、POPライ王道オーソドックス路線(中にはアコーディオンやマンドーラ使いの曲もあり)とい言ってもイイ作じゃないかと思います。ロボ声もほぼ使っていません。豪華フレンチ・ラッパーやフレ …
続きを読むスタイフィの帝王ことシェブ・ハラスの08年作が再入荷しています。スタイフィはイマイチ全体が見えてこないジャンルですが、wikipediaフランスによると、「アルジェリアのポピュラー音楽にして祝祭的な音楽であり、ライとカビールの次に人気が高い。コンスタンティン起源のリズム“ゼンダリ”を元に鍵盤楽器の伴奏が加えられる。現在では全マグレブで人気の高い音楽」とのこと …
続きを読むライ女性歌手、中堅でしょう。 フランス製ポップ・ライのようなRaiN’B化はまったく行われず、ストトト・ビートや6/8ビートにズビズビのシンセが縦横無尽に重なり、ロボ声は最小限という今のローカル・スタイルのライです。 けっこうドスがきいてますね! ちなみにリンクのクリップはご本人、じゃありませんね。
続きを読むスタイフィの帝王ことシェブ・ハラスの07年作が再入荷しています。スタイフィはイマイチ全体が見えてこないジャンルですが、wikipediaフランスによると、「アルジェリアのポピュラー音楽にして祝祭的(民謡ルーツ)な音楽であり、ライ(酒場の大衆音楽)とカビール(SSWミュージック)の次に人気が高い。コンスタンティン起源のリズム“ゼンダリ”を元に鍵盤楽器の伴奏が加 …
続きを読むモロッコでもファンが多い、 アルジェ出身の若手人気男性歌手= レダ・タリアニ07年作です。 〜1980年生まれとは思えないオヤジっぷりですがの どこかレッガーダ指向も感じさせるライ・アルバム、 ガッツ入ってますよ。 モロッコ系のファンを意識した作でしょうか? ていうか、奥さんがどーもモロッコの人らしい (未確認情報)、婿に入ったか? 年の大半はモロッコで過ご …
続きを読むオラン生まれ、こちらも若手中堅?と思われますがオヤジ顔です。既に7~8作ぐらいのCDは出ているようですが、当店としては3~4年ぶりの入荷じゃないでしょうか?タリアニにも似ていますが、ワイルドさではタリアニを上回る?ハードなメリスマを存分に聞かせます。
続きを読むライ若手ナンバー1人気? レダ・タリアニ~早くも09年の新作です。 変わらずヘヴィーなコブシ使いですが、 今作はまたまたモロッカン・ライ路線!? どういう使い分けなのかわかりませんが、 モロッコっぽいベルベル系アップ変拍子グルーヴで 最後までぶっちぎってマス! *通常輸入盤¥2650も 在庫あり 以下、サプライヤーインフォより〜 日本でも注目を集めるライのス …
続きを読むアナドルロック四天王ジェム・カラジャの74年発売2ndアルバムまでスペインPHARAWAY SOUNDSからリマスター再発です! アパシャラールやカルダシュラル、モーラルなど、バック・バンドを従え、ボブ・ディランばりのフォーク・ロックや、怪しげなムードのサイケ歌謡、プログレ、ブルース、トルコ独自のトラッドや民俗音楽を混ぜ合わせた、何ともスパイシーで土着的なエ …
続きを読むスペインの中東復刻専門レーベルPHARAWAY SOUNDSのアナドル堀りはここまでキタ! トルコのニック・ドレイクことアナドル・アシッドフォーカー、フィクレト・クズロクの1971年から1975年までに発表されたシングルを集めたベスト編集盤、もちろんリマスターされています。同時代のブリティッシュロックやソウルジャズに影響を受けたサウンドプロダクションに、サズ …
続きを読む中東ブレイクビーツ発掘もこんな所まで来ました! 1972年から1985年までにレバノンで制作されたベリーダンス音楽のうち、今の耳で聞いてサイケデリックに聞こえるものばかりをコンパイルしたコンピ・アナログ盤1000枚限定です。収録されているのはエリアス・ラフバニの「Hey Dabke!」、レバノンのエレキ若大将でキャンプデーヴィッドでイスラエル人音楽家と共演し …
続きを読む当店的には、今(06年当時)、世界で一番アッパー&ファンキーかつクールな男、と言っても過言ではあるまい的なモロッコのニュー・スタイル/ダンス・ミュージック“レッガーダ”のトップ・スター男性歌手ジャラル2007年リリースCDです!…音楽のかたち、その骨格はやっぱりベルベル系でしょうね、リミティのルーツ・ライを、よりモダーンにヘヴィーにしたような感覚 …
続きを読むシェイフ・シディ・ベモル、ことオシン・ブーケラ(ONB の頭脳、ユセフ・ブーケラの兄。作詞・作曲家 風刺画家)のソロプロジェクト。アルジェリアの北東部カビリアの地中海岸で伝承されている船乗り・漁夫の労働歌・祝宴歌を集めた労作で第一集と第二集の2枚もの。これに合わせてオシン・ブーケラのイラスト満載の歌集も出版された。しかし聞いてみると、どうも冗談ぽい部分があり …
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