取っつきにくいマカームの世界を様々なアレンジで分かりやすく紹介した作品! アラブの古典音楽において「音階と旋律のめぐり方を併せ持ったもの」の事はマカームと呼ばれているが、その概念を理解することは一般の音楽ファンにとってなかなか難しい。そこで本作ではチュニジア人ヴァイオリニスト、ジエド・ズアリを中心に、そんなマカームを架空の道に例え、よりアラブ音楽に親しみを持 …
続きを読む取っつきにくいマカームの世界を様々なアレンジで分かりやすく紹介した作品! アラブの古典音楽において「音階と旋律のめぐり方を併せ持ったもの」の事はマカームと呼ばれているが、その概念を理解することは一般の音楽ファンにとってなかなか難しい。そこで本作ではチュニジア人ヴァイオリニスト、ジエド・ズアリを中心に、そんなマカームを架空の道に例え、よりアラブ音楽に親しみを持 …
続きを読むユダヤ系レバニーズ・ルーツながらエジプトはアレキサンドリアで生まれ (1925)、イタリアに渡って楽団結成、マリノ・マリーニ・スタイルを引き継ぐようなナンバーを演じ、英語とイタリア語で歌い成功 (1950年代後半)、そして決定的だったのは仏語で歌った地中海風味満点のアラビックかつジューイッシュなイタロラテン・ナンバー “ムスターファ” をフランスでシングル吹 …
続きを読むフラメンコ・ギターの代名詞にもなっているラモン・モントーヤの1924-36年の録音集。クラシカルかつテクニカルなソロ16曲に加えて、ニーニャ・デ・ロス・ペイネスはともかく、ニーニョ・デ・カブラ、ニーニョ・デ・マルチェーラ、ホセ・レブロ、アンへリージョと、モントーヤ伴奏における比較的レアーかつヴィンテージなカンテ・フラメンコがまとめて聴けるのも嬉しいところ。音 …
続きを読むルーマニア出身、世界最速クラスの変態アコーディオン奏者エミー・ドラゴイの超過剰なサービスな変体アルバムの登場です!バック・バンドのツィンバロム奏者とキーボディストとギタリストも彼に負けない速弾きを余裕しゃくしゃくで披露。そんなアンサンブルが、あれもできる、これもできるとばかりに、東欧お涙叙情の泣きのインプロやら、ピアソラのシンフォニカル・タンゴの模倣やら、ミ …
続きを読む1968年ローマ生まれのカンタトゥーレ、ローマ大学でロマンス語学を専攻したそう。1997年にファースト、2019年の本作は11作目のアルバムとなります。旧世代の感覚に近い、正統派、と言えるでしょうか。高音域の浮遊感ある歌声が、ピアノ&ギターを軸としたシンプルなバックに映えます。 *盤面に薄いコスレ些少ありますが、特に問題のない中古盤です。 1 Scotta …
続きを読む★V.A./ジョーラ〜ブリュッセルに密かに息づくグナーワ・ミュージック Jola – Hidden Gnawa Music in Brussels by Jola ブリュッセルに飛び火した知られざるグナーワ・カルチャーを紹介! イスラーム圏の最西端に位置する北アフリカの国モロッコで発祥したスーフィー系音楽のグナーワ。かつて奴隷としてサハラ以南から …
続きを読むニコス・ママンガキス(1929-2013)クレタ島レティムノ生まれの作曲家、ピアニスト、ドイツで西洋古典を学びましたが、ギリシャのリズム、メロディー、伝統楽器に即した曲を書き、主に映画音楽や舞台音楽の世界で活躍した人、で、それはそれとして、本CD、なんとソフィア・パパゾグルのデビュー・アルバム!11曲中1曲のインスト以外、全て彼女が歌っていますよ、やっぱりイ …
続きを読むカパレッツァ、1973年南イタリアの生まれ、2000年にファーストCDリリースのラッパーで、2021年までに11枚のアルバム、本作は08年の4作目。色々ためし聞きしましたが、このアルバムがいかにもイタリアらしい早口言葉風ラップが面白いし、ユーモアたっぷり明るいし(ラップは明るい方がイイという当店的独断)、一番面白い?と思ったので再入荷(安かったし)、というか …
続きを読むLive recordings at Panorama, Thessaloniki in unknown years 1 Αφήγηση 2 Φαληριώτισσα 3 Πριν Το Χάραμα 4 Μπριρ-Αλάχ 5 Σόλο Μπουζούκι 6 Τα Σφάλματα 7 Τσιφτετέλι 8 Φοβάμαι Μη Σε Χάσω 9 …
続きを読む★Unknown US recordings 1967-1969 !! 1 Δυναμίτη Με Φυτίλι 2 Γίνε Καρδιά Μου Μάρμαρο 3 Ο Εικοστός Αιώνας 4 Καρσιλαμάς 5 Θ’ Αλλάξω Σπίτι Και Θα ‘ρθω 6 Τα Κόλπα Και Τα Πείσ …
続きを読む南イタリア~ナポリの生まれ / 元ムジカノヴァの女性歌手だったヴェテラン人気カンタトゥーラ、テレサ・デ・シオ、もう65歳になるわけですね(こっちも歳取るわけです…)。う〜ん、たぶん、ソロ&リーダー・アルバムとして、前作のライヴ・アルバムも入れれば、17作目になるんでしょうか?ミレニアムを挟んでしばらく、いかにも南イタリアらしい?潮枯れた歌声で、少 …
続きを読むブルースやシャンソン、ジャズ、そして、レベーティカやカンシオン・ランチェーラといった音楽をアルバムごとに遍歴し、自らの歌の糧として来た南イタリアはナポリの東、イルピニア・ルーツのカンタトゥーレ、ヴィニーチョ・カポッセラ(生まれは1965年のハノーヴァー)16作目のCD&BOOKボックス仕様アルバムです。 タイトルは『男と獣のバラード』…ということ …
続きを読む1970年フィレンツェ生まれ、90年代はESPなるロック系グループで歌っていたそう。1999年のソロ・デビュー作はロック・アルバムでしたが、00年代半ばからは東欧、バルカン、ギリシャから、南欧、メキシコ、チリ、そして南イタリアといった地域の歌謡、及びフォークロアな音楽のあり方に魅せられたそう。06年の4作目あたりから、ややロック的なものから離れ、メルセデス・ …
続きを読むイタリア、ミーナ、1960年のファースト・アルバムを中心とした初期ベスト!やっぱり、初初しいですねえ、 1 ‘Na Sera ‘E maggio 3:13 2 Il Cielo In Una Stanza 2:52 3 E Vero 3:00 4 Due Note 3:27 5 Serafino Campanaro 2:06 6 Un …
続きを読むヴーラ・パッラ、1929年コリントス生まれ、3歳の時に父を失い、ピレウスの修道女学校にで学び、そして故郷に帰り、正教会に通い農作業をして過ごす日々の中で、ヴィザンティン音楽に親しみ、民謡(ディモーティカ)を歌うことに目覚めたヴーラは、ほどなく作曲も始めたようです。1951年にイドラ島出身の男性と結婚、夫ともにタイヤ屋とガソリン・スタンドを営み、二人の息子を授 …
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