ORAK NAA NAA / STRANGER IN THE HOME COUNTRY

モロッコのウード奏者、アブデル・イラー・ハジム & ドイツ人ピアノ奏者、ペーター・ホルヒャー 1 Dori Dori – Wie Die Zeit Vergeht… 5:17 2 Schokran – Danke 7:50 3 Gharib – Fremd 5:33 4 Ismaa! – Hör Z …

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MICHEL GUAY et SIMON MARY / SONGS OF KABIR

1990年代から活動してきたインド系のエスノ・ジャズ・ユニット、ムクタの創設メンバーでフランスはナントのジャズ系ベーシスト/コンポーザー/アレンジャーのシモン・マリーと、カナダ生まれでインドで音楽を習得し、ムクタにも加わることになったシタール奏者/ヴォーカリスト/コンポーザーのミシェル・グアイと組んだ2021年作です。1440年生まれで1518年に没したとさ …

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BRAIN DAMAGE MEETS BIG YOUTH / BEYOND THE BLUE

フランスを拠点に1999年より活動を続ける、Martin Nathanのダブ・ユニット、ブレイン・ダメージの2021年作。これまでラス・マイケルやホレス・アンディ、グラウンデイションのハリソン・スタッフォードをフィーチャーしたアルバムや、2018年作には南米コロンビアの録音となりましたが、本作では1949年生まれのベテラン大物、ビッグ・ユースをジャマイカに訪 …

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BALAPHONICS / SPICY BOOM BOOM

なるほど、基本アフリカに的を絞りつつ、実に開放的、好きなことやって楽しんでる感じ、十二分に伝わって来る大所帯生演奏が夏向き!ジュピテールが参加しているところも、ポイント高いですねえ。 バラフォン奏者を含むアンサンブルが特徴的なフランス発アフロ・ミクスチャー・バンド、バラフォニックスによる2021年のセカンド作です。管楽器セクションを擁し、アフロビートにハイラ …

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MOSCHONAS & MITSARAS / PALIA FROURA

写真向かって左の人物がオデッセイアス・モショナス(サモス出身 1912-1995)ですね。この人は50年代に一時キャリアが途絶えたものの、ヤニス・パパイオアーヌやプロドモス・ツァウサキス、あるいはステラ・ハスキルらとの共演歴もあり、レベーティカの歴史にキッチリ名前を残した歌い手ですが(味わい深い歌声は勿論スバラシイものです。…ところで本作には、ア …

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COM TRADIÇÃO ‎/ QUANDO O TEMPO SE QUER POUSAR

ベルギー、ブリュッセルを拠点とするポルチュギュース・フォークロア&ファド・ユニット。女性歌手、ニコーリ・カンゲイロのヴォイスと、ヴァイオリン&ダブル・ベースのセバスチェン・タミニオウの演奏を中心に、フリーフォームかつ開放的な音の組み立てで、ポルトガル歌謡の伝統の、新たな表現にトライしています。本作1作のみで消えてしまった?ユニットの2015年作です。   1 …

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GARRIC / SOLIDARITAT

南仏はオクシタンの4人組バンド、ガリックによる2021年のセカンド作。サックスやアコーディオン、ギターなどの編成で、オクシタン民衆舞曲をジャズ・ロックやルンバ、レゲエ、サンバとかの要素を取り入れて練り直しています。15年に初アルバムをリリースしているということで、わりと近年に結成されたグループということになると思いますが、メンバーはそれなりに経験を積んできた …

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MAGIA MELAGIA ‎/ TO PEPROMENO MOU

  マイア・メライヤ(本名メリポメニ・ツィリゴティ)、1928年アテネ生まれ、戦後ギリシャの女優にして歌手、物憂げに沈んだ低音ヴォイスとグラマラスな容姿で、ギリシャの男たちを魅了しました。その歌唱スタイルは、かのソフィア・ローレンに影響を与えた、ともされています。   1 Σ’ Αγαπώ Σ’ Όλες Τις Γλώσσες 2 …

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EVA QUARTET / MINKA

★エヴァ・クァルテット/ミンカ ブルガリアン・ヴォイス・ファン必聴!伝統的なポリフォニー・コーラスの美を追求した一枚!  世界中の人々を魅了し続けてきたヴォーカル・ミュージックといえばブルガリアン・ヴォイス。一般的には数10人ものメンバーで構成されるが、今回紹介するのはわずか女性4名で結成されたブルガリアン・ヴォイスのグループ、エヴァ・クァルテットだ。名門ブ …

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V.A. & YIANNIS PAPAIOANNOU / NA SOU PAIXO BOUZOUKAKI, M’ OMORFI DIPLOPENIA

マルコス・ヴァンヴァカリスらに続きピレウス派のレンベーティスとして、職業的自作自演歌手となったヤニス・パパイオアーヌ(1914-1972)の、その自作曲レパートリーを、名だたる歌い手達のカヴァーで辿ろうという、なかなか凝ったコレクション2CD、実に聴き応えありますね…。というか、歌手としても勿論素晴らしかったパパイオアーヌですが、こうして並んだ曲 …

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