ANASTASIA MOUTSATSOU / GYALINA PALATIA

アナスタシア・ムツァッツウ〜(1961−)ペロポネソス半島の南端、ベラディニア生まれピレウスで育ち、1982年ピアノバーで歌い始めた女性歌手、初めはレベーティカを歌っていたそうですが、その澄んだ歌声からニシオーティカ(島唄、彼女の場合はキクラデス諸島の島唄)やエデフノ(いわゆるアート・ソング)、そして、もちろんライカを歌うことに…。 本作は98年リリースの6 …

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FANFARE CIOCARLIA / IT WASN’T HARD TO LOVE YOU

★ファンファーレ・チォカリーア/イット・ワズント・ハード・トゥ・ラヴ・ユー 〜25年の愛をこめて AORの名曲「クリスタルの恋人たち」のカヴァーも収録! ジプシーブラス最高峰バンドの結成25周年記念盤!!  これまでに数多くの公演を世界中で行い、たくさんのアルバムを世に放ってきたジプシーブラスバンドの雄といえば、ルーマニア北東部の寒村ゼチェ・プラジーニ村で1 …

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LUIZ MURA / ORIGEM

日本、イタリア、ポルトガル、ブラジルの血を引くSSWがジョアン・ジルベルトへと捧げた ボサ・ノーヴァと自身の多文化的ルーツとの繋がりを模索する一枚  中性的な魅力を放つブラジルの大人気女性シンガー:マリア・ガドゥ(1986- )への楽曲提供はじめ、才気あふれる作詞作曲家としても目下熱い注目を浴びている若手SSW:ルイス・ムラー。ブラジル・リオデジャネイロに生 …

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KHRYSTYNA SOLOVIY / LYUBYY DRUH

フリスティナ・ソロヴィ、ウクライナ西部、ポーランドと国境を接するリヴィウ州のドロフォヴィッチで1993 年生まれ、2015年にデビューした女性歌手、本作は2019年リリースのセカンド・アルバムとなります。 15年のファーストは現地フォークロア〜伝承曲をアコースティク&フォーキーなアレンジにおいて自由な唱法も交え歌った作でしたが、こちらはPOP仕様、あるいはト …

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DINO D’SANTIAGO / BADIU

早くも新作(2021)です!乗ってますねえ、 この新作、前作とは異なり、表立ってカーボ・ヴェルデらしい音感は聞こえて来ないのですが、メロディーや歌いまわしとして、前作とそう変わらないと思いますが、どうでしょう? というより、何かの、生地を下地にしたジャケのデザインも>前作 “KRIOLA” と対になっているようですし、続編という感じが …

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EDGAR SEKLOKA / UNPEUDE SUCRR

エドガール・セクロカ、カメルーン人とベナン人の両親のもと、1978年にパリで生まれています。舞台芸術を学び、脚本家、詩人でもあるそうですが、小説も上梓しています。 一方、パリのカフェで、スラム・セッション “ワードバトル” を長らく主催、>ガエル・ファイユの友人、随伴者でもあり、ラッパー or シンガーとしても活動して来ました。 CD デビューはガエル・ファ …

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VIDA PAVLOVIC

1 Meni Treba Nezno Milovanje 2 Sta Sad Imam Od Secanja 3 Ne Idi 4 Al’ Bez Tebe Ziveti Ne Mogu 5 Rekla Mi Je Drugarica 6 Pusti Suzu 7 Ko Mi Ljubav Uze 8 Ustaj, Sine 9 Uzmi Moj …

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TZENI VANOU / AN S’ ARNITHO AGAPI MOU 1959-1982

  こちらギリシャの西田佐知子? 女優であり歌い手、ジェニー・ヴァーヌ (1939-2014) の1959-82年録音ヒット曲集40曲! 同じような選曲のコレクションがプラケース2枚組で出ていますので、重複のないよう気をつけてください。こちらは、廉価紙ジャケ盤〜新品ですが、CD留めはなく、ただ切れ目に差し込まれているだけですので、再生面に些少コスレ …

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MARINA ROSSELL / 300 CRITS

カタルーニャを代表する女性歌手マリーナ・ロセールが往年のシャンソンの名曲をうたう。  カタルーニャを代表する女性歌手:マリーナ・ロセール(1954- )。1970年代に勃興したカタルーニャ語による歌の復権運動〈ノヴァ・カンソ〉の若手歌手として世間からの大きな注目を浴びたことが、彼女のキャリアの始まりでした。以降現在に至るまで、カタルーニャ地方の伝統歌、ハバネ …

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HAROULA LABRAKI / ME PARESYRE TO REMA, 24 Megales Epitychies

ハルラ・ラブラキは、イオニア海に面した小さな村、カコヴァトスで1947年に生まれ、幼い頃からの民謡歌いで、将来は歌手になると自分で決めていたそうです。1950〜60年代に活躍したブズーキ&バグラマー奏者にして作曲家のバビス・バカラスの母親と友人だった叔母をたのみに、15歳の時にアテネへ向かい学校に通いながら、バカラス家に通い、バカラスはじめ、パノス・ガヴァラ …

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