FRANK DOMINGUEZ & MARTHA JUSTIANI / COCKTAIL

フランク・ドミンゲスが、女性歌手マルタ・フスティニアーニを起用し、1960年代初めに作り上げたアルバム『COCKTAIL(EGREM LD-3134)』から1曲マイナスしての復刻CD-R~フランク・ドミンゲスは、フィーリンの中でも、ピアノ弾き語りスタイルだからなのか、ラウンジや夜のバーのイメージが強いアーティストです。本作でもタイトル『カクテル』の響きのとお …

続きを読む>

LECUONA CUBAN BOYS AND ANTOBAL’S CUBANS

過日、あの沢田研二も歌った「アマポーラ」のオリジナルを聞きたいんですけどと、お客さまに依頼されたんですが、無いんですねえ…レクォーナ・キューバン・ボーイズの「アマポーラ」、あんな名曲が今CDで買えナイなんて、ちょっとびっくりしていろいろ当たってみると、ありました。コノ盤に当たったわけですね。で、取り寄せて聴いてみると、これが、SPノイズ丸出しの1 …

続きを読む>

LA CANA

キューバン・ソンのフォーマットを借りて、日本的情緒を表現するバンド、“ラ・カーニャ”~オリジナルの70年代フォーク的なメロディと日本語の自然な響きが、ソンのアコースティック・サウンドとマッチして、リズミカルながらほっこりした脱力系音楽に仕上げています。まさに“叙情派フォーク・ソン”のといった趣が楽しめう異色グループ!?リーダーの末永雄三は、キューバの複弦3コ …

続きを読む>

MAS QUE SON / UN POCO MAS

3人のキューバ人が、スペインのカナリア諸島で結成したグループです。音楽的なベースはキューバの伝統音楽ソンに置きながら、彼らはその「ソンよりもさらに…それ以上を…ほんの少しだけ」というコンセプトとおり、ソンの一つのルーツ、トローバや、ソンとは兄弟関係にあるボレロやフィーリン、ヌエバ・トローバの要素、さらにほんの少しの他カリブ音楽の要素を織り交ぜながら、カナリア …

続きを読む>

MANOLIN / TIENE QUE SER MANOLIN

90年代のキューバで爆発的に流行っていたティンバを代表するひとりがこのマノリンです。彼は音楽一家出身のミュージシャンが多いキューバで、医学を志す学生でありながら音楽活動を始めたことから、「エル・メディコ・デ・ラ・サルサ(サルサのお医者さん)」と名乗り、その美しいメロディ・ラインの曲作りのうまさと甘いヴォーカルで一気に人気者になりました。その彼が物議を醸し出し …

続きを読む>

NICO ROJAS / SUITE CUBANA PARA GUTARRA

ニコ・ロハスは、キューバ最高のギタリストの一人です。そしてフィーリン・ムーヴメントにも関わりました。フィーリンの2大巨匠の1人セサル・ポルティージョ・デ・ラ・ルスは、ニコ・ロハスの功績を讃えたた発言をしています。ニコ・ロハスは裕福な家庭に生まれ、当時のキューバでは珍しくジャズのレコードからクラシックのレコード、さらにキューバ音楽の様々な種類のレコードまで所有 …

続きを読む>

FELIPE DULZAIDES & LOS ARMONICOS / CANTA DORIS DE LA TORRE -1 (CDR)

音質があまり良くないのが残念ですが、こんなCDRが出てしまいました…。女性歌手ドリス・レ・ラ・トーレが、キューバ音楽に早くからジャズを持ち込んだフェリーペ・ドゥルサイーデスのクァルテート、ロス・アルモニコスで歌ったアルバムのストレート・リイシューCDRです。ジャジーかつシャンソニエ風に仄暗い歌声でフィーリン=ボレーロを聴かせるキューバ人女性歌手、 …

続きを読む>

ELENA BURKE / CANTA LOS GRANDES SE MEXICO

キューバ、フィーリンの女王と呼ばれたエレーナ・ブルケの、メキシコで編まれた複刻CDですが、そのセレクションの基準は、1950年代後半~80年代初め頃までの録音で、すべてメキシコの曲を歌ったもの~ということで、マリア・グエベール、アグスティン・ララ、マリオ・ルイス・アルメンゴル、アルマンド・マンサネーロ等々の曲が並んでします。キューバより一層、歌謡としてのラテ …

続きを読む>

ARMANDO SANCHEZ Y SU CONJUNTO SON DE LA LOMA

1920年ハバナ生まれのパーカッション奏者で、セプテート・ナシオナルなどに参加した後、米国に渡って活躍したアルマンド・サンチェス。彼がリーダーとして率い、マルセリーノ・ゲーラらが加わっていたこともあるコンフント・ソン・デ・ラ・ロマの録音のアンソロジー・ベストです。80年作『アシ・エンペソ・ラ・コサ…』や、このところ単独盤としても初CD化された、ピアノのアルフ …

続きを読む>

AD LIBITUM / OCASO OTOÑO

たった1枚、このアルバムを残して、どこかに消えてしまった “ソン”のコンテンポラリー解釈女性インスト・グループ、ですね。ロシアの女性ヴァイオリニストと、キューバの女性ギター&フルート、そして打楽器奏者という4人の演奏、実に爽やかで、微塵もお高くとまったところのないイイ演奏じゃないかと思っています…。 1 Amancer H …

続きを読む>

POLO MONTAÑEZ ‎/ GUAJIRO NATURAL

キューバ白人系農民の民謡から発したグァヒーラを、ただ自然に淡々と歌い楽しんできた半生を、この一作にこめ、グァヒーラ復興のきっかけを作ったポロ・モンターニェスのデビュー作!遅すぎたデビュー、が、キューバで大人気のフランス制作盤です。ほんとに、ただただ歌うことが楽しい、というムード、ストレートに伝わる佳作です。 1 Amanece El Nuevo Año 2 …

続きを読む>

go top