ライスから2013年に発表された『ピシンギーニャの世界』(MCR-3048)が話題を呼んだ弦楽器バンドリンの現在最高の演奏家アミルトン・ジ・オランダ(1976- )のソロ・アルバムが登場しました。今回は半世紀のもの間ブラジル音楽を牽引してきたシコ・ブアルキ(1944- )のサンバ作品を取り上げたカヴァー集で、もちろんメインはアミルトンによるバンドリンの演奏で …
続きを読むライスから2013年に発表された『ピシンギーニャの世界』(MCR-3048)が話題を呼んだ弦楽器バンドリンの現在最高の演奏家アミルトン・ジ・オランダ(1976- )のソロ・アルバムが登場しました。今回は半世紀のもの間ブラジル音楽を牽引してきたシコ・ブアルキ(1944- )のサンバ作品を取り上げたカヴァー集で、もちろんメインはアミルトンによるバンドリンの演奏で …
続きを読むこちらはトッキーニョのソロ名義で1970年に発表されたもの。これもRGEに残したものでボサ・ノーヴァ・ギタリストとしてのスタイルを確立する前に、ジョルジ・ベンらをゲストに招き制作された意欲作。
続きを読む日本でも大きな人気を博しているブラジル人女性歌手カロル・サボイア。偉大なピアニスト、アントニオ・アドゥルフォを父に持つ彼女は、これまでにたくさんの意欲作をリリースし、ますますその歌声に磨きがかかってきた。自身の本名をそのままタイトルにした本作(2016年作品)ではブラジル音楽の父ピシンギーニャから、トム・ジョビン、ジャヴァンといった大御所の名曲、さらにビート …
続きを読む映画「スウィング・ガールズ」や小説「楽隊のうさぎ」のヒットからか、近年吹奏楽/ブラスバンドを評価する機運が著しいですが、これには中学生の頃に吹奏楽部に在籍していた私としても鼻が高い思いです。当店のお客様でも、「金管の〜」、「木管の〜」と菅もののアルバムをご指定にてお求めいただくお客様も複数いらっしゃいまして、やはり欧米のジャズだけではなく、ブラジルやアルゼン …
続きを読むナー・オゼッチが1stアルバムで4曲ものゼー・ミゲル作品を採り上げた5年後、93年にリリースされたゼー・ミゲルの初作〜前衛的なムーヴメントの印象を引きずるようにegやシンセと複雑に入り組んだハーモニーを作り上げる”Estranho Jardim”、”A Primeira vez, mamae, que eu fui ao …
続きを読むカエターノ・ヴェローゾやトン・ゼーと共作されたコンテンポラリー・ダンスのグルーポ・コルポへの劇伴作品を二つ挟んで’00年に発表された「Sao Paulo Rio」では、カリオカのマルコス・スザーノ(per)やカルロス・マルタ(flute)にジャキス・モレレンバウン(cello)、エルザ・ソアレスの歌う”Comida e bebida& …
続きを読む深遠なるピアノの調べから物静かに詩情を語りかける”Perolas Aos Poucos”、”Tempo Sem Tempo”、ルイス・ブラジル(g)とナー・オゼッチ(vo)がゲスト参加した”Primavera”といった冒頭からのメランコリーな名曲群から、故ホドリゴ・ホドリゲスが哀愁のハ …
続きを読むOriginally released in 1977 on LP by Philips Brasil 1 Muitos Carnavais 2:42 2 Chuva, Suor E Cerveja = Rain, Sweat And Beer 3:27 3 A Filha De Chiquita Bacana 3:32 4 Deus E O Diabo …
続きを読むカシンら新世代ブラジル音楽勢をバックに伸びやかに華やいだ雰囲気を振りまくカリオカの女性S.S.W. クララ・グルジャォンのデビュー盤。 サンバ・グループ – カビーヂ・ヂ・モランボのギタリストとして、ヴィオレイロス・ウルバノスのvo,gとして、またシンガーとして自身のサンバ・ジャズ・トリオを率いていたクララ・グルジャォンは現在28歳。近年行われた …
続きを読むビロードの声と評されるラテン・グラミー・ノミネイト女性シンガー、サンドラ・ドゥアイリービ(ブラジル・マラニョン州出身)。当店ではボサ・ノヴァ50周年の年に制作されたセリー・クラードとのアルバムや、R.メネスカルの楽曲を女性シンガーたちが歌う「Elas Cantam Menescal」でお馴染みですが、レアンドロ・ブラガ(p)との声とピアノのアルバムや、その前 …
続きを読む陽光さんざめくような今日の気候にぴったりくるのが、シネマティークなB-ROCK、ファビオ・ゴイスの新譜。トゥリッパ・ルイスがゲスト参加、クルビ・ダ・エスキーナ – ロー・ボルジスの名曲”Trem Azul” の鮮烈なカヴァーも収録。 かつて映画 「ビハインド・ザ・サン」「シティ・オブ・ゴッド」や「偶然の一致」に楽曲を提供し …
続きを読むブラジリアン・ジャズのカッティング・エッジを紹介する編集盤が登場! 英国を代表するワールド・ミュージック・レーベル〈World Music Network〉から、ブラジルのジャズ・シーンの今を伝えるコンピレーションが登場した。ボッサ・ジャズやブラジリアン・フュージョンといった系統のものは排除し、ここ数年の録音が多くチョイスされているのがポイントの本作には、ア …
続きを読むテカ・カラザンス&フィリップ・ルサージュ監修選曲解説の南北アメリカのアコーディオン集3CD。何と言っても、まずブラジリアン・アコーディオンのCD1、シキーニョ・ド・アコルジオンがいっぱい聴けるところ、ナイスですね。このシキーニョ収録が本3CDのキモと言っていいでしょう(今、CDでは他で聴けなかったんじゃないでしょうか?)。元アコ奏者だったジョアン・ドナートも …
続きを読む1983年にリリースされた幻のMPB作品がこの度Kuarupから復刻。テルマ・コスタ(1953~1989)は短命ながらも当時人気を博したMPBの女性歌手です。本作はドリ・カイーミがプロデュースを担当し、ジョアン・ボスコやイヴァン・リンス、カエターノ・ヴェローゾ、ミルトン・ナシメント、トニーニョ・オルタ、トム・ジョビンらのスローナンバーを繊細なボサテイスト漂う …
続きを読むECMからのリリース実績もあるブラジルの室内楽ギター楽団ークアテルナーリア。今回もブラジル音楽のルーツ・リズムとクラシカルな室内楽、コンテンポラリー・ジャズの和声術を融合した厳かで美しい音色が響き合います。
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