MAMADOU DIABATE / COURAGE

全編でコラの独奏を披露した前作『ドゥガ・マンサ』が見事、グラミー賞最優秀トラディショナル・ワールド・ミュージック・アルバムに輝いた、若手ナンバーワン・コラ奏者、ママドゥ・ジャバテが待望の新作を発表してくれました。1975年にマリで生まれた彼は、あのトゥマニ・ジャバテの甥にあたり、父親も名のあるコラ奏者で、いわばコラ界のサラブレッド~5作めとなる本作ではマリの …

続きを読む>

THE GOOD ONES / KIGALI Y’IZAHABU

20世紀を通じて、不幸な歴史を辿った中部アフリカの小国、ルワンダのギター&ヴォーカル・トリオ、初のアルバムだそうです。なんだか、20世紀前半のアフリカン・ギター/カフェ・ミュージックをそのまま聞くようで、繊細この上なし~取り扱い注意、壊れ物のような可憐さ?アフリカンPOPの原点回帰?これは癒されます。

続きを読む>

BRENDA / MYEKELENI

ラガマフィン調のベース・ラインや、独特のオルガン・リフ、ホンキートンク風の生ピアノや、スタジオ・ライヴ仕立てのゴスペル調や、マハラティーニばりのダミ声トゥースティング、ワイルドな男声ンブーベ調コーラス、そして相変わらずヴァイタル&キュートなブレンダの歌声!~サンプリング、各種生打楽器、各種ホイッスル、ハウス調、ワイワイとした掛け声、ズールーならではの骨太な2 …

続きを読む>

IYAYA / AFRICAN QUEEN

ポップ・クワイトとでも呼ぶべきでしょうか?南アから登場、イヤヤ嬢の2002年新作初入荷です。ヴィヴィアンの南ア版とも言えそうですが、クワイト・スタイルの演奏をベースにズールー・ジャイヴや欧米ポップの雰囲気をハイブリットにミックス、可愛いヴォイスで歌ありラップありの展開。硬派クワイト・ファンからは敬遠されそうですが、アフリカン・フィメール・ポップとしては一級品 …

続きを読む>

TIKEN JAH FAKOLY / COUP DE GUEULE

  コートジボワール~レゲエ・シンガー04年作/バオバブやゼブダ、ポジティヴ・ブラック・ソウルのメンバーも参加し、フレンチ・アフロ=マグレブ・コネクションを統べるような力作となっています!レゲエのスタイルと手法を、汎アフリカ的な音楽話法の中に昇華した充実作、とでも言えるでしょうか…。で、そういうことはともかく、聴いていて気持ちがイイ!

続きを読む>

ANDY BROWN & THE STORM / PASSAGE OF TIME

  ジンバブウェ若手有望株~アンディ・ブラウンの新作です。アンディ自らのギターと、ムビーラのアダム・チスヴォを要としたバックは、やはりチムレンガ風ですが、先人マプフーモに較べると、やはりよりポップ、ブンドゥー・ボーイズあたりから受け継いただろう~ダンサブルさも光ります。若々しい中にも陰影がこもるヴォーカルも、ジンバブウェらしくてOKですね。

続きを読む>

go top