中米の国、コスタリカのトロピカル系のバンドを紹介する好コンピです。10組のグループで全12曲を収録しています。サルサありクンビアありティンバ系ありボレロあり、スウィング・クリオージョありの多彩さにまず驚かされます。コスタリカというと最近ではサッカーで注目されましたが、音楽はなかなか情報が入ってこなくて、よほどのラテン音楽ファンもノーマークだったのではないでし …
続きを読む中米の国、コスタリカのトロピカル系のバンドを紹介する好コンピです。10組のグループで全12曲を収録しています。サルサありクンビアありティンバ系ありボレロあり、スウィング・クリオージョありの多彩さにまず驚かされます。コスタリカというと最近ではサッカーで注目されましたが、音楽はなかなか情報が入ってこなくて、よほどのラテン音楽ファンもノーマークだったのではないでし …
続きを読むコスタリカのギタリスト、マリオ・ウジョアによる素晴らしいギター・ソロアルバム。”アラフエラ(コスタリカ第二の都市)の黄昏”とでも訳すタイトルでしょうか。言葉にできないほどの美しいというアラフエラの夕暮れの情景をギターで綴ったという秀逸なギターソロです。 曲は自身が幼少から馴染んでたという楽曲から始まり、1930年代に作られたもの、コス …
続きを読む中南米全域に浸透している音楽スタイル(リズム)クンビア(なぜか、カリブ地域には根付いていませんが)。当然コスタリカにも大小各種編成のクンビア・バンドが、活躍しているようです。このラ・ソルシオンは、フル・ブラスを要するビッグ・バンド系のサウンド聞かせてくれます。もともとは2001年にカルロス・グティエレスによって結成されたサルサ・バンドだったようですが、サルサ …
続きを読むコスタリカのアフロ系音楽を追求するカントアメリカ!1980年結成、30年以上聴衆を楽しませてきたグループです。リーダーのマヌエル・モネステルは音楽学者でもありコスタリカのカリブ海側の都市リモンのカリプソを研究してきました。本作でも、リスペクトを込めてウォルター・ファーガソンらコスタリカのカリプソの先人達の曲もレパートリーにしており、13曲中5曲がファーガソン …
続きを読むアルバムタイトルは「甘き希望の土地」。パナマ、ベリーズ、ニカラグア、ホンジュラス、グアテマラ、エル・サルバドル、そしてコスタリカの7カ国のミュージシャンが、コスタリカの文化大臣も務めたことのあるピアニストのマヌエル・オブレゴンの元、その存在感をアピールした珠玉の作品集の第二弾です!ラ・オルケスタ・パパヤ(パパイヤ・オーケストラ)は、その名のフルーツの種が様々 …
続きを読むコスタリカのカリプソ!コスタ・リカのカリブ海沿岸にはトリニダード・トバゴ、ジャマイカ、キューバから流れ着いたアフリカ系の人々が暮らし、英語を話す地域があります。カリプソが盛んなリモン地方もそんなカリブ海沿岸地域に位置しています。本アルバムのカリプソ・ジャズ・バンドもそのリモン地方のミュージシャンたちが集まって結成されたグループです。 カリプソは元々その地域で …
続きを読むレイ・ティコ(1928-2007)は、コスタリカを代表するシンガー・ソングライターで、外国人で唯一キューバの「フィーリン」の誕生時にハバナでそれを体験したとされていますが、海外での活動が多かったことときちんとした録音が発表されていなかったことから、コスタリカ本国でも「伝説の人」となっていました。そんな彼のレパートリーを初めて本国で録音し発売されたのが本作です …
続きを読むバルセロナ・ジプシー・クレズマー・オルケストラ、カタルーニャのリード女性歌手 / インド系セルビア人でクラリネット&バスクラ奏者 (リーダー)/ イタリアのアコーディオン奏者 / フランス人ギタリスト / セルビア人コントラバス / ギリシャ人ダルブッカ奏者 / ドイツ人ヴァイオリン奏者〜というわけで、これがデビュー作ということですが、なんてストレートなグル …
続きを読む1919年パナマに生まれ、コスタリカで育ったカリプソ・シンガー・ソングライターのウォルター・ファーガソン。コスタリカのカリブ海沿岸には英語を話す人々が定住しており、カリプソも英語で歌われます。ウォルター・ファーガソンは1970年代まで、自分の育ったリモン地方の村を出ることなく、ギター1本で歌い、カセットに吹き込んだ録音を観光客にほそぼそと売っていたそうです。 …
続きを読むインド洋の島レユニオンから、トラディショナル・セガのヴェテラン男性歌手=新録!男女混成コーラスとパーカッション・アンサンブルを従えて、コール&レスポンスの土臭いというか、潮臭いというか、迫力ある歌を聞かせます。ヘヴィー級の島唄ですね。 1 Zelvoula 4:32 2 Zav Zav Miné 3:43 3 Sinibalala :19 4 L’ …
続きを読む★1975-1977 RECORDINGS マリの国営バンド、1970年結成のレイル・バンドを3年でやめて、サリフ・ケイタが移籍したバンドこそ、このレ・アンバサドゥール・ドゥ・モテール・ド・バマコ。これまで数々のアフリカ音楽ヴィンテージを復刻リリースしてきたUKスターンズの新譜です。1969年結成、ギニア出身のギタリスト、カンテ・マンフィーラが率いたアンバサ …
続きを読む個性的なラインナップでファンも多いレーベル、「アコール・クロワゼ」の2012年新作。八面六臂の働きをみせるイラン系パーカッショニスト、ケイヴァン・シェミラーニを中心に、アラブ人女性歌手ドルサフ・ハムダーニや、フラメンコ・ギタリストなど加え、超絶テクニックのアクースティック・アンサンブルで地中海ミクスチャーを聴かせます。変拍子ファンにはたまらないかも。
続きを読む* total running time: 77:06 * comes with a 28-page booklet (in English) with more information on the Esengo label, pictures and lyrics in Lingala * full artwork gatefold * 180 gram …
続きを読むモロッコを代表するアラブ・アンダルース音楽楽団と、ユダヤ・アラブ音楽の美人歌手リーヌ・モンティの娘であるフランソワーズ・アトランによる近年録音。フランソワーズにとって4枚めとなる本作はアラブ・アンダルース音楽のみならず、自身のルーツであるセファルディ(スペイン系ユダヤ人)のバラッドまで取り上げ、さらに名曲「ウシュクダラ」も収録。落ち着いた声と演奏でそれらの音 …
続きを読むかつてイベリア半島のアンダルシアの地でアラブ人とユダヤ人が一緒に作り上げたアラブ・アンダルース音楽。その伝統は15世紀以後、マグレブ地域に受け継がれ、共生の音楽は大きな花を咲かせたとされます。そんなアラブ=アンダルース音楽の伝統がイスラエルにも受け継がれていたというから驚き!しかも全盛期を思わせる大編成楽団をいまに再現し、さらにそれがマグレブ時代を知らない若 …
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