LUCY FABERY / MUCHAS GRACIAS, MI AMOR

ルシー・ファベリーは、「ラ・ムニェーカ・デ・チョコラテ(褐色のお人形)」の愛称でも知られる、1931年プエルトリコ出身のジャズ~フィーリンの女性シンガーです。ごく若いときに母国でデビュー、その後ニューヨーク、キューバ、メキシコなどで活躍。フリオ・グティエレスやミゲリート・バルデース、マリオ・ルイス・アルメンゴルなど当時の大物たちに可愛がられたそうです。そのム …

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Original Soundtrack / バンコクナイツ Bangkok Nites

「早くも2017年日本映画のベスト・ワンに遭遇?」(キネマ旬報) 「劇中の音楽だけを並べて繋いでみると70分、本編の三分の一を占めていた。更なる再構成を経て音に凝縮された『バンコクナイツ』。桃源郷への扉は、このサントラによって完全に開かれる!」(空族) 話題騒然!空族最新作『バンコクナイツ』サントラが満を持して登場。劇中曲を完全網羅したフルボリューム28曲〜 …

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EL GRAN FELLOVE

フィーリン・ムーヴメントにも深く関わり、ホセ・アントニオ・メンデスと同時期にメキシコに活動の場を求め渡った朋友、エル・グラン・フェジョーベ。エル・スール・レコードやバンピ・ソウルが、初期録音を中心に復刻し、広く注目されるようになりました。スキャットを多用した歌い口と、ファンキーなキャラクターが、キューバ音楽~ラテン音楽では異彩を放っています。本復刻盤は、たぶ …

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FERNANDO ALVAREZ / BOLEROS con BEBO VALDEZ

ベニー・モレーの随唱をつとめ、コンフント・カシーノを経て56年からソロ歌手となったフェルナンド・アルバレスは、早くからフィーリン系作家の曲を好んで歌ったことでも知られます。この1959年のヘマ・レコーズからのセカンド・アルバムでも (“ESTE ES” 〜オリジナルLPのタイトル)、マルタ・バルデス、フランク・ドミンゲス、フェリペ・ド …

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CONJUNTO DE JOSE DOLORES QUINONES / Cntan HERMANOS BERMUDEZ 

昨年(2016年)発売された『フィーリン・ハーモニー』(DISCO CARAMBA CRACD-268)〜フィーリンのなかでもコーラスを含んだ楽曲ばかりを集めたコンピレーションは、かなりレアな音源を含んだ内容でした。本アルバムは、そのアルバムにも1曲「LEVANTATE」を収録したホセ・ドロレス・キニョネース(JOSÉ DOLORES QUINOÑES)のコ …

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LECUONA CUBAN BOYS / BAJO LA LUNA DE CUBA

レクオーナ・キューバン・ボーイズ1955年リリースのオリジナルSP音源(〜1930年代録音)英国COLUMBIA盤10インチLPに “Para Vigo Me Voy (Say Si Si)” を加えたスペインEMI盤10インチLPに、もう1曲 “Anacanoa” を加えたスペイン、ヴィンテージ・ミュージックによる復刻C …

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BERTHA DUPUY

1933年キューバ東部グアンタナモ出身、幼少の頃からラジオで歌い活躍、革命前後はハバナのキャバレーの華やかなステージで活躍したボレロ歌手ベルタ・ドゥプイの50年代後半のもとの思われるLPアルバム “TODA UNA VIDA “〜クバネイからリリースされていた作の復刻盤(曲順が変わっていますが、以前のUNIKO盤よりも音質は良し)。バ …

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RENE ALVAREZ Y SU CONJUNTO / SONANDO EN LA PLAYA

レネ・アルバレスといえば、アルセニオ・ロドリーゲス、フェリクス・チャポティーン、メロディアス・デル・40など名門バンドを渡り歩き、そのキューバ臭濃い歌い口で、歴史に名を残す名歌手。これまで自身の録音は、アルセニオ系のトランペットを配したコンフントをバックにしたものが復刻されていましたが、本作は、チャランガ編成(ヴァイオリン数丁とフルートが入った編成)での自身 …

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CUARTETO D’AIDA

その指向性の多くの部分がフィーリン・ムーブメントと一致していたピアニスト、歌手でもあったアイダ・ディエストロをプロデューサーとして1952年に結成された女声コーラス・グループ、クアルテート・ダイーダの記念すべきファースト・アルバム〜1958年リリースRCA録音『アン・イブニング・アット・ザ・サン・スーシ』が原盤〜なぜか、曲順、ジャケを変えて、表題ナシのスペイ …

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CARLOS ARADO Y SUS ESTRELLAS / CUBAN JAM SESSION, DESCARGAS CUBANAS

キューバのハバナとマタンサスに挟まれたマジャベケ州のMelena del Sur(マレーナ・デル・スール)に生まれ、小さいときからトランペットを始め、オルケスタ・エルマーノス・カストロ、ハバナ・キューバン・ボーイズ、レクオーナ・キューバン・ボーイズという超有名バンドを渡り歩いたカルロス・アラドが、唯一自身の名義で残した超レアなアルバムの復刻CD-Rです。クリ …

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NINO RIVERA Y SU CONJBAND

偉大なトレス奏者であり、アレンジャーとしても多くの業績を残したニーニョ・リベーラが1958年にパナルト・レーベルに残したアルバムのストレート・リイシューです。なぜか、曲順が変わってるし、ジャケも味気ないものになっていますが…(このCDのリリース元、スペインのヴィンテージ・ミュージック、ちょっとクセのある制作姿勢です)。 ともあれ、ニーニョ・リベー …

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CONJUNTO CASABLANCA

コンフント・カサブランカなる全くはじめて聞くバンド名を持つグループの復刻CD-R。有名なクリストバル・アヤアのディスコグラフィーによると、『Rondando tu esquina – Conjunto Casablanca』(Adria-35)のストレート・リイシューのようですが、たぶんその前の原盤は、キューバのインディー・レーベル、プチート(PUCHITO …

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MONGO SANTAMARIA, FRANCISCO AGUABELLA, ETC. / FABULOUS RHYTHMS OF MODESTO 

キューバ人パーカッショニスト、モデスト・ドゥラン名義で1960年頃、Raynote Recordsに『Modesto Duran And Orchestra / Fabulous Rhythms Of Modesto』(RN-5006)として発表した超弩級レア・アルバムの全曲復刻CD-Rです(曲順は入れ替えられています)。キューバのアフロ・ルーツを主眼に置い …

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AL GREY, WALLACE DAVENPORT, ISAURO HERNANDEZ / JAM SESSION GOES LATIN 

カウント・ベイシー楽団で活躍したトロンボーン奏者アル・グレイが、何とキューバ音楽専門のローカル・レーベル、プチートに残したアルバム『JAM SESSION GOES LATIN』MLP-593の全曲リイシュー(オリジナルとは曲順が違う)です。1960年代半ば頃の録音と言われているので、多分すでにプチートもU.S.A.に拠点を移していたはずなので、多分NYあた …

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