さ、北米 / 越僑POP、最後の大物を紹介しましょう。ホアン・オアンは1950年生まれ、戦前のサイゴン(現ホーチミン)で6才の頃から歌って来たヴェテランです。60年代半ばからベトナム戦争終戦直後の75年に渡米するまでに、戦前のサイゴンASIAレーベルに200枚以上のシングル盤を吹き込んだという人気歌手でした。ベトナムの大衆歌謡はカイルオンの劇中歌から発展した …
続きを読むさ、北米 / 越僑POP、最後の大物を紹介しましょう。ホアン・オアンは1950年生まれ、戦前のサイゴン(現ホーチミン)で6才の頃から歌って来たヴェテランです。60年代半ばからベトナム戦争終戦直後の75年に渡米するまでに、戦前のサイゴンASIAレーベルに200枚以上のシングル盤を吹き込んだという人気歌手でした。ベトナムの大衆歌謡はカイルオンの劇中歌から発展した …
続きを読むダーラJファミリーとユニット名も変更、待望の新録アルバム~なんと、前作から6年も待たされました。が、それだけのことはあります。以前から単なるアフリカン・ラップを超えた、セネガル色濃い歌って踊れる高いエンタテインメント性を持ったグループでしたが、「歌える」二人が残ったおかげで、ヒップホップ色を残したまま、セネガル発のンバラ~R&B~レゲエ~POPユニットへと進 …
続きを読むセネガリーズRAP若手ユニット=ダーラJ. 03年作/〜話題を呼びそうなのは、マリからロキア・トラオレ嬢が参加していることでしょうか?そのほか、フランス人ラテン系シンガーのサージェント・ガルシアなんかも参加~USブラックのスタイルから見事にハミ出した西アフリカならではのラップを聞かせてくれます!ンバラRAPもあり!
続きを読むバンド名のGEMとは、”Grand Ensemble de la Mediterranee”(地中海ビッグバンド)の略だそうです。マグレブ、アフリカ、イタリア、スペイン、ポルトガル、ギリシャ、バルカン…の音楽的共通項を探りながら汎地中海のサウンドを構築していこうと言うことなのでしょう。で、ベース、ギター、ウード、ドラム、各 …
続きを読む久保田麻琴率いる日本、マレーシア混成ユニット=BLUE ASIAによる新作です!もちろん主役はミャークの面々〜総勢25名を越す地元宮古の歌い手たち、三線弾きたちの過去音源、ほか地元、島のジャムバンドBlack Waxの面々(紅一点26歳、マリノのサックス素晴らしい!)、SAKEROCKをはじめとする日本の様々なグループで引っ張りだこの人気ドラマー伊藤大地、あ …
続きを読むこれは注目!当店でもベリーダンサー中心に人気のソーラスなど、欧米在住の中東系音楽家や欧米人中東音楽家を10組、12曲収録したプロジェクト。神秘的なスーフィー音楽からベリーダンス音楽、中世音楽まで。ありがちな厚化粧のニューエイジ音楽にならず、アコースティックな民俗楽器のみで、ディープに仕上げている所がミソでしょう。ズルナやネイ等の浮遊感ある音色が、中東ビートに …
続きを読むライのオススメCDです。アルジェリアはオラン出身~リミティの系譜を継ぐというライのヴェテラン女性歌手です。ハレドも自らのコンサートに招くほど敬愛しているそうで、本CDの表題曲は、ハレドも取り上げヒットさせたということです。しかし、砂漠を吹き抜けるようなガスバの音色&複数女性の裏声で震える叫び声が印象的な冒頭タイトル曲、迫力ありますねえ。 ▷試聴可?
続きを読むアメリカ在住の中東系音楽家による汎中東&少々神秘主義入ったベリーダンス音楽ユニットsolaceのリミックスアルバムです。8組のリミキサーはシェビー・サバー以外知られざる面々ですが、原曲をさらに神秘的にアンビエントにニューエイジに、そしてトランスにリミックス成功! Vadalna: Solace Remixed Solace
続きを読む03年作「OMRY MAAK」が当店でも評判だったエジプトのアル・ジール女性歌手の01年作が再入荷。現代のアル・ジール界の中では、かなり繊細な彼女の声質を活かすためか、比較的おとなしめでアコースティックなアンサンブル中心。しっとりとしたアラブ・ポップスをお探しの人は是非。タイトルは “Why Did You Leave Her”の意。
続きを読むエジプトの若者中心に人気のアル・ジールに対して、より庶民的な泥臭さ、演歌らしさが強く、オヤジ世代に人気なのがシャービ。その第一人者ハキムの2002年作は、なんとトランス・グローバル・アンダーグラウンドとナラダ・マイケル・ウォルデンのプロデュース曲含むワールド・ワイド路線!プエルトリコ歌姫オルガ・タニョンや英語ラッパーもデュエットで参加してます!
続きを読むトルコ=民謡系/古典スタイルのハルク人気女性歌手=ギュライ嬢、セカンド・アルバム2002年作です!実に淡々と、サズほかの民俗楽器アンサンブルの中で、静謐な佇まいの歌声を聞かせてくれます。モダン・ハルクによく聞かれる、あの仰々しい低音ヴォーカルではなくて、澄み切った、しなやかなヴォーカルが気持ちイイ!落ち着いた曲想の、バラード風ナンバーばかりを、淡々と歌い綴っ …
続きを読むモントリオールをベースに活動するトルコ人新感覚スーフィー音楽家/DJメルチャン・デデの01年作。メヴレヴィー教団の旋回舞踊儀式SEMAをテーマにしたスーフィー・トライバル・アンビエントです。オーセンティックなスーフィー音楽でありながらもネイ、ケマンチャ、カーヌーンに絡むドラムンベース、ブレイクビーツが斬新です。
続きを読む当時の若手実力派~ナーラーン2003年作です。快調な打ち込み系トラックに民俗楽器をまぶして、重厚なストリングスでシメたバックもOK。ややハスキー、ほどよいコブシまわしが魅力的です。古典的なバラードでは、歌いこみ過ぎない一歩引く旨さを聞かせ、その後の活躍を予感させる出来。
続きを読むババズーラ&マッド・プロフェッサーとブルハン・オチャルの新作で大きく飛躍したイスタンブールのレーベル、ダブルムーンからコンピ第2弾。その2作からは当然ながら、既発の曲もメルジャン・デデがリミックスを施し、「サイケ・ベリーダンス・ミュージック」以降のエレクトロニカ・トリートメント・サウンドに変身!今後リリース予定のDJヤクザのユニットや人気のハレム、イルハン・ …
続きを読む世界最古のキリスト教国アルメニアから謎のアンダーグラウンド・フォーク系SSWの2002年作が届きました。隣国トルコ同様にイケイケトランスなアラベスク風の歌が中心なはずのアルメニアのポップ・シーンですが、こんな硬派な輩もいたとは…。ま、イイ顔してます。バンジョーとアコギ&ジェンベ?をバックに、男臭いフォーク・ソングが歌われてます。独特にアルメニアン …
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