MARIANA BALTAR

サンボ・レコードから06年にデビューした女性歌手。伝統サンバから北東部リズムの曲まで幅広く歌って注目を集めた彼女ですが、この2作めではいよいよ成熟。なかなかの充実アルバムを作ってくれました。冒頭とラストはジョンゴ~アフロ色溢れる作品を挟んで、多彩なサンバ、そしてバイオーンなども取り上げます。木管&カヴァキーニョの使い方がイイですねえ…。横顔ジャケ …

続きを読む>

CYRO MONTEIRO & ELIZETH CARDOSO / A BOSSA ETERNA

Originally released in 1966 & 1969 (2 original LP on 1CD) 1.メドレー:女に弱い俺~甘い恋~マランドロの女~横暴なあなた~後悔~おまえは俺の荷物だ~マダレーナは帰っていった 2.恋に憑かれて 3.もしマリアなら 4.慰めなんていらない 5.花のプレゼント 6.バイーアを思うとき 7.メドレー: …

続きを読む>

PAULINHO DA VIOLA & ELTON MEDEIROS / NA MADRUGADE

『夜明けのサンバ』 2大サンビスタによるサンバの大定番、久々の再発!上品な音で、ショーロの要素もかなり含むのでショーロ好きにもおすすめ。後にナラ・レオンがカヴァーした曲、古典的名曲のメドレーも含み、こういった内容のものはなかなかCDで手に入りません!サンバの作品ではカルトーラと並び注目される名盤です。解説:田中 勝則/歌詞・対訳付/オノ セイゲンによるDSD …

続きを読む>

ROBERTA SA & TRIO MADEIRA BRASIL / QUANDO O CANTO REZA

大好評だった前ライヴ作に続くロベルタ・サーの新作は、ガットギターの名手ゼ・パウロ・ベッケル、バンドリンのロナウド、7弦ギターのマルセロ~から成るショーロ弦楽3重奏の実力派、トリオ・マデイラ・ブラジルとの共演盤/内容としては、バイーアのサンバ系作曲家ロッキ・フェレイラの作品集ということで、クララ・ヌネスをはじめ、アルシオーネ、ゼカP、Mベターニャ等多くのアーテ …

続きを読む>

JOAO GILBERTO & VARIOUS ARTISTS / OS SAMBAS QUE JOAO GILBERTO AMA 『ジョアン・ジルベルトが愛したサンバ』

ボサノーヴァを生んだジョアン・ジルベルトが若き日に大きな影響を受け、名を成した後も、自身のアルバムやライヴにおいて好んで取り上げて来た古典サンバの名曲を、ジョアンが親しんだオリジナル録音のまま集めたオムニバスCDです!その歌唱に大きな影響を与えたというオルランド・シルヴァや、同郷の先輩ドリヴァル・カイーミ等々、名歌手の名唱が数々収められました。そして、ソロ・ …

続きを読む>

MARTINHO DA VILA E SEUS / NEM TODO CRIOLO E DOIDO

歌手歴45年以上を誇る超ベテラン・サンバ歌手マルチーニョ・ダ・ヴィーラは1938年リオ・デ・ジャネイロ生まれ。貧しいファヴェーラ(ゲットー)で少年時代を過ごし、後にサンバチームのヴィラ・イザベルに所属して活躍するようになりました。以後、リオのサンバ・シーンの中心的存在として活躍していることは、ブラジル音楽ファンであればご存知のとおり。また娘のマルチナーリアも …

続きを読む>

MARIA BETHANIA / PIRATA

近年、その長いキャリア中でも最も充実した活動を続けるマリア・ベターニャの2006年に同時発売された2作の新作のうちの一つ/本作は“川”をテーマにした曲のカヴァー集となっている。川の多いサント・アマーロで育ったベターニャ、今作でも「サント・アマーロ」を取り上げている他、カイーミ、カエターノ、ヴァネッサ・ダ・マタ、アナ・カロリーナ等の作品を歌い、ベターニャ流儀の …

続きを読む>

CLEMENTINA DE JESUS / 2 EM 1 ~『昔の人々&私は船乗り』

1902年生まれ、60歳を過ぎてレコーディング・デビューしたブラジル黒人系音楽の重鎮~クレメンチーナ・ジ・ジェズースの代表作2アルバムを収めた1CD(日本語解説付)です。1968年作・晩年のピシンギーニャとの共演アルバム&1973年のサンバ系黒人音楽アルバム~ともに名盤と誉れの高い作でした。

続きを読む>

CIRO MONTEIRO / A BOSSA DE SEMPRE

☆シロ・モンテイロ / 永遠のボッサ “ワールド・ミュージック・ベーシック・コレクション”と銘打たれて、カルメン・ミランダに続き、ブラジルを代表する男性歌手シロ・モンテイロの全盛期録音ベスト・オヴ・ベストが登場!1940年代のポップ・サンバ~ボサ・ルーツ的な歌唱が存分に楽しめる24曲です!

続きを読む>

CARMEN MIRANDA / IMPERATRIZ DO SAMBA 『サンバの女王』

サンバ黄金期を、その華麗な歌声で飾った、ブラジル史上最高の女性歌手カルメン・ミランダの決定的ベスト・セレクション24曲!世界初復刻のデビュー録音も収録、その絶頂期1930年代録音中心の選曲です。とりあえず、手元に置いておきたいCDですね。

続きを読む>

GERMANO MATHIAS / RAIZ E TRADICAO

かつてジルベルト・ジルとの共演作も発表したことのあるジェルマーノ・マチアスは、サンパウロを拠点に活躍した男性サンバ歌手。現在78歳の長老ながら、元気いっぱいの新作を発表してくれました。 >>毎度、無断リンクすみません!

続きを読む>

CARLINHOS VERGUEIRO / VIDA SONHADA

1970年代から活躍するサンパウロのサンバ派SSW、カルリーニョス・ヴェルゲイロの12年末の新作。シンプルかつアコースティックな伴奏で、シブイ声でオリジナル曲を綴ります。40年のキャリアをで熟成された男のサンバ、お見逃しなく!

続きを読む>

LUIZA BORGES / ROMANCEIRO

ルイザ・ボルジスはサンバからノルデスチ、ボサ・ノーヴァ、MPBまでを守備範囲においたヴァーサタイルな若手女性歌手。音楽家の家系に生まれた彼女は6歳より歌を学びはじめるとすぐに高い歌唱力を身につけ、15歳には歌手として本格的に活動を開始したそうです。そして現在、新しいサンバの発祥地として知られるリオのラパ地区を拠点に活動を行っている彼女が、初めて出したアルバム …

続きを読む>

DANIELA SPIELMANN E GERSON POMP / A VIDA VALE A PENA

『ブラジリアン・ブレス』で、日本でもファンの多いブラジルの美形女性サックス奏者ダニエラ・スピエルマンが、実にユニークなアルバムを届けてくれました。叔父のジェルソン・ポンプが書きためたたくさんの詩にダニエラが作曲。それをモイセス・マルケースやアウレア・マルチンスらに歌ってもらおうという企画〜ダニエラの作曲ゆえにどれもショーロの香りがする粋な旋律ばかり。そんな曲 …

続きを読む>

MANO DECIO DA VIOLA / CAPITULO MAIOR DA HISTORIA DO SAMBA

ハッキリ言って名盤ですね!あの『すばらしきサンバの仲間たち』でもシブい声を聞かせてくれていた1947年創立のインペリオ・セラーノの重鎮マノ・デシオの貴重なソロ・アルバム / 1977年タペカール盤LPのオリジナル複刻CDです!自ら作曲したサンバ・エンレードの滋味に溢れるメロディーを、リオの下町風情満点の演奏に乗せ、ゆったりと塩辛い歌声で聞かせてくれます。ジャ …

続きを読む>

go top