MARLENE / TE PEGO PELA PALAVRA

マルレーニは50年代から活躍する女性歌手。当時はサンバ・カンソーン~ボサ・ノーヴァの流れではなく、北東部のリズムの曲などをヒットさせるなど、初期から多彩なレパートリーでブラジル歌謡界をわかせました。本作はそんな彼女が1974年に鬼才アルトゥール・ヴェロカイの伴奏で行われた2枚組ライヴ盤を1枚のCDにまとめたアルバム。ヴェロカイらしいさまざまな要素を取り入れた …

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ARLINDO CRUZ / BATUQUES DO MEU LUGAR

サンバ・ファン期待の一枚がとうとう登場です。 アルリンド・クルースの新作はライヴ。2012年6月にリオで収録されました。先輩カンデイアと共作をたくさん残したルイス・カルロス・ダ・ヴィーラに捧げるライヴ。ゲストにはカエターノ・ヴェローゾ、セウ・ジョルジ、ゼカ・パゴジーニョ、アルシオーネらが招かれています。

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SERGIO SAMPAIO / TEM QUE ACONTECER

これはビックリ。セルジオ・サンパイオが76年にコンチネンタルから発表した現代サンバの名作がワーナーのセリエ・ジスコベルタスから復刻されました。プロデュースがジョアン・ジ・アキーノ(バーデン・パウエルの従弟)とマエストロ・ガヤ。パーカッションにマルサールとゴルジーニョ、フルートのアルタミーロ、クラリネットのアベル・フェレイラ、そしてコーラスにはアス・ガッタスに …

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JOAO HERMETO / LA ONDE EU MORO

ブラジル音楽大賞2012にてエレクトロニック・ミュージック部門を受賞し、いま本国でも話題になっている作品がこれ!現在のラパの新世代サンバ・ムーブメントを代表する5人組サンバ・グループ、チーラ・ポエイラのパーカッショニストとして活躍してきたジョアン・エルメートが中心となり、生のサンバ・パーカッションとエレクトロニック・サウンドをハイレヴェルで融合した先進的なサ …

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FLAVIA DANTAS / DOIS FAROIS

久しぶりに健やかなサンバのヴォーカル・アルバムが登場です。リオ出身の女性歌手フラーヴィア・ダンタスのデビュー作。アレンジを務めるのは旦那さんのベルナルド・ダンタス。グルーポ・セメンチでギターを担当する俊英で、ここでも実に品の良い、ポップかつ伝統のツボを押さえたアレンジを楽しませてくれます。が、このアルバムの魅力の中心は、奥方のフラーヴィア。微笑みを感じさせる …

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ABAYOMY AFROBET ORCHESTAR

サンバ・ロック MEETS アフロ・ビート!?アバヨミ・アフロビート・オーケストラはリオ・デ・ジャネイロにて2009年に結成されたブラジル初のアフロビート・バンド。結成されるや否や様々な場所に呼ばれては熱い演奏を繰り広げ人気を獲得、ついにはブラジルのもう一つの音楽の中心地サンパウロでも高い注目を集めるまでになった。そんな彼らのファースト・アルバムである本作で …

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ALMIR GUINETO / CASTAO DE VISITA

パゴージ全盛期の80年代に一躍大スターに躍り出た男性歌手アルミール・ギネト。しばらく病気で療養中とのことでしたが、ここで久しぶりに復活くれました。その再帰作がこれです。ストリート感覚が強いダーティな歌声が魅力だったアルミール。このアルバムもそんな歌声がたっぷり楽しめる内容に仕上がった模様です。

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ANGELA EVANS / UM POUCO DE MORRO OUTRO TANTO CIDADE SIM

ミナス・ジェライス州出身のアンジェラ・エヴァンスは16歳でプロとしてデビュー、国内外で活躍を見せるようになった若手女性歌手だそう。数年前に録音した本作は不運にも、なぜか発売中止となってしまったそうですが、この度ようやく再発 / 国内配給されることになりました。~エルトン・メデイロス、ネイ・ロペス、ウィルソン・モレイラ、クラウジオ・ジョルジ…、とい …

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NINA WIRTTI / JOANA DE TAL

一昨年来、当店のブラジルものベストセラーです!こちらはブラジル最南端リオ・グランジ・ド・スール出身ながら、リオで育ったという新世代女性歌手、ニナ・ヴィルッチの新作です!これはイイですねえ、ブラジル音楽の基本中の基本、生ギター&ヴォイスの世界が、アコースティックかつレトロに広がっています。 ~信頼のブログ・当方無断リンク先(?)でも絶賛です!ギターとベース、バ …

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V.A. / SAMBA E ISTO 2

★V.A./サンバ・エ・イスト 2 サンバの決定盤がついに復活した。1986年から91年まで、リオ・デ・ジャネイロで行われた伝説的レコーディングの集大成とも言えるアルバムの第2弾。ギリェルミ・ジ・ブリート、ネルソン・サルジェント、カルロス・カシャーサといった、カルトーラ直系のマンゲイラ・サンバ。さらにマリーザ・モンチも愛するヴェーリャ・グアルダ・ダ・ポルテー …

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CARLINHOS VERGUEIRO / CONTRA-ATAQUE, SAMBA E FUTEBOL

2000年作のリイシュー/サンパウロ出身のベテラン・サンバ作曲家/歌手のカルリーニョス・ヴェルゲイロ~ワールドカップの開催ごとに再発される人気盤(今頃届きました?)、サッカーをテーマにした作品ばかりを歌ったアルバムで、もちろん多くは自作で新曲~ジーコ、ライー、ロマーリオなど、ブラジルの歴代の名選手たちを称えた曲が次々に並びます!

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CRISTINA BUARQUE & HENRIQUE CAZES / CANCOES DE NOEL ROSA

1937年に26歳で夭逝してしまった天才作曲家~サンバの黄金時代をリードし、亡くなるまでに300曲もの作品を残しています。本作はそんなノエール・ローザの作品をクリスチーナ&エンリッキが二人だけで歌い綴ったアルバム(1995年作と2001年作の2枚のCDのカップリング・リイシューとなります)。エンリッキのギターに乗せて、ノエールらしい軽快さに後押しされ、メドレ …

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NILZE CARVALHO / O QUE E MEU

ショーロの子供バンドリン奏者としてデビュー。その後、日本でも活動し、帰国後はリオのサンバ・グループ等で活躍中のニルジ・カルヴァーリョ~そんな彼女は早くも芸歴30周年!その記念アルバムを発表してくれました。もちろんサンバ中心の歌ものアルバム~自作曲も披露してくれています。

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TIAOZINHO DA MOCIDADE / MULEKE TIAO

男臭いサンバ?好きにはお勧めの1枚~リオのエスコーラ名門 / リズム隊の充実で知られるモシダージ・インディペンデンチ・ジ・パドリ・ミゲル~同チームのエンレード作家でもあり、長年多くのサンバ・レコーディングにプロ・サンビスタとしても携わってきた職人チアォンジーニョ・ダ・モシダージのデビュー・アルバムです!ちょっと投げやりな歌が年季も感じさせる?カリオカらしい充 …

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