ALMIR GUINETO / CASTAO DE VISITA

パゴージ全盛期の80年代に一躍大スターに躍り出た男性歌手アルミール・ギネト。しばらく病気で療養中とのことでしたが、ここで久しぶりに復活くれました。その再帰作がこれです。ストリート感覚が強いダーティな歌声が魅力だったアルミール。このアルバムもそんな歌声がたっぷり楽しめる内容に仕上がった模様です。

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ANGELA EVANS / UM POUCO DE MORRO OUTRO TANTO CIDADE SIM

ミナス・ジェライス州出身のアンジェラ・エヴァンスは16歳でプロとしてデビュー、国内外で活躍を見せるようになった若手女性歌手だそう。数年前に録音した本作は不運にも、なぜか発売中止となってしまったそうですが、この度ようやく再発 / 国内配給されることになりました。~エルトン・メデイロス、ネイ・ロペス、ウィルソン・モレイラ、クラウジオ・ジョルジ…、とい …

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NINA WIRTTI / JOANA DE TAL

一昨年来、当店のブラジルものベストセラーです!こちらはブラジル最南端リオ・グランジ・ド・スール出身ながら、リオで育ったという新世代女性歌手、ニナ・ヴィルッチの新作です!これはイイですねえ、ブラジル音楽の基本中の基本、生ギター&ヴォイスの世界が、アコースティックかつレトロに広がっています。 ~信頼のブログ・当方無断リンク先(?)でも絶賛です!ギターとベース、バ …

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V.A. / SAMBA E ISTO 2

★V.A./サンバ・エ・イスト 2 サンバの決定盤がついに復活した。1986年から91年まで、リオ・デ・ジャネイロで行われた伝説的レコーディングの集大成とも言えるアルバムの第2弾。ギリェルミ・ジ・ブリート、ネルソン・サルジェント、カルロス・カシャーサといった、カルトーラ直系のマンゲイラ・サンバ。さらにマリーザ・モンチも愛するヴェーリャ・グアルダ・ダ・ポルテー …

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CARLINHOS VERGUEIRO / CONTRA-ATAQUE, SAMBA E FUTEBOL

2000年作のリイシュー/サンパウロ出身のベテラン・サンバ作曲家/歌手のカルリーニョス・ヴェルゲイロ~ワールドカップの開催ごとに再発される人気盤(今頃届きました?)、サッカーをテーマにした作品ばかりを歌ったアルバムで、もちろん多くは自作で新曲~ジーコ、ライー、ロマーリオなど、ブラジルの歴代の名選手たちを称えた曲が次々に並びます!

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CRISTINA BUARQUE & HENRIQUE CAZES / CANCOES DE NOEL ROSA

1937年に26歳で夭逝してしまった天才作曲家~サンバの黄金時代をリードし、亡くなるまでに300曲もの作品を残しています。本作はそんなノエール・ローザの作品をクリスチーナ&エンリッキが二人だけで歌い綴ったアルバム(1995年作と2001年作の2枚のCDのカップリング・リイシューとなります)。エンリッキのギターに乗せて、ノエールらしい軽快さに後押しされ、メドレ …

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NILZE CARVALHO / O QUE E MEU

ショーロの子供バンドリン奏者としてデビュー。その後、日本でも活動し、帰国後はリオのサンバ・グループ等で活躍中のニルジ・カルヴァーリョ~そんな彼女は早くも芸歴30周年!その記念アルバムを発表してくれました。もちろんサンバ中心の歌ものアルバム~自作曲も披露してくれています。

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TIAOZINHO DA MOCIDADE / MULEKE TIAO

男臭いサンバ?好きにはお勧めの1枚~リオのエスコーラ名門 / リズム隊の充実で知られるモシダージ・インディペンデンチ・ジ・パドリ・ミゲル~同チームのエンレード作家でもあり、長年多くのサンバ・レコーディングにプロ・サンビスタとしても携わってきた職人チアォンジーニョ・ダ・モシダージのデビュー・アルバムです!ちょっと投げやりな歌が年季も感じさせる?カリオカらしい充 …

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ALEH / ALEH + SAMBA

前作から約6年ぶりというアレー待望の新作!バテリアの効いたアコースティックなサンバ編成を基本にしつつも、曲ごとにクラリネットやキーボードを取り入れたバッキングも自然体でクォリティーが高く、男臭くてソウルフルで肩肘張らないヴォーカルもOK!サンバ・ソウル・ファンは必聴ですね。

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V.A. / LE SAMBA CONTEMPORAIN

マヌーシュ・スウィングやジャズ、シャンソンやミュゼットなどテーマに沿った二枚組コンピ盤や、最近ではSIR ALI GIRLSの再発などで注目されるフランスのフレモー&アソシエ社がブラジルのCPU-UMESの音源を元にした現代サンバの編集盤をリリース。映画「モロ・ノ・ブラジル」にも出演していたワウテル・アウファイアッチをはじめ、サンパウロの良心キンテート・ブラ …

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FUNDO DE QUINTAL / NOSSA VERDAD

元祖パゴージ・グループの2011年作は「私たちの真実」というタイトル。敏腕リルド・オーラのプロデュースで、これまで以上に練り上げられたサウンドを楽しめると評判です。変わらぬパゴージの味わいにコクが加わりました!

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DUDU NOBRE / SAMBA AQUI JA ESQUENTOU

ここじゃサンバはもう熱くなったぜ!~そんなタイトルの2011年新作はサンバ界の貴公子ドゥドゥ・ノブレの新作です。もちろんスタジオ作品。カーニヴァルを多分に意識した新曲にまじって、カルトーラ作品も取りあげて大人っぽさも楽しませてくれています。サンバ好きにはオススメ!

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ARLINDO CRUZ / BATUQUES E ROMANCES

人気が高い現代サンバを代表する歌手 / 作曲家アルリンド・クルースがソニーに移籍後の第一弾を発表~ゼカ・パゴジーニョとエジ・モッタがゲスト参加。収録された作品はほとんどオリジナル新曲で、テレーザ・クリスチーナやネイ・ロペスとの共演も用意されています!

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V.A. / UMA FLOR PARA NELSON CAVAQUINHO

2011年は偉大なサンバ作曲家/歌手ネルソン・カヴァキーニョ(1986年没)が生まれてちょうど100年目~いまだ多くの歌手たちにその作品が歌われ続けているネルソンですが、そんな節目の年を記念して発売されたのがこのトリビュート・アルバムです。生前ネルソンと親交があったベッチ・カルヴァーリョやアルシオーネ、レシ・ブランダンらから、アルナルド・アントゥーネス、アン …

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SANSA TRIO / VOL.2

このリリースのための新マスタリング/オリジナルLPを忠実に再現した紙貼付型特殊ジャケット仕様 /初回完全限定生産~ついに世界初復刻、アイルト・モレイラ参加の『サンサ・トリオ Vol. 2』! ジャズ・サンバ黄金期ならではの高水準作品。ジョゼ・ブリアモンチのピアノが冴えます!

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CANDEIA / SAMBA DE RODA

モダーン・サンバの重鎮と呼ばれ、1960~70年代に強力なリーダーシップでサンバ・シーンを牽引しながら78年に43歳の若さで亡くなってしまったカンデイア~60年代にサンバ・チームのポルテーラで頭角を現し、70年代にソロ・デビューを果たした彼の初期音源が、この度ジスコベルタから再発されました。サード・アルバム『サンバ・ジ・ローダ』は75年に発表された作品、バイ …

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NOEL ROSA / NOEL POR NOEL

現代ブラジル音楽の元祖といえるノエール・ローザ。1930年代に活躍し、26歳の若さで亡くなった彼のアルバムは、ライスからも出ていますが、これは1930年代に自分自身で歌った録音ばかりを集めた編集LP(1971年発売)の復刻。ノエールのシンガー・ソングライターとしての一面にスポットを当てた作品です。ファンには嬉しい再発ですね。

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V.A. & O.S.T. / O SAMBA CARIOCA DE WILSON BAPTISTA

リオで話題を呼んだクラウディア・ヴェントゥーラ&ロドリゴ・アルズギールらによるウィルソン・バティスタの音楽的生涯を演じた同名ミュージカルにちなみリリースされた企画盤(ウィルソン生前の未発表曲も発掘されたミュージカルだそう)~CD1にはエルザ・ソアレス / ローザ・パソス / ウィルソン・ダス・ネヴィス / タンチーニョ / マルコス・サクラメント / ゼリア …

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ERNEST PIRES / MESTICO

ユニークなサンバ・アルバムが登場しました。パゴージではないし、ラパ新世代でもないし、もちろんエスコーラとは無関係~このファンキーでアフロなサンバはジェラルド・ペレイラとバーデン・パウエルのサンバの直系という風で、プロデューサーはバーデンの従弟ジョアン・ジ・アキーノ。それでもノビノビしたスウィング感はまさに新世代を感じさせます。ジョアン・ジルベルトがかつて尊敬 …

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