TAMIKREST / TOUMASTIN

前作も当店でロングセラーとなったタミクレスト~ティナリウェンのフォロワー・バンド / 砂漠のブルース若手による新作~セカンド・アルバムが早くも届きました!前作にあったサイケ・ロック?風味はやや後退して、よりディープなブルーズ・ロックっぽいテイストで迫ってくれます。そのギターのトーン、ワウワウやミュート、トレモロ使いによる変化も聞き物、ロック OR ブルーズ・ …

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TERAKAFT / ARATAN N AZAWAD

〈砂漠のブルースの雄〉ティナリウェンの新旧メンバーも在籍してきたマリの人気グループ、テラカフトが約2年半ぶりに放った新作です。これまで頑なにパーカッションの導入を拒んできた彼らでしたが、この3作目ではついにそれを解禁~よりバンド・アンサンブルの充実が図られるようになっています。が、彼らが当初より持ち合わせてきた反骨精神はこれまで通り健在~ストイックなまでに塩 …

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BALLAKE SISSOKO, VANCENT SEGAL / CHEMBER MUSIC

コラの巨匠とチェロのヴァーチュオーゾによる、アコースティック&ストリングス音楽インテリアのような室内楽~ジャズとクラシック、パリのモダンとアフリカの伝統、アートと瞑想、洗練と成熟、知性と和みがインプロヴィゼーションに溶け合います。人種の坩堝パリで、西アフリカ・マリの伝統楽器コラの巨匠と、絶大な人気を誇る仏のチェロ奏者/プロデューサーの二人が出会って生まれた“ …

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SIDI TOURE & FRIENDS / SAHEL FOLK

シカゴ音響派のレーベルという観の強かったUSスリル・ジョッキーからのリリース~マリのグリオ/ヴェテラン=シディ・トゥーレ(元ソンガイ・レジオナル・ナシオナル・オルケストル!ソロとしては、こちらが2作目)によるアコースティック・デュエット・アルバム~それぞれの曲にそれぞれのゲストを迎え、淡々と宅録されたシディのギター弾き語り&コラやンゴニ、クンティギ等~様々な …

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KHAIRA ARBY / TIMBUKTU TARAB

故ハイラ・アルビーのファースト・アルバム、久々の再入荷です! なるほど、ティンブクトゥ(もしくはトゥンブクトゥ、あるいはトンブクトゥ)のアレサ・フランクリンとはよく言ったものです(って、誰も言ってない?)。そのマリ共和国のティンブクトゥといえば、古くからのトゥアレグの交易都市~あのティナリウェンの拠点があることでも知られていますが、そのティンブクトゥのみなら …

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MAMADOU DIABATE / COURAGE

全編でコラの独奏を披露した前作『ドゥガ・マンサ』が見事、グラミー賞最優秀トラディショナル・ワールド・ミュージック・アルバムに輝いた、若手ナンバーワン・コラ奏者、ママドゥ・ジャバテが待望の新作を発表してくれました。1975年にマリで生まれた彼は、あのトゥマニ・ジャバテの甥にあたり、父親も名のあるコラ奏者で、いわばコラ界のサラブレッド~5作めとなる本作ではマリの …

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AMADOU & MARIAM / WELCOME TO MALI

ティケン・ジャー・ファコリー、キザイア・ジョーンズ参加!で、冒頭のパフュームばりのテクノ・マンディング・デュオにビックリ、が、2曲目からはエレクトロ&POPなサウンドをまぶしつつも、いつものアマドゥ&マリアムが顔を出します。ご安心あれ、少しばかりのオーヴァー・プロデュースはものともしない存在感!?を感じさせます。ギター&デュオ・ヴォーカル、マリの盲目夫婦デュ …

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SEKOU KOUYATE / FASSAN DIARABY

前1998年作の、むせぶようなアーシーな出来上がりとは違って、かなり整理された感じ、とはいえ、ディープなマンディング・カラーは相変わらずです。生ギター&ンゴニ&各種パーカションのアンサンブルを中心に、やや掠れたセクーのヴォーカル&男女混声コーラスがかぶさります。初めはちょっと、歳とったかな、と思いましたが、聞き込むほどに、奥行きのある枯れた音世界が広がってい …

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TERAKAFT / KEL TAMASHEQ

砂漠のブルースの王者ティナリウェンとも縁の深いバンド、テラカフトの4作目。砂漠の民として知られるトゥアレグ人を中心に構成されている彼らは2007年にデビュー。創始メンバーの一部がティナリウェンの元メンバーであることから「ティナリウェンの弟分」として紹介され大きな話題を集めました。そして新メンバーになって2枚めとなった本作では、なんとティナリウェンのプロデュー …

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SIDI TOURE / KOIMA

前作がUSスリル・ジョッキーからのリリースされたマリのソンガイ人グリオ、シディ・トゥーレ(元ソンガイ・レジオナル・ナシオナル・オルケストル!)のセカンド。今度もスリル・ジョッキーからのリリースです。前作が他者とのデュエット集だったのに対して、今度は彼の故郷であるマリの交易都市ガオに戻り、彼の妹や友人の音楽家たちを集め、一発録りされたソンガイ・ソングス集。ソン …

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ZANI DIABATE / TIENTALAW

“マリ音楽の生き字引”とまで称された音楽家ザニ・ジャバテが脳疾患のため2011年1月に亡くなってしまいました。グリオーの名門一族に生まれた彼は伝統楽器の演奏を早くから修得し、16歳にはマリ国立バレエ団に入団。さらにマリで初めてのプライヴェート・オーケストラとなるジャタ・バンドを結成するに至ったパイオニアの一人です。以後マリ音楽をリード …

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LE MYSTERE JAZZ DE TOMBOUCTOU

毎度無断リンクすみませんですが、>こちらを参考にしていただいたら、よ~くわかるかと思います。その名の通り、マリのトゥンブクトゥのバンドということですが、知りませんでしたねえ…。過日、当店でもベスト・セラーとなったカンガ・ドゥ・モプティとかが好きな人は聞きなさい、と、CDのパッケージに貼られたシールに書いてあります。マリのローカルバンドを13アイテ …

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DIENEBA SECK / MANGHOYA FOURA

懐かしいですねえ!6年ぶりでしょうか?仏コバルト盤で愛聴された方も多いでしょう。これが欧州リリース3作目(たぶん)となりますが、現地ではコンスタントにリリースされているはず。マリのバマコ出身で、女優として活躍し、歌手としても開花したジェネバ・セックの2011年バマコ録音新譜!セクー・クヤーテに師事しグリオの伝統をみっちり身につけた人ですが、今作でもその魅力は …

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ALOU FANE’S FOTE MOCOBA / KAMALAN N’GONI, DOZEN N’GONI

★アル・ファネズ・フォテ・モコバ / カマラ・ンゴニ, ドゾ・ンゴニ 本作はマリ/ワスルのカマレ・ンゴニを世界に知らしめた充実作ですね!元シュペール・ジャタ・バンドの中心人物(ジャタ・バンド参加前にもキャリアあり)、本CDの主、アル・ファネズ・フォテ・モコバは、カマレ・ンゴニの名手として伝説的人物。個人的には、このアルバムを聴いて、モロッコはグナワのゲンブリ …

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