NATASSA BOFILIOU / BABEL

2013年末の>ミニ・アルバムはPOP〜ROCK系のテイストでしたが、ちょっとお痩せになって、女ぶりの印象も違ってしまいましたが(より美人に?)、なんだかこれまでのキャリアを刷新するような意欲作になったんじゃないかと思われる2016年秋の新作です(レーベルも今話題の新興 FEELGOOD へ移籍)。で、タイトルの”バベル” は何を意味するのか?よ …

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GEORGE DALARAS, VANGELIS & VASSILIS KORAKAKIS / THALASSINA PALATIA

  親父3人、イイ感じですなぁ。〜オヤジ呼ばわり、一国を代表する歌い手に対してして礼を欠く、とか、お上品なこと言わないで下さいね。一国を代表しようがしまいがレベーティスの歌は、港街の酔いどれや荒くれのためにあったんですから、もともと。そんな心意気が、未だダラーラスの歌に宿っているからこそ、遠い日本でも人気があるわけで、その辺のカラオケ御用達歌謡(の …

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YIANNIS PARIOS / ELA MOU HAMOGELA MOU

エルトン・ジョンかと思ったら、ロマンティック・ライカの帝王、ヤニス・パリオスの新作でした!しかし、人間変わるものだなあ…、と、人のことは言えませんが、ロマンティックさに枯れた風合いも加わり、イイじゃないですか!エーゲ海で生まれ、ニシオーティカを聞いて育ち、60年代末から歌いはじめ、71年のアルバム・デビュー、そして、おそらく本盤で48作目!ま、こ …

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RENA MORFI / SOULI ANATOLIA

なんだか、ジャケを見ていて懐かしいような気分になったのは、藤の椅子に足を組んで腰掛けている姿が、エマニュエル夫人に見えたからかも知れませんね(って、通じない? いやいや、そんなことないでしょ、当店高齢化顧客の皆様におきましては…?)。 それはともかく、こちらはアテネの北300キロと少し、港町のヴォロス出身、アテネ大学で考古学を学んだという今年30 …

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MANTO / MANTO II

マード、1987年デビュー、ギリシャ神話の女神の名を名乗るミスティックなムードの女性歌手、既にヴェテランと言ってもいいと思いますが、本08作はPOP調のアルバム、そこはかとないライカ風味が面白い作となっています。 1 Δως Μου Λόγο Να Σωθώ 2 Στάχτη 3 Λιμάνι Δίχως Θάλασσα 4 Δεν Είσαι Εκεί 5 …

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KRISTI STASSINOPOULOU & STATHIS KALYVIOTIS / NYN

ギリシャのアンダーグラウンド・ミュージック・シーンの歌姫が、混迷の母国に捧げる歌  ギリシャの伝統音楽とサイケデリック・ロックやパンク・ロック、エレクトロニカなどを融合させた独自の音楽スタイルで世界的に高い評価を得る、ギリシャ・アンダーグラウンド・ミュージック・シーンのカリスマ、クリスティ・スタシノープルの4年振りの新作が登場した。本作のテーマは経済危機に端 …

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EVANTHIA REBOUTSIKA, TASSOS BOULMETIS / NOTIÁS

女流作曲家、エヴァンシア・レブーツィカによる、映画サウンドトラック盤、2曲収録のヴォーカル入ナンバーの作詞をしているのが、タソス・ブルメティスということになります。映画の内容はわかりませんが、南アフリカ大陸と関係あるんでしょうか?タンゴや、ギター・ボレロも収録されています。 基本、この人は、作曲家ですので、ここでは歌っていませんが、多くの映画やTVサントラを …

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VASILIS FLOROS & V.A. / ALMAGESTI ENOS HAMALI

こちら、惜しまれつつ廃盤になってしまった若手作曲家 / SSWのヴァシリス・フローロスの>デビュー作から4年ぶりにリリースされた、2015年年末のセカンド・アルバム、再入荷です。港町テサロニキ録音ということで、ジャケの写真は古都テサロニキの中心近く、カパニ市場のアーケードでしょう…、人で賑わう時間帯でなく、誰もいなくなった深夜?の光景をジャケにするところ、こ …

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VIKTORIA TANKOULI / (A), enteka tragoudia tou hristos theodorou

  ヴィクトリア・タゴーリ、09年のファースト・アルバムです。その後も作曲家としてタゴーリのパートナーとして付きそうフリストス・セオドルの11曲を歌う作、それぞれの作詞は以下曲目表の通り。“(a)”というタイトルの意味は不明ですが、サブ・タイトルはわかりやすくて、“フリストス・セオドルによる11の歌” ということで…まんまですね。ミュー …

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