SOFIA PAPAZOGLOU, PANAGIOTIS KALANTZOPOULOS

ソフィア・パパゾグルーがパナギオティス・カランゾプロスの曲を歌った2004年作。タイトルは “木曜の午後”。トランペット、アコーディオン、クラリネット多用の素晴らしいバック、ソフィアならではのさり気なくも情の感じられる素晴らしい歌! お御足ジャケも素晴らしい? 1 Δεν Έχει Ταξί 3:59 2 Φιλιά, Φιλία 3:46 3 Λάθος …

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BABIS BAKALIS ‎/ 50 HRONIA LAIKO TRAGOUDI

バビス・バカラス(1920−2007)は、1950〜60年代に活躍したブズーキ&バグラマー奏者にして作曲家、グリゴリス・ヴィツィコツィスやストラトス・ディオニシウのバックを努め曲を提供したことで知られます。本CDは彼の作曲した(おそらくブズーキorバグラマーも奏でている)ヒット曲集となります。名の知られた歌い手たちが多く並びます。 1 Pános Gaval …

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KATERINA SKORDALAKI ‎/ REMBETIKA, Sto Kafe Aman

この地味なジャケットがすべてを物語っていますね、カテリーナ・スコルダラキ、歳はわかりませんが、クレタのイクラリオン生まれで、現在はアテネで歌っているそうです。本作1998年のレベーティカ・アルバムと同レーベルから、もう1枚、客演曲やシングル曲を集めた編集盤、そして、おそらくは80年代に島唄を歌ったカセット・アルバムが1枚、そして、2017年にインディー制作で …

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GRIGORIS BITHIKOTSIS ‎/ ME TON GRIGORI, oi protes ekteleseis

グリゴリス・ヴィティコツィス(1922-2005)、ギリシャを代表する歌い手の一人であり、1947年から作曲を始め、生涯200以上の曲を残した作曲家でもありました。レコーディング・デビューは1955年、150を超えるシングル盤と、共作を含めれば30枚近いアルバムを残しています。マルコス・ヴァンヴァカリスからヴァシリス・ツィツァーニス、スッテリオス・カザンティ …

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DIMITRA PAPIOU / PARAVOLES

トラキアのドラマ出身、1960年生まれ、テッサロニキのナイトクラブで歌い始め、1990年にファースト・アルバムをリリース、2010年の>6枚目のアルバムが当店で大ヒットしましたが(?)、いつの間にか新作が出ていました。8年ぶり、2018年の末頃に出ていたようですが、完全自主制作、不覚にも気づきませんでした。お顔にラップかかってるし…。 タバコとお …

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DEMY / RETRO SPECTIVE

    1 Αν Θυμηθείς Το Όνειρό Μου 2 Μια Αγάπη Για Το Καλοκαίρι 3 Μυρτιά 4 Μη Μιλάς Άλλο Γι’ Αγάπη 5 Να Με Θυμάσαι Και Να Μ΄ Αγαπάς 6 The Honeymoon Song

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STRATIS SKARAKIS / MONO TI NYCHTA THALASSA

ギリシャ “船ジャケ” に駄作ナシ!? 1988年クレタのキサモス生まれのヴァイオリン奏者にして歌い手、ストラティス・スカラキスによるクレタ民謡アルバム / デビュー作ですね。クレタの先輩ミュージシャン達のちからを借りて、録音に2年をかけたという力作だそうです。潮風に鞣されたような通りよい歌声と、時に奔放なヴァイオリン・プレイが聴きものです。 Skaraki …

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IOULIA KARAPATAKI, FOTIS SIOTAS & THODORIS GONIS / TA DEUTERA

タイトルは “セカンズ”、ジャケットを見る限り、仮面夫婦なのか、それともクラフトワーク? なのか、どうにも、よくわかりませんが、女性歌手のイウリア・カラパタキと、作曲&ブズーキのフォティス・シオタス、そして作詞家、ソドリス・ゴニスによる共同アルバム新作です。 なんだか、淡々としていますが、今時、伴奏も歌も一緒に一発録りしたアルバムだそう(なので、“クラフトワ …

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KAITI GREY / AXECHASTES EPITYCHIES

1924年、サモス島生まれ、1952年レコーディング・デビュー(シングル録音)、テッサロニキのストラトス・ディオニシウを見出し、アテネに呼んだことでも知られますが、ほどなくステリオス・カザンジディスと私生活&音楽活動ともパートーナーを組み(マリネッラの前ですな)、5年の後、カザンジディスと別れ、人気俳優、アンドレアス・ヴァルクリスと婚約するも、海運業者、コス …

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FOTEINI MAVRAKI / TA VASANA ME ZOSANE

フォティニ・マヴラキ、1962年に14歳でシングル・デビュー、63年には500人中3人のオーディションでエリア・カザンのギリシャ撮影の自伝的映画『アメリカ・アメリカ』に出演したそうです。60年代を通じて、旺盛にシングルを吹き込み、69年にファースト・アルバム、79年までに合計11枚のLPアルバムをリリース、ダラーラスやハリスも彼女の歌のファンで、その作品をカ …

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STRATOS DIONYSIOU ‎ / O LAOS TRAGOUDI THELEI, BEST OF

改めまして、ストラトス・ディオニシウ(1935-1990)、両親はアナトリアからの帰還者、中央マケドニアのニグリタ生まれ、12歳のときテッサロニキへ、ハタチにして幼なじみと結婚。仕立て屋さんやマーケットで働きながら、小遣い稼ぎにとナイトクラブで歌い始めると評判になり、24歳でアテネへ、当時、既にスター的存在だったケイティ・グレイに見いだされ、シングル・デビュ …

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THEMISTOKLIS KARPODINIS / KONTRAMPATZIDES

エーゲ海の臍、パロス島の出身にて伝統音楽を学んだ俳優にして歌い手、テミストクリス・カルポヅィニスのデビュー作!大型新人の予感(けっこう歳いってるかもしれませんが…)。 それにしても新人の新録とは思えない?この堂々たるレベーティスぶり、実にカッコイイじゃないですか!20世紀前半、アテネの外港、ピレウスの阿片窟から生まれたレベーティカに熱い想いを寄せ …

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V.A. & PANTELIS ABAZIS / ANOTATI ZAMPETIKI

パデリス・アバジスのプロデュース&作詞、ステリオス・サフィリゥのブスーキによって、アシリス・レカス、クリスティアーナ、パデリス・サラシノス、ミハリス・ディミトリアディス、そしてパデリス・アバジスら10人が歌った“ヨルゴス・ザべータスのメロディー”、ということで、ブズーキの名手にして作曲家、ヨルゴス・ザべータス(1925-1992)のブズーキ・メロディーに、新 …

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DOMNA SAMIOU / PARADOSIAKA KALANTA AP OLI TIN ELLADA

ドムナ・サミウ(1928-2012)アテネの郊外、トルコからの帰還難民の居住区に生まれ、その母はスミルナからの帰還者でした。後年、ギリシャ民俗音楽研究家 / フィールドワーカーにして演奏家、歌い手でもあった女性研究者となりました。そんな彼女がフィールドワークした、様々な土地のクリスマスソングやクリスマス関連の録音、子どもたちの歌など集めた2CD。ヴィザンティ …

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GEORGE DALARAS & GIOTA LYDIA / KALIMERA KYRIA LYDIA

Originally released in 1984 on LP 本作『おはよう、ミセス・リディア』でヨータ・リディアと共演したヨルゴス・ダラーラスが、オリジナルLPの裏ジャケに記したヨータへの “ラヴ・レター” を意訳してみました。ご参考になるかどうか…、 「おはようございます、リディアさん、あなたのことは幼い頃から知っています。あなたの曲は、>カイティ …

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